育毛対策

AGAにおける脱毛・薄毛の原因物質とその対処法

2014年11月23日

AGAとは男性型脱毛症と呼ばれています。いわゆるサザエだんの波平さんタイプのおでこから頭頂部にかけての脱毛。側頭部と後頭部には髪の毛が残っているのが特徴です。

AGAの主要な原因は「男性ホルモン」にあります。男性ホルモンの頭髪への影響の理由や、対処法について解説します。

AGA(男性型脱毛症)の原因は男性ホルモン?

ハゲる原因は男性ホルモンのテストステロンにあります。毛根にある「5αリダクターゼ」という物質と男性ホルモンのテストステロンが結びつくことで脱毛の元凶たる「ジヒドロテストステロン」というホルモンが発生。これが脱毛の原因となります。名前を見るだけで悪さをしそうですね。

テストステロン+5αリダクターゼ=ジヒドロテストステロン

という公式ですね。

テストステロンが豊富でも、5αリダクターゼが少なければハゲないし、その逆もしかり。問題はこのふたつの物質が合わさった時に発生するジヒドロテストステロンです。

このジヒドロテストステロンがハゲ、薄毛、髪の毛が細く弱くなる、脱毛といった残虐行為を行う物質なのです。

ハゲは遺伝すると言われていますが、ハゲではなくこのテストステロンや5αリダクターゼの生成のしやすさといった体質が遺伝します。

ということは、ハゲを撃退するにはテストステロンか5αリダクターゼのどちらかの働きを抑制すればいいわけです。

 

例えば去勢!

テストステロンは主に睾丸から分泌されるので有効です。

或いは女性ホルモンを打つ。性欲が無くなり、乳房が膨らんだり、筋肉が無くなり丸みを帯びた体型になるもののハゲは抑制されるでしょう。

もしそれが嫌なら、もうひとつの物質「5αリダクターゼ」の方を抑制してハゲ対策をしてみましょう。

5αリダクターゼについて

5αリダクターゼには1型と2型の二種類が存在します。

この物質が存在する場所は、1型は主に毛穴の中の皮脂腺の中、2型は毛乳頭の中です。

場所的には1型は側頭部後頭部の中の毛乳頭の中に、2型は前頭部頭頂部の中の毛乳頭にたくさん鎮座してます。

そして5αリダクターゼ2型の方が、1型より激しくハゲを促進するのです!

2型が沢山いる場所って「前頭部」と「頭頂部」ですよね。つまり波平タイプ、もっともポピュラーなハゲる部分です。逆に側頭葉だけハゲている人なんて見たことありません。

5αリダクターゼ欠損症の男性はハゲないという研究結果からも、この物質が男性型脱毛の元凶であることがわかっています。

5αリダクターゼを抑えるには?

  • 亜鉛
  • フィアフテリド
  • ミノキシジル
  • ノコギリヤシエキス
  • プロペシア
  • アボダート
  • 緑茶
  • みかん
  • ビタミンB2
  • ビタミンB6
  • アロエ

といった成分に5αリダクターゼの活動を抑える効果があります。

特に亜鉛は簡単に摂取できるので、食生活の中で積極的に取りましょう。サプリを服用するのもいいです。

 

TVのCMで「AGAはお医者さんへ!!」といったフレーズを聞いたことがあります。

医療機関で無料相談も行っているので、行ってみるのもいいのではないでしょうか。

 

生活習慣の改善から、5αリダクターゼの働 きをブロックする効果がある薬の処方まで相談に乗ってくれると思います。

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