アロエは大昔から薬として使われていました。
特にアロエエキスは皮膚への薬として長い歴史を持っています。
アロエエキスを皮膚に塗ると皮膚の新陳代謝を高めるため、火傷の治療にも高い効果を発揮するといわれています。
そんなアロエのエキスには頭皮環境を整えて、薄毛を予防する効果もあるといわれ、アロエエキスを配合した育毛剤も販売されています。
今回は自宅でもできるアロエを使った育毛剤の作り方と、アロエの育毛効果を紹介します。
アロエの育毛効果とは!?
アロエと一口にいってもたくさんの種類がありますが、一般的に手に入るアロエは「アロエベラ」か「キダチアロエ」ですね。
育毛剤として使うのは「キダチアロエ」の方です。
キダチアロエにはアロインという苦味成分が含まれていて、このアロインが男性型脱毛症(AGA)の原因である5‐αリダクターゼの働きを阻害し、脱毛の原因であるジヒドロテストステロンの生成を予防する効果があるのです。
その他にも、毛根を活性化させるタンニン酸も多く含まれています。
アロエ育毛剤にはそのほかにも様々な効果があります。
- 血行促進
- 新陳代謝の促進
- 消炎効果
- 殺菌効果
- 保湿効果
アロエ育毛剤は民間療法なのでその効果は市販の育毛剤には及ばないでしょうが、育毛剤のもつ育毛効果とほとんど同じですね。
では実際にアロエを使った育毛剤の作り方を紹介します。
キダチアロエを使った育毛剤の作り方。
1. まずはキダチアロエを5mmくらいの間隔で刻みます。この時、皮はつけたままにしてください。
2. その後、密閉容器の中にアロエを移し、そこにホワイトリカーを注いで漬け込みます。基本的には果実酒を作るときの方法に準じてください。
3. ホワイトリカーとアロエが入った容器を密閉して、そのまま冷暗所に起きます。夏場なら冷蔵庫がよいでしょう。1ヶ月待てば完成です。噴射式のノズル容器に移して、育毛剤として使用してください。
参照元:話題の「アロエ育毛剤」の効果と作り方(スキンケア大学)
オリジナル・アロエ育毛剤は、カットしたアロエをホワイトリカーに付け込むだけでできるみたい。
意外と簡単ですね。
このアロエ育毛剤の作り方って、実はアロエ化粧水とまったく同じ。
アロエ化粧水についても、少しだけ紹介します。
アロエ化粧水とは?
こちらがアロエ化粧水を使ったユーザーの口コミです。
この化粧水を使って約半年たちましたが・・・ほどんどニキビのできない肌になったんです
この化粧水にする前は、どの化粧水を使っても肌がぴりっとしたし(かなりの敏感肌だった)、ニキビも恐ろしいくらいできる肌質だったのですが・・・。
使い続けて肌が強くなってきたようです!!
肌の免疫力ってか、自然治癒力がアップしたのだと思います。参照元:手作りアロエ化粧水
こちらの方は、アロエと水とグリセリンでアロエ化粧水を自作したようです。
このようにアロエ化粧水を自作で作って利用している方も多く、その効果もなかなか良いみたい。
肌に良いのなら、もちろん頭皮にだって良い。育毛効果があるのもうなずけますね。
アロエ育毛剤の注意点
アロエ育毛剤は使う前にちゃんとパッチテストを行うのが大事です。
人はそれぞれ体質が違うので、もし肌に合わなかったら逆効果になってしまいます。
アロエがダメで皮膚が炎症を起こしちゃう可能性もゼロではありません。
お酒が全くダメな体質の場合、ホワイトリカーに皮膚が反応して赤くなってしまうこともあります。
パッチテストのやり方は簡単!ごく少量を皮膚につけて5分くらい放置。
その部分が赤くなっていないか?痒みはないか?なんらかの異常が発生しないかをチェックするだけです。
また、自作アロエ育毛剤は髪の毛につくとゴワゴワになってしまう可能性もあるので、使う際は髪の毛に付かないように気を付けたほうがいいかもしれませんね。
保存は冷暗所に。
保存料などの添加物は入っていないので、作ったら早めに使い切るようにしたいですね。
アロエ育毛剤まとめ
アロエ育毛剤の作り方を紹介しましたが、いかがでしょうか?
意外と簡単に作れるのでびっくりしたのではないでしょうか。
とはいえ、自宅でアロエを栽培しているのならともかく、なかなかアロエそのものを手に入れる機会はありません。
わざわざ育毛剤を作るためにアロエを購入するくらいなら、安くてよい育毛剤を買った方がマシかもしれませんね。
ともあれ、もしアロエが手に入ったら、オリジナル・アロエ育毛剤を作ってみるのもいいかもしれません。
意外と効果があったりして??
…ただし、使用する場合は自己責任でお願いします!!(個人的には肌荒れの方がコワイ…)