薄毛男性にオススメの髪型は”短髪”である、という趣旨の記事を以前に書きました(薄毛男性にオススメの育毛活動のために最適な髪型とは?)
女性は男性のように短髪にするのは難しいですよね。
薄毛で悩む女性にとって、オススメな髪型とはなんなのでしょうか?
脱毛を引き起こさない髪型を紹介します。
薄毛女性にオススメの髪型は?
薄毛女性にオススメの髪型は、ロングヘアではなくセミロングやショートヘアです。
その理由を紹介します。
髪が長いと髪自体の重みで引っ張られる
ロングヘアだと、髪の毛自体の重さで抜け毛が増える可能性があります。これを「牽引性脱毛症」と呼びます。
髪の毛の重さなんて微々たるものだと思うでしょうが、長い髪の毛の重さが毛根の1点にかかってくるので、意外と侮れません。
同様に、いつも髪の分け目が同じ場所であったりすると、その部分から毛根に引っ張られる力がかかるので薄くなるリスクが上がります。強い力で髪を引っ張る”ひっつめ髪”も抜け毛が増えますね。
髪の毛にはできるだけ力がかからないようにした方がいいでしょう。
短い髪の方が頭皮のケアがやりやすい
女性の薄毛改善に一番大事なのが「頭皮環境を整える」ことです。
髪が長いとシャンプーがやりにくくなり、的確に頭皮を洗浄することができにくくなります。
ドライヤーにも時間がかかり、頭皮が熱風にさらされる時間が長くなる場合もあれば、頭皮によけいな水分が残って雑菌が繁殖する場合もあります。
ショートヘアであれば、ロングよりも頭皮のケアが劇的にやりやすくなるでしょう。
薄毛が目立たなくなる
髪が長い方が薄毛が目立たなくなるような気がしますが、実際は逆です。
ショートヘアの方が薄毛が目立たなくなります。
女性の薄毛は、男性のようにおでこや頭頂部からクッキリと抜けていくのではなく、全体的に薄くなったり、髪が細くなって頭皮が目立つというのが特徴です。
短い髪をふわっと髪を立たせるようにすれば、頭皮が目立たなくなります。
ドライヤーを活用すれば、自宅でも薄毛が目立たないようにスタイリングすることが可能です。
オススメ記事:薄毛をカバーしたり育毛効果もある正しいドライヤーのかけ方のテクニック。
これらの条件を満たすことができればOKなので、ショートヘアと言っても、男性のようなベリーショートにする必要はありません。
薄毛を引き起こすかもしれないヘアスタイル
では次に、薄毛リスクを上げてしまうかもしれないヘアスタイルを紹介します。
髪が引っ張られてしまう髪型
髪自体を引っ張ってスタイリングする髪型は、牽引性脱毛症を引き起こしてしまう可能性があります。
ひっつめ髪、ポニーテールなどは注意。
いつも同じ分け目の場合も抜け毛が増えるかもしれないので、たまには分け目の場所を変えてみることをオススメします。
髪を染める
髪を染めるのも薄毛の原因になる場合があります。
美容室などで染めれば問題ないのですが、市販のヘアカラーで自分で行った場合は注意!
ヘアカラーに配合された成分が、頭皮に悪影響を与える可能性があります。自宅で自己流で行ると、薬剤が頭皮に付いてしまう可能性も高くなります。
髪の毛の色を明るくすると、頭皮が目立たなくなるのは確かです。
もし髪の毛をカラーリングしたいなら、自分で行わずに美容室でやってもらうのがいいでしょう。
オススメ記事:消費者庁が警告!ヘアカラー(酸化染毛剤)でハゲ・薄毛にならないための対策
スタイリング剤の付けすぎ
女性の薄毛は、髪が細く、コシがなくなっていくのが大きな特徴のひとつ。
そのため、髪型をキープするために、スタイリング剤を付けすぎてしまうことがあります。
これは逆効果。
髪がスタイリング剤の重みで、逆にペッタリとしてしまいます。
基本的なスタイリングはすべてドライヤーで行い、仕上げに水を含んでいない軽いスタイリング・スプレーでキープさせましょう。
*育毛剤メーカーのアンファーが作り上げたスタイリング・スプレーは、頭皮に優しいので女性にもオススメです。
髪に優しい髪型を楽しもう
毎日の髪型は、驚くほど頭皮に影響を与えます。髪型を変えるだけで、抜け毛を予防したり、育毛剤の効果が上がったりするかもしれません。
髪に優しい髪型で、抜け毛を予防しましょう。
ロングヘアは意外と髪型が自由にアレンジできないもの。ショートやセミロングにして、いろんな髪型を楽しんでみてはいかがでしょうか。
オススメ記事:ハゲが治るドライヤー「ヘアビューザー」の発毛効果の理由とは!?