女性特有の薄毛「ヘアロス」とは、加齢や生活習慣などが原因で毛髪全体が薄くなったり、髪の毛が細くなったりすることを指します。
男性の”ハゲ”とは違い、女性の”ヘアロス”は地肌が露出するほど脱毛することはありません。
ですが髪の毛全体が細く、コシがなくなったり、抜け毛が増えてしまい、地肌が透けて見えることもあります。
そんなヘアロスが注目されるようになったのが、東京ビューティークリニックのCMです。
「最近、髪がキマらない?
もしかして”ヘアロス”かもよ」
…と、したり顔で語りけるオアシズの大久保さん。
一度は観たことががあるかもしれません。
今回は女性特有の薄毛”ヘアロス”の症状や原因、ヘアロスによる毛髪の変化を改善する方法を紹介したいと思います。
女性の薄毛「ヘアロス」の意味や症状
ヘアロス=Hair loss=髪を失う
「ヘアロス」は東京ビューティークリニックのCMで使われている言葉で、ただ意味だけを解釈するなら「薄毛」や「脱毛症」といったニュアンスになります。
ですが、より的確に解釈するなら「健康的でハリ・コシのある髪の毛が失われる」という意味合いを持って使われています。
「なんだか頭頂部の頭皮が目立つようになってきた」
「髪がまとまらなくなったし、切れ毛や枝毛が増えた」
「ドライヤーや整髪料を使ってもヘアスタイルが維持できない」
「昔に比べて”綺麗な髪”じゃなくなってきた」
このように、多くの女性が年齢を重ねるごとに、ヘアロスを実感しているのではないでしょうか。
では、女性のヘアロスが進行すると髪がキマらなくなるのは何故でしょうか?
それは髪の毛が細くなってしまい、コシやハリが失われてしまうからです。
髪が細くなると、髪質もふにゃふにゃになってしまい、どうやってもキマりません。
男性は加齢によって抜け毛が増えて、シンプルにハゲる!!見た目にもわかりやすい変化ですね。
ですが女性の場合は、少しずつ髪の毛が細くなっていき、ヘアスタイルがキマらなくなっていったり、全体のボリュームが低下していきます。
女性のヘアロスは進行性!!
そのまま放置しておけば、抜け毛の量が増えて頭頂部からだんだんと薄毛が進行していき、頭部全体の地肌が目立つようになっていきます。
これがFAGA(女性男性型脱毛症)やびまん性脱毛症と呼ばれる状態です。
男性の薄毛は遺伝や男性ホルモンが原因で、その改善はなかなか難しいもの。
ですが、女性のヘアロスは正しく対処すれば、その改善は男性よりも遥かに簡単です。
というのも、女性はもともと髪の毛を豊かにする作用を持った女性ホルモンが多く分泌されているからです。
進行性のヘアロスを改善するには、初期段階のうちから適切な対処をする必要があります。
ヘアロスが進行して頭皮が目立つ状態から改善するよりも、初期の段階でケアした方が、健康な髪の毛を取り戻すスピードも確率も段違いです。
ヘアロスの初期症状
- シャンプーをした後の抜け毛がいつもより多い
- 分け目が薄くなり、地肌が目立つようになった
- 髪の毛が細くなり、スタイリングしづらくなった
- おでこが広くなってきた
女性のヘアロスをしっかりと改善するためにも、ヘアロスが引き起こされる原因を知っておくのはとても大切。
次はヘアロスの6つの原因とその対策を紹介します。
ポイント
ヘアロスとは健康的な髪の毛が失われること!
しかもヘアロスは”進行性”なので、放置しておくと症状が悪化してしまう可能性があります。
ですが、初期の段階で正しく対処すればヘアロスの進行は防げます。
女性のヘアロスが引き起こされる7つの原因と対策
男性の場合は、ハゲる体質を持った人は努力してもハゲます。これは悲しき運命です。
逆にもともとハゲる体質を持っていない男性は、たとえ3日に1回しかシャンプーしなくてもハゲません。
身近な中高年の男性を見てもそれはわかるでしょう。
では女性はどうでしょう?
