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特に女性は注意!クーラー病で抜け毛が増える原因と対策

クーラー病は効き過ぎたクーラーが原因で体調を崩す症状のことで、冷房病とも呼ばれます。

クーラー病は自律神経の乱れによって引き起こされ、全身の血流を悪化させ、ホルモンバランスも崩してしまいます。

特に女性の方がクーラー病になりやすく、クーラー病になって脱毛・薄毛が引き起こされるリスクが高いのも女性です。

今回はクーラー病で抜け毛が増える原因と対策について紹介します。

クーラー病の症状とは?

暑い夏にコンビニに入ると、ヒヤッとした空気に包まれてとても気持ちいいですよね。

確かに気持ちいいのは気持ちいいのですが、こういった極端な温度差は自律神経に負担を与えてしまいます。

自律神経は私たちの身体の健康管理を担当していて、暑くなったら汗をかいて体温を調節しようとするし、涼しくなったら血管を収縮させて体温を上昇させようとします。

その他、胃腸の働き、ホルモンの分泌など、いろんな体調管理をとりまとめているのが自律神経です。

 

急に涼しいところに行ったり、急に暖かいところに行ったりと、そういった激しい環境の変化が続くと自律神経が疲れ果ててしまい、正常に機能しなくなります。

その結果発生するさまざまな体調の変化を総合してクーラー病(冷房病)と呼びます。主にクーラーで冷え過ぎた部屋が原因で発生するからですね。

 

特に女性は男性に比べて身体が冷えやすく、クーラーの悪影響を受けやすいと言われています。冷え性で悩むのも女性の方が圧倒的に多いですね。

では、クーラー病になるとどのような症状がおこるのでしょうか?

クーラー病の症状

自律神経がおかしくなると、全身の血流が低下してしまいます。

その結果、手先の冷えや肩こり、腰痛、腹痛、神経痛などが発生します。

内臓の血流も低下して機能が落ちるので、下痢や便秘、食欲不振なんかも発生します。

頭皮の血流も低下することが考えられるので、毛細血管から栄養をもらって髪の毛を作る毛根からしたらとんでもない悪影響と言えるでしょう。

 

特に女性に注意して欲しいのが、クーラー病であらわれるホルモン分泌の乱れです。

体内ホルモンのバランスが崩れると、特に女性は月経不順などの様々な症状があらわます。

女性ホルモンの分泌が減ってしまったとしたら、抜け毛の一因にもなってしまうでしょう。

 

クーラー病による血流の悪化は、男性にとっても女性にとっても、いろんな体調不良の原因になるばかりか、頭皮環境の悪化にもつながります。

ですが、ホルモンバランスの乱れに関して言えば、男性よりも女性の方がその悪影響が強いと考えられます。

 

もともと女性はクーラー病になりやすく、クーラー病は血流の低下とホルモンバランスの乱れを引き起こす。

だからこそ、女性は暑い夏の激しい気温の変化に気を付けたいですね。

抜け毛を予防するためのクーラー病対策

クーラー病を予防、改善するには、自律神経を休ませて安定させるのが有効です。

そうすれば、内臓機能も正常化しますし、冷え性、肌荒れ、抜け毛などの症状も改善されるでしょう。

自律神経を休ませるにはリラックスして休息するが一番。

特に睡眠は大事なので、暑い夏はしっかりと睡眠時間を摂るようにしましょう。

安眠のためのクーラーの使い方

気をつけたいのは、睡眠中のクーラーです。

熱帯夜だからといって、睡眠中にもガンガンにクーラーをきかせていたら、空気は乾燥するし、電気代はかかるしでいいことなし。朝起きて暑い夏の環境に飛び出したら自律神経への負担になります。

クーラーは3時間タイマーをセットして、夜中に切れるようにしておくのがオススメ。

睡眠の質は、入眠後の3時間が最も深くなります。この時間帯にしっかりと睡眠をとれれば、あとは少しくらい睡眠が浅くても大丈夫。

快適に深く眠るためにも、クーラーは最初の3時間だけにしておきましょう。

クーラー病対策の食事

食生活の乱れは自律神経の乱れの大きな原因。クーラー病のリスクも上がってしまうでしょう。

クーラー病は食欲不振も引き起こします。

「私はこれだけでいいや…」

なんて、しっかりと食べないと、余計に体調不良が長引く結果になるかもしれません。

 

基本的には、砂糖などの糖分と摂り過ぎず、脂っこいものも食べ過ぎないようにしましょう。アイスクリームなどの身体を冷やす食べ物も控えた方がいいですね。

そのうえで、ビタミンやミネラルなどが多い野菜や果物をバランスよく食べるのがオススメ。

特に牛肉、豚肉、鶏肉などの動物性たんぱく質は、エネルギー元になりますし、強い身体を作る元にもなります。

元気がなくなりがちな夏場場には積極的に食べたい食品ですね。

羽織るものを常備しよう

自分の部屋であればエアコンの設定温度は自由に変えられますが、外出先となると難しいもの。

そこで寒さを感じたときに羽織れるカーディガン的な防寒具を常備しておくのがオススメ。

クーラーで寒すぎるときはそれらを羽織り、身体を温めます。そうすれば自律神経の乱れをある程度予防することができるでしょう。

クーラー病まとめ

クーラー病は暑い夏に冷房が効き過ぎていることが原因で起きる体調不良の総称です。

頭皮の血流も悪化するので、抜け毛・薄毛の一因にもなり得るでしょう。

また、ホルモンバランスも乱れるため、特に女性は月経不順や抜け毛が増えるなどの症状がでることも。

 

クーラー病を予防するためには、「質の良い睡眠」や「バランスの取れた食事」が大切です。

ですが、クーラー病が怖いからと言ってクーラーをまったく使わなかったり、暑いのを我慢して設定温度を上げるのは危険!!

暑いのであれば適度に設定温度を下げたり、湿度が高ければ除湿モードを使ったり、空気を循環させる扇風機を使ったりして、しっかりと暑さ対策を講じましょう。

そうしないと室内でも熱中症になってしまうかもしれません。

 

熱中症はクーラー病と同じく、だるさや頭痛、食欲不振などを引き起こしますが、クーラー病よりも遥かに危険です。

毎年、熱中症で何人もの方が亡くなっているのを見ればわかるでしょう。

クーラー病で死ぬことはありませんが、熱中症では死者が出ます。

しっかりと快適なレベルでクーラーを使い、汗をかいたら水分を補給する。

そうすれば熱中症もクーラー病も予防できるでしょう。

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