育毛対策

薄毛・ハゲ改善ために、毛細血管の劣化を防ぐ方法

2016年11月2日

若いころよりも、中高年の方が抜け毛の量が多く、薄毛にもなりやすくなります。

その大きな原因のひとつが”毛細血管の量”です。

健康な髪の毛が生えてくるには、毛根の奥にある”毛包”に十分が栄養が必要です。その毛包に栄養を送り届けるのが、頭皮に密集している毛細血管の役目。

育毛にとって頭皮マッサージが有効なのも、育毛剤が血行促進効果を大切にするのも、毛細血管の血流増加によって毛母細胞を活性化させ、発毛を促すためです。

 

毛細血管が発毛にとって、とても大切なことがわかりますね。

そんな細胞へ栄養を送り届ける役割を持つ毛細血管ですが、実は加齢によってどんどんその総量が減っていきます。

毛細血管の量が少なくなってしまうと、細胞が栄養不足の状態になってしまいますし、頭皮マッサージや育毛剤の血行促進効果も半減してしまうでしょう。

では、加齢による毛細血管の減少を防ぎ、その量を増やすにはどのような方法が有効なのでしょうか?

加齢による毛細血管の減少を防ぐ方法

毛細血管の量は歳を取るごとに減っていきます。60代の毛細血管の量は、20代と比べると4割も減少してしまうといわれています。

大きな血管は体内を駆け巡っていますが、毛細血管は末端部分に血を行き渡らせます。

皮膚の細胞に栄養を届けるのも毛細血管の役目。もし毛細血管の量が減ると、薄毛の原因になりますが、他にも肌がカサカサになったり、シミ・シワの原因にもなります。

加齢による毛細血管の減少を防ぐには、ふたつの対処法があります。

運動」と「食事」です。

運動で細胞の老化を防ごう!

毛細血管も筋肉と同じで、働かないと衰えていきます。

血流が少ないと、それに呼応して毛細血管の量が減っていくのです。

つまり、血管の老化を防ぐには、日常的に全身の血流を活発化させるのが大事。

オススメはウォーキングやジョギングなどの有酸素運動です。

1日30分もウォーキングすれば大丈夫。末端の毛細血管まで血行が良くなり、毛細血管を健康に保てるでしょう。

また、下半身の筋トレもとても有効です。

下半身、特にふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるくらい、全身の血流に大切な個所。

足まで下がった血液を重力に逆らって心臓に戻すために、ふくらはぎの筋肉はポンプの役割を担っています。ふくらはぎの筋肉を鍛えると、ポンプ機能が強化され、全身の血流がアップするのです。

オススメはスクワットです。

スクワットは下半身全体の筋肉をバランスよく鍛えることができるので、他の筋トレは不要。1日10回ほどスクワットをするだけで、全身の血流が改善し、毛細血管の老化を予防できるでしょう。

食事で毛細血管の老化を防ごう!

毛細血管の老化と食生活も密接な関りがあります。

毛細血管の老化を速めるのは、フライドポテトなどの脂っこいジャンクフードです。血液内のコレステロールが増え、血管に悪影響を与えます。

お菓子や清涼飲料水、インスタントラーメンなども、毎日大量に食べるのはお勧めしませんね。

 

毛細血管を若く保つ食料はたくさんありますが、その中でも特に素晴らしい効果を持つのは「シナモン」と「」です。

その効果の詳細はそれぞれ別の記事を書いているので、そちらを参照してみてください。

もちろん、育毛剤も大事

先ほども伝えましたが、血流が滞っていると、それ自体が毛細血管減少の要因になります。

頭皮の毛細血管を健康に保ち、その減少を防ぐには、育毛剤を使用して血行促進したり、頭皮マッサージを行うことが有効です。

薄毛の進行状況によらず、育毛剤を使うことは毛細血管の減少を防ぐのにとても大切なのです。長期的に見れば、使わなかった場合と、使っていた場合の差は歴然となるでしょう。

 

運動と食事に気を使うことでいつまでも毛細血管の量が減らず、結果的にお肌や頭皮が若々しく保たれます。運動不足でファストフードばかりということであれば、生活習慣を改善してみましょう!!

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