女性の場合は、もともと薄毛になるようにはできていません。高齢者の女性と男性を比べても、女性が薄毛になっている確率は遥かに低いですね。
ですが女性の場合、男性に比べて食生活や生活習慣の影響を強く受けます。
不健康で不規則な生活を続けていると、その悪影響が髪の毛に出やすいんですね。
そんな女性のヘアロスを引き起こす7大要素がこちら
- ストレス
- ダイエット(食生活)
- 睡眠不足
- 出産
- ホルモンバランスの乱れ
- 頭皮の血流不足
- 加齢
ストレスや過度なダイエットはヘアロスを引き起こす
10代20代からヘアロスに悩んでいる女性は、ストレスや過度なダイエットが原因であることがほとんど。
ストレスは毛根の血流を低下させ、髪の毛を細くし、抜け毛を増やします。
ダイエットのやりすぎは、健康な髪を作り出すために必要な栄養素が不足し、ヘアロスを引き起こすでしょう。
もし心あたりがあるのなら、休息をしっかりととってストレスを和らげたり、栄養バランスの良い食事をとるのが大切。食事制限ではなく、運動をしっかりすることでダイエットするのがいいですね。運動をすれば全身の血流がよくなるので、ヘアロスの予防・改善にも効果的です。
ホルモンバランスの乱れ
40代後半から50代になってくると、ホルモンバランスの乱れによるヘアロスが増えていきます。
更年期を迎えることで体内の女性ホルモン分泌量が低下。その結果ホルモンバランスが大きく崩れ、相対的に男性ホルモンが優位な状態になってしまいます。
男性ホルモンの影響が強く出ると、中高年の男性と同じように抜け毛が増えていきます。
- イライラしやすくなった
- 意味もなく気分が落ち込む
- 手足がむくみやすくなった
- 月経周期が変わってきた
- 眠たくてたまらなくなる
- のぼせや発汗といった症状がある
このような症状は更年期障害のサインです。
ヘアロスと一緒にこんな症状があらわれたとしたら、ホルモンバランスが乱れている証拠。
基本的な対策としては、大豆製品を積極的に食べるのがオススメ。女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンが豊富に含まれています。
また、魚を積極的に食べると更年期障害の予防になると言われているので、普段から肉料理よりも魚料理をメインにするのがいいですね。
まだ若かったとしても、過度のストレスや睡眠不足が続くことで体内の自律神経が乱れ、ホルモンバランスが大きく崩れることもあります。その場合も、大豆製品をしっかりと食べて、しっかりと睡眠をとるのが大切です。
睡眠不足でヘアロスが促進される
先ほど、睡眠不足は体内のホルモンバランスを崩す原因になると紹介しました。
ですが、睡眠不足の悪影響はこれだけにとどまりません。
睡眠中は体内で成長ホルモンがたくさん分泌され、日中に傷を負った細胞を修復したり、新しい細胞を作り出しています。
眠っている時間が短いと、「睡眠中の細胞のケア」が十分にできません。
その結果、体内に様々な悪影響が現れるのですが、もっともその悪影響が出やすい部位のひとつが、生命維持に必要不可欠ではない「髪の毛」です。
睡眠不足が続くと、髪がパサついたり、枝毛が増えたりしたことがあるかもしれません。
それだけで済めばいいですが、慢性的に睡眠時間が足りないと、髪自体が細くなったり抜け毛が増えることも。
忙しい日本人は世界の中でも睡眠時間が短い国なんだとか。
だとしても、ヘアロス予防のために最低でも7時間は睡眠時間を確保したいですね。
出産後のケアも大切
では次に、「出産」によるヘアロスです。
出産がきっかけで抜け毛が増えることを「産後脱毛」と呼びます。
これは出産後の急激なホルモンバランスの変化や体調の変化によって引き起こされる脱毛であり、急に抜け毛が増えるのでびっくりする方も多いです。
「子育てでストレスを感じてるの!?」
なんて勘違いするかもしれませんが、産後脱毛は出産後の急激な体調変化の影響です。
不安になるでしょうが、産後脱毛は多くの場合、自然に元通りになります。
なので、抜け毛が増えたからといって不安になってストレスを感じたら逆効果。
気にせずに健康的な生活を心がけるのが一番の対策です。
産後の抜け毛についてはこちらの記事で詳しく説明しています→妊娠・出産後のハゲや薄毛を改善するための6つの方法
とはいえ、産後脱毛がきっかけとなって、そのままヘアロスが進行してしまうケースも少なからずあります。
出産して数カ月たっているのに未だに抜け毛が多いまま…そんなときは専門の育毛クリニックに相談に行くのがいいでしょう。
頭皮の血流が不足すると髪が栄養不足に
最後に「頭皮の血流不足」です。
頭皮の血流不足は毛根への栄養供給が滞り、薄毛や抜け毛の原因になります。そんな凝り固まった頭皮の血行を促進すれば毛根が元気になり、育毛効果も期待できるでしょう。
