ハゲに効く食べ物

黒豆に驚きの発毛効果!アントシアニンやイノシトールが頭皮に与える影響。

2016年3月7日

大豆や、大豆からつくられる豆乳・豆腐は髪の毛に良いとされています。

大豆には女性ホルモンと似た働きを持つイソフラボンが豊富に含まれていて、発毛効果と共に、髪の毛を美しく保つ効果が期待できるからです。

ですが、大豆よりもさらに育毛効果の高い豆があります。

それが「黒豆」です。

黒豆の育毛効果を紹介します。

黒豆が育毛に良い理由

黒豆には老化を防ぐアントシアニンが豊富に含まれている。これは黒い色の元。また、毛根への血流を良くする有機鉄も豊富で、髪の成長を促進させるのだという。

さらには、黒豆の皮に含まれているイノシトールも発毛成分だという。ヘアコンサルタントで美容師の松本圭子氏が言う。

出展:専門家イチ押しの“発毛成分満載”食材は「黒豆」だった!(asageiplus)

黒豆にはアントシアニン、鉄分、イノシトール、植物性タンパク質、イソフラボンなどなど、育毛に効果的なたくさんの栄養素が詰まっています。

それらの育毛効果を紹介します。

ポリフェノールのアントシアニン

ポリフェノールが健康に良いってよく聞きますよね。ポリフェノールには、抗酸化作用があって老化を防ぐ効果があります。

このポリフェノールってのは、植物の防御機能のひとつなんです。

渋みや苦みを作って動物に食べられないようにしたり、濃い色のなって直射日光の影響を軽減したり…そういった効果がポリフェノールにはあります。

例えばワイン。

赤ワインにはポリフェノールがたくさん含まれていますが、白ワインにはポリフェノールが含まれていません。これは赤ワインを作る際に、ブドウの皮まで使って作られているため。ブドウの皮の濃い紫色はポリフェノールがたくさん含まれている事の証です。

緑茶にはカテキンというポリフェノールが含まれていて、とても健康に良いことが知られています。そんなお茶の渋み・苦みを作っている成分のひとつがカテキンです。

そう考えてみると、大豆よりも黒豆の方が健康に良いというのも頷ける話。

大豆の黒い皮には「アントシアニン」というポリフェノールが含まれているのです。

アントシアニンは強い抗酸化作用があり、若さを保つ効果があります。

また、血糖値上昇を抑制したり、内臓脂肪の蓄積を抑制する効果があり、メタボリックシンドロームを予防します。血行促進効果もあり、目の疲労にも効くとされています。(ブルーベリーに含まれているポリフェノールもアントシアニンです)

こういった健康効果が育毛にも良いようですね。

育毛に効果的なイノシトール

黒豆に含まれているイノシトールは、ビタミンB群とよく似た働きを持つビタミン様物質です。

イノシトールには動脈硬化を防いだり、神経細胞を健康に保ちます。

神経細胞が元気だと、育毛や発毛を促す神経系の伝達が活発になり、そのため育毛や抜け毛予防に効果があると考えられています。

また、イノシトールは肝機能を正常に保つ効果もある為、日常的にお酒を飲む人にもオススメです。

黒豆のイソフラボン

黒豆にも大豆と同程度にイソフラボンが含まれています。

イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをもつポリフェノールの一種。

発毛効果や、髪にツヤ・コシを与える効果があります。

特にオススメなのは、イソフラボンと一緒にカプサイシンを食べる事。そうすることで、発毛を促すIGF-1という成分が発生します。

おすすめ記事:育毛に最適!IGF-1とはどういった物質なのか!?IGF-1育毛理論を紹介

日常に黒豆をたべよう!

黒豆って正月におせち料理で出てくる以外に、あまり食べる機会がない気がします。

黒豆を粉末にした”黒豆きなこ”もありますが、皮をむいてからきなこにしているので、アントシアニンが上手く摂取できません。

やっぱり、黒豆は煮ものにして丸ごといただくのが育毛に最高なようですね。

おせちの黒豆は、正月だけではなく一年中食べるのが良いのかもしれません。

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