日常生活のハゲ対策

消費者庁が警告!ヘアカラー(酸化染毛剤)でハゲ・薄毛にならないための対策

2016年4月1日

ヘアカラーとして広く使われている酸化染毛剤のアレルギー反応に対して、消費者庁が注意喚起を行いました。

酸化染毛剤は正しく使わないとハゲるかもしれないのです!

酸化染毛剤とはなんなのか?ハゲや薄毛を予防するために出来る事は?

酸化染毛剤への対策を紹介します。

自分で髪を染める3つの方法

髪の毛を自分で染める場合、大きく3つの方法があります。

①脱色して茶髪~金髪にするブリーチ

②髪の毛の表面に色を塗るだけのヘアマニキュア

③髪の内部まで成分が浸透して脱色して色を入れる酸化染毛剤

ブリーチなんて髪の毛を脱色するので、頭皮にも刺激が強そうなイメージですが、意外と安全です(もちろん髪の毛自体へのダメージはあります)

ヘアマニキュアもよ~く洗わないと頭皮まで汚れて、育毛に悪影響が考えられますが、比較的安全に使うことが出来ます。

ですが、酸化染毛剤は使い続けることでアレルギー反応を起こすことがあり、頭皮の炎症や薄毛の原因になりえるのです。

酸化染毛剤とは?その特徴

ヘアダイ、白髪染め、おしゃれ染め、アルカリカラーといった名称でよばれるヘアカラー剤が”酸化染毛剤”に分類されます。

クリームタイプや液状タイプ、泡タイプなど、様々な形状で販売されていますね。

ヘアマニキュアはただ髪の毛の表面に色を付けるだけで、シャンプーするだけで簡単に落ちてしまいます。ですが、酸化染毛剤は薬剤が毛髪の中に浸透するので、しっかりと色を定着させることができ、約2か月ほどは色落ちすることがありません。

髪の毛に中でアルカリと過酸化水素水が反応することで、髪の毛を脱色&染毛!髪が綺麗に染まります。

簡単に使えることや、色持ちが良い特徴により、酸化染毛剤はヘアカラー剤として最も普及しています。

 

しかし「酸化染料」はアレルギー反応を起しやすいというデメリットがあります。

アレルギー反応で頭皮が赤く炎症を起こしたり、痒みが出たりする可能性があります。重症な場合はその症状が頭皮ばかりが全身まで影響が広がったり、髪の毛が抜け落ちてしまう場合もあります。

消費者庁もこの酸化染毛剤のアレルギーに対して注意喚起を行っています。

ヘアカラーや白髪染めでハゲないためにやるべきこと

ヘアカラーを使う前には、必ず少しだけ薬剤を頭皮に塗ってみて、その変化をチェックする必要があります。これをパッチテストと呼びます。

パッチテストの結果、痒み、炎症、痛みなど、頭皮に何らかの異常が見られた場合は、使用を中止しましょう。

また、「前に同じヘアカラー使ったから大丈夫!」と思わずに毎回パッチテストをすることが大事。

使い続けることである日突然アレルギー体質になってしまう可能性もあるのです。スギ花粉が平気な人でも、ある日突然花粉症になってしまうのと同じですね。

もちろん、以前にかぶれや炎症などの反応が出たカラーリング剤は、もう二度と使用しないようにしましょう。

まとめ

酸化染毛剤で薄毛にならないためにはパッチテストが最も大事です。愛用している商品だったとしても、毎回パッチテストを行いましょう。

また、同じ種類の製品を継続して使用すると、それだけアレルギーになるリスクが上昇するので、いろんな種類のヘアカラーを使用するのもいいかもしれません。

ともあれ、もし薄毛を予防したいということであれば、髪の毛を染めるという行為自体を控えた方が良いでしょう。

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