実際、ウィメンズヘルスクリニック東京とアンファーの共同研究によって、薄毛の女性は健常毛の女性に比べ、頭頂部の血流が有意に低いということがわわかりました。
頭皮の血流が悪いと、髪の成長に必要な栄養素が毛根に行き渡らず、その結果、薄毛の原因になることは長年言われ続けていましたが、それを証明する臨床研究は殆ど行われてきませんでした。
しかし、今回、女性型脱毛症(FPHL)と診断された女性(薄毛の女性)25名と、毛髪が十分豊富な女性(健常毛の女性)25名の頭頂部の細動脈の血流を測定したところ、FPHLの女性の方が血流が低いということがわかり、女性の薄毛と血流の関係性が実証されました。
参照元:<アンファー・ウィメンズヘルスクリニック東京 共同研究結果レポート> 日本初*「女性の薄毛の一因は血流の低下」を証明(PR TIMES)
薄毛に悩む女性の頭皮は血行が悪くなっているのだとしたら、育毛剤や頭皮マッサージで血行を良くすることで薄毛を改善することが期待できるのではないでしょうか。
ある程度しょうがない「加齢」の影響
ヘアロスの最も大きな原因のひとつが「加齢」です。
高齢者の髪質を見ると、若い世代にくらべても細くなっているし、地肌も露出しています。
つまる、誰もが程度こそあれ”ヘアロス”になるのはしょうがないこと。
ヘアロスになってしまったことを思い悩むよりも、それが自然の摂理だと受け入れるのも大切です。
ただ、髪の毛の老化スピードは正しいケアをすることで遅らせることが可能です。
しっかりとバランスの取れた食事をする。
頭皮が紫外線を浴びないようにする。
女性用の育毛剤を使う。
しっかり睡眠をとる。
そんな健康的な生活習慣が、結果的に髪の毛を健康な状態に保ってくれるでしょう。
ポイント
女性のヘアロスを引き起こす7大原因は「慢性的なストレス」「食生活」「過度のダイエット」「睡眠不足」「産後の体調変化」「ホルモンバランスの乱れ」「頭皮の血流不足」「加齢」です。
ヘアロスの進行を食い止めるには、これらの原因を改善する必要があります。
育毛クリニックでケアする女性も増えている
近年、薄毛に悩む女性が増えていて、「女性の薄毛対策」に着目した育毛剤やシャンプーもたくさん発売されています。
ですが、そういった自己流のヘアロス対策には限界があります。
実際、育毛剤やスカルプシャンプーを使っているし、しっかり頭皮マッサージをしているのに、ヘアロスの進行が止まらずに悩んでいる方も多いでしょう。
そんなときは、女性専用の育毛クリニックに相談してみるのが確実で安心です。
東京ビューティークリニックによると、女性のヘアロス相談件数は近年急激に増加しているとのこと。
2013年には159件だったのが、2017年には29,106件に急増しています。
特に20代~30代の女性が増えています。
女性の社会進出でストレスが増えたり、食事制限によるダイエットが流行していたり、寝る時間が全体的に少なくなっている影響かもしれません。
薄毛や脱毛は進行性であり、何の対策もとっていないとどんどん抜け毛は増えていきます。
そして女性のヘアロスは、初期であればあるほど、効率よく改善することができるのです。
昔に比べて髪が細くなってきたり、頭頂部の頭皮が目立ち始めたら、専門家に相談してみましょう。
東京ビューティークリニックではとりあえずの無料相談を受けることができます。
自分がホントにヘアロス状態になっているのか、その進行状況や改善のためのアドバイスを受けることができます。
東京ビューティークリニックは女性の髪の毛を専門に扱っている育毛クリニックなので、医師の先生も経験が豊富で対応も適切。
他の育毛クリニックにいるハゲた男性の医師とは違い、女性の悩みにしっかりと寄り添ってくれます。
しかも全国に50院以上あり、すべての院が駅近な立地にあり通いやすい。(ほとんどが駅から徒歩3分以内!)
さらに育毛クリニックとしては異例の「全額返金保証制度」があるのも人気の理由です。
客観的に写真を比較したうえで、薄毛治療を受けてちゃんと改善しなかったら全額返金してくれる!
これなら安心して薄毛治療が受けられますね。
というわけで、ヘアロスをケアしたいのなら、ヘアロスというワードを世に広めた東京ビューティークリニックに行ってみるのがオススメ。
東京ビューティークリニックはカウンセリングが完全無料だし、ヘアロスの専門家に気軽に相談できますね。
→東京ビューティークリニックの無料カウンセリングの申し込みや店舗の確認はこちら
ポイント
ヘアロス対策を自分でいろいろと努力したけれど効果がイマイチということであれば、一度専門の医師に相談してみましょう。
ヘアロス対策といっても自己流では限界があります。
10年後、20年後も美しい髪の毛を維持していたいのなら専門家の助けを借りるのがいいですね。
中でも東京ビューティークリニックは全国に展開しており、立地条件もよくて通院しやすく、オススメの女性専門育毛クリニックです。