日常生活のハゲ対策

コルチゾールの減少が薄毛・抜け毛を引き起こす!生活習慣で改善する4つの方法

2016年9月14日

副腎から分泌されるステロイドホルモンに「コルチゾール」というものがあります。

このコルチゾールは、ストレスや皮膚の炎症と密接な関係があり、コルチゾールの分泌が少ないと薄毛の原因にもなってしまいます。

コルチゾールと薄毛の関係について紹介します。

コルチゾールの減少が薄毛・抜け毛を引き起こす?

副腎はステロイドホルモン「コルチゾール」を分泌する働きがあります。このコルチゾールが体の中から炎症を抑えたり、ストレスに対抗する働きをしています。

仕事でストレスを感じたりすると、そのダメージに対処するために副腎からコルチゾールが分泌されます。

もし副腎の機能が低下して、コルチゾールの分泌量が減ってしまうと、さまざまな弊害が現れてきます。

コルチゾールが少なすぎることの弊害

  • 花粉症(アレルギー)になりやすくなる
  • 脳機能が低下する
  • 慢性疲労の原因になる
  • 抜け毛・薄毛を引き起こす

コルチゾールの働きの1つが皮膚の炎症の抑制・緩和です

コルチゾールの分泌が減ると、とくに皮膚に炎症が起きやすい状態になってしまいます。それにはもちろん”頭皮”も含まれます。

数多くの育毛剤に炎症を抑える効果のある有効成分が含まれていますが、それは頭皮の炎症が薄毛を引き起こす原因になってしまうから。

副腎機能の低下が頭皮の炎症を誘発し、その結果として薄毛を引き起こす原因にもなるのです。

 

ではコルチゾールの分泌を減らせばいいのかというとそうではありません。

コルチゾールの分泌が減るのも問題ですが、分泌されすぎるのも同様に様々な弊害が現れてくるのです。

コルチゾールの分泌が多すぎることの弊害

  • 不眠
  • 海馬の萎縮
  • 脳の老化が早まる
  • 無気力
  • 骨粗しょう症になる

コルチゾールはストレスを感じると、その対策として多く分泌されます。

1日中ストレスを感じる生活だと、コルチゾールの分泌が増えすぎてしまい、不眠症になったり脳の機能が衰えてしまうかもしれません。

 

では、どうすれば、コルチゾールの分泌を正常に保てるのでしょうか?

コルチゾールを正常に保つための4つの方法

コルチゾールの分泌は多すぎてもいけないし、少なすぎてもいけません。

結局のところ、副腎の働きが正常であれば、コルチゾールの分泌も正常範囲に収まるでしょう。そのためには、副腎にダメージを与える生活習慣を改めることが大切です。

①コーヒーやタバコを止める。

コーヒーを飲みすぎたり、タバコを吸いすぎている場合、副腎に負担をかけている可能性があります。

無性にコーヒーが飲みたくなったり、タバコが止めれない場合、副腎機能が低下しているかも。少しだけ摂取を控えてみましょう。

②バランスの良い食事を心がける。

ビタミンやマグネシウムは、副腎機能を正常に保ちます。日頃からバランスの良い食事を心がけましょう。

③過度のダイエットをやめる。

コルチゾールには血糖値を上げる効果があります。

そのため

食事制限によって慢性的に低血糖の状態だと、血糖値上昇のためにコルチゾールが過剰に分泌されます。その結果、副腎に負担がかかり疲弊してしまうのです。

ダイエットは食事制限ではなく、運動をして消費カロリーを増やすことが重要です。

④ストレスを解消する。

ストレスを感じると、コルチゾールの分泌が増えます。これ自体は正常な反応ですが、ストレスを感じ過ぎてしまうと、どんどんコルチゾールが分泌されてしまい、副腎が疲れてしまうでしょう。

ストレスを感じたら休憩したり、気分転換するなどして、適切にストレス発散をしましょう。

 

これら4つの注意点を心にとめておけば、副腎機能が正常になり、薄毛の予防にもなると思います。思い当たる節があれば、改善してみるのをオススメします。

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