育毛対策

中年男性の育毛と薄毛対策で大切なこと

2016年10月21日

中年期、というと幅広い意味合いがありますが、だいたい40代~50代くらいでしょうか。

この中年期くらいから、実感として薄毛が気になりだす男性が急激に増え始めます。

 

老化現象による薄毛は60代以上になってから。中年男性の薄毛には何らかの原因があり、それを改善することで中年期以降でも髪の毛を復活させることはできます。

中年男性特有の薄毛原因と、その改善策を紹介します。

まずは中年男性の薄毛原因を知ろう!

60歳以上の高齢者は、髪の毛を作る毛乳頭細胞の力が弱くなっていくので、髪の毛が細くなったり、抜けやすくなってます。

そんな老年期の薄毛の特徴は、頭皮全体がまんべんなく薄くなっていくというもの。

それに比べて40代、50代の薄毛は、確かに抜け毛が多くなってくる事はありますが、老年期の薄毛とは原因が違い、改善の余地があります。

 

中年男性の薄毛は、前頭部や頭頂部から薄くなっていくパターンが多いです。これは殆どの場合AGA(男性型脱毛症)が原因。

AGAは遺伝的要素が強い老化現象のひとつで、発症すると少しずつ薄毛が広がっていきます。

その発症原因は完全に解明されたわけではありません。遺伝的な要素が強いとはいえ、若いときからAGAになってしまう場合もあれば、ずっと発症しない場合もあります。

AGAの発症には遺伝的要素はもとより、加齢、生活習慣、食生活などが複雑に関係しあっていると考えられています。

AGA(男性型脱毛症)の発症を予防するために、また進行を遅らせて発毛を促すためにするべき「原因と対策」を紹介します。

原因1 運動不足や肥満

運動不足や肥満はたくさんの生活習慣病の原因になりますが、もちろん薄毛を促進させます。

血液がドロドロになり血流が悪化した結果、頭皮の血行も悪くなり、ヘアサイクルが乱れてしまう可能性があります。

対策はもちろん、食事制限有酸素運動ですね。

適正体重であれば、さまざまな病気の予防にもなるでしょう。

原因2 食生活の改善

髪の毛と食生活は密接な関係があります。

ビタミンや大豆イソフラボンも大切ですが、最も大切なのは髪の毛の材料になるたんぱく質。積極的に肉や魚を食べることが大切ですね。

でも中年以降、一番気を付けたいのが、飲みすぎ食べ過ぎです。お酒を飲みすぎたり、脂っこいものを食べすぎると、肥満になったり血圧が上昇します。

若いころに比べて、身体を再生する機能も衰えています。

食べ過ぎ飲み過ぎで体に負担を与え続けた場合、それが原因で様々な病気になってしまうかもしれませんし、薄毛が引き起こされる原因にもなります。

バランスの良い食事を腹八分目、これが中年以降の食生活の理想です。

原因3 ストレス

黄色人種は白人に比べて、遺伝的に薄毛が少ない民族といわれています。ですが、中国や韓国、東南アジアと比べてみると、日本はダントツで薄毛が多い国です。

日本よりもハゲの割合が高い国はたくさんありますが、それらの国は白人が住んでいるところばかり。黄色人種の国の中では、日本のハゲ率はトップレベルなのです。

日本食はヘルシーで栄養素もバランスよく取れるので、薄毛の原因としては考えられません。

その原因として考えられるのが、過剰なストレスです。

プレッシャーの多い仕事、毎日残業、睡眠時間を削られる就労時間…若いときに比べて、中年期以降は仕事の責任も増え、それに伴いストレスも大きくなる傾向にあります。

それらのストレスが交感神経を刺激してしまい、家で休んでいる時ですらリラックス出来ない状態になってしまうのです。

そうすると、ストレスの悪影響で血管が収縮してしまい、全身の血流も悪化します。

過剰なストレスは細胞を傷つけ、あらゆる病気の原因になる可能性があります。もちろん、薄毛の原因にもなります。

 

休日の日にはよく眠ったり、軽い運動をしたり、趣味を楽しんだりと、上手にストレス解消することができればAGAの予防にもなるでしょう。

オススメ記事:ストレスでハゲる理由とは?精神的な影響が身体症状として発現する原因は交感神経あった!

中年から始める育毛活動!

生活習慣の改善も大事ですが、AGA(男性型脱毛症)を治療するには育毛剤などを使用するのも有効です。

レベル1 シャンプーを変える

とりあえず、今使っているシャンプーを頭皮のことを考えたスカルプシャンプーに買い替えてみることをオススメします。

シャンプーは毎日使うものなので、頭皮に優しいものを使用した方が抜け毛・薄毛を予防できるでしょう。

スカルプシャンプーは3,000円~5,000円程度で購入することができるでしょう。

オススメ記事:育毛の基礎!男性向けスカルプシャンプーランキング

レベル2 育毛剤を使ってみる

薄毛を改善するために市販の育毛剤を使うのも有効です。

一昔前は「育毛剤なんか使っても髪の毛は生えない!」と思われていましたが、育毛剤の研究も日々進化しており、効果的な育毛剤も多数販売さ入れています。

使い始めてから効果が表れるまで、数か月~半年はかかります。また、毎日欠かさずに使い続ける必要があるので、かなり面倒ですが。

育毛剤の費用は、平均でおおよそひと月8,000円~1万円程度です。お金に余裕があるのなら、是非とも試してみましょう。

オススメ記事:生え際や頭頂部からの薄毛にオススメな男性用育毛剤ランキング

レベル3 低出力レーザー育毛器を使用する

今現在、自宅で行える育毛活動のなかで、最も最先端で最も発毛効果が見込めるのが「レーザー育毛機」です。

アデランスや育毛クリニックなどでも低出力レーザーを使った薄毛治療が行われていますが、レーザー育毛機をひとつ購入すれば、自宅で手軽に薄毛治療ができます。

育毛に効果があるといわれているレーザーの周波数は635~638nm(ナノメートル)くらいと決まっているので、高い金を払ってクリニックでやるよりもレーザー育毛器を購入した方がはるかに安上りです。

でも、レーザー育毛器の値段は数万円から10万円くらいする高級機もあります。長い目で見れば安上りですが、購入にはちょっと勇気がいりますね。

オススメ記事:自宅で使える低出力レーザー育毛機器ランキング

レベル4 育毛クリニックに通院する

どうしても確実に薄毛を治療したい!金額はどれだけかかってもいい!

ということであれば、育毛クリニックに通院するのがオススメ。薄毛治療には保険が適用されず、自費治療になるので割高ですが、自分の薄毛に合わせた適切な治療が受けられるでしょう。

レーザー治療もそうですが、飲む育毛剤や、栄養を直接頭皮に注射して発毛させる方法もありますし、自毛植毛という選択肢もあります。

治療には、その方法にもよりますが、毎月結構な金額がかかる可能性があるので、事前に医師とよく相談しましょう。

オススメ記事:正しい育毛・発毛クリニックの選び方は?気を付けたい3つのポイント。

 

中年期の育毛活動まとめ

中年期から始まった薄毛は、まだまだ改善の余地が残されています。

一番大切な育毛活動の基本は、生活習慣や食生活の改善です。

それを行ったうえで、自分が育毛に投資できる金額と相談しながら、適切な方法を選びましょう。

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