女性の薄毛対策

妊娠・出産後のハゲや薄毛を改善するための6つの方法

女性にとっての一大イベントである妊娠と出産。精神的にも肉体的にもかなりのストレスとなるでしょう。

この妊娠と出産の過程で薄毛になってしまう女性がとても多い。

これは「分娩後脱毛症」「産後脱毛症」と呼ばれ、出産後の女性の殆どが、程度の差こそあれ、抜け毛が増えてしまう事に悩んでいるといわれています。

「出産後に抜け毛が増えた気がする…心配だな…」

なんて思っちゃうかもしれませんが心配はご無用!

その殆どは一時的なものですので、何もしなくても自然に髪の量は戻ってきます。

ですが、まれに薄毛になってしまったまま治らない人もいるようです。ず~っと薄毛にならないために、薄毛を早く改善させるためにも、妊娠・出産が原因の薄毛での対策はどんなものがあるのか知っておきましょう。

妊娠・出産で現れる薄毛の原因と対策

ではさっそく、「分娩後脱毛症」や「産後脱毛症」を引き起こす3つの原因について順番に説明します。

①ホルモンバランスの崩れ

唐突ですが、女性は基本的にハゲません。

なぜなら女性ホルモンがたくさん分泌されているからです。

ですが、一部の女性は薄毛に悩まされています。加齢とともに始まる薄毛であるFAGA(女性男性型脱毛症)がその代表ですね。

その理由はシンプルで、美しい髪を維持する女性ホルモンの分泌が減ってしまうからです。女性ホルモンの分泌が少なくなると、相対的に男性ホルモンが優位になり、その影響で薄毛になってしまうのです。

男性は波平さんのように側頭部を残してハゲますが、女性は全体的に薄毛になるのが特徴です。

妊娠・出産の際にもホルモンバランスが大きく乱れ、女性ホルモンが減少してしまう場合があります。それが妊娠・出産時におきる薄毛の原因になります。

②栄養不足

実は妊娠中よりも出産後の方が栄養をたくさん取った方が良いと言われるくらい、授乳期間はいつもよりも栄養が必要です。

そんな時に育児の疲れやストレス、或いはダイエットなんかであまり食事を摂らなかったとしたら?

もし十分な栄養が足りていない場合は、その不足分を補うために、髪の毛まで栄養が行き届かなくなってしまっている可能性があります。また、女性が陥りがちな貧血も、この時期の抜け毛の理由と考えられます。

③生活習慣の崩れ

妊娠や出産の過程では、半強制的に今までのライフスタイルがまったく違ったものになってしまいます。

妊娠中は家にこもることが多い、運動不足、出産後も赤ちゃんのために睡眠不足が続く、産後にダイエットを始める…そんな生活習慣の乱れによって薄毛が引き起こされる場合もあります。

生活習慣の乱れは、ストレスの増加やホルモンバランスの乱れに繋がります。

産後の抜け毛はいつまで続く?

産後脱毛症は出産後、出産後3~4か月くらいから少しずつ始まり、約半年くらいは続くと言われています。出産から6か月後にやっと抜け毛が落ち着くイメージですね。長い人だと1年以上抜け毛が続いて、生えてきたのは出産から1年半後、なんてこともあります。

なので、ずっと抜け毛が続いているからといって、そんなに不安にならなくて大丈夫だと思います。

逆に、1年を過ぎても抜け毛の量が落ち着かず増えたままという事であれば、何らかの対処をした方が良いでしょう。

妊娠・出産が原因の薄毛への対策は?

産後の抜け毛は、出産後の女性のほとんどが経験すること。それほど悩まずとも、自然に髪の毛は生えてきます。どれだけ広範囲に抜けたとしても、毛根は死んではいません。通常通りの体調に戻れば、髪の毛は自然と生えてきます。

ですが、もし出産後半年~1年経過しても抜け毛の量が減らないとしたら、なんらかの対策を取った方が産後抜け毛を早く終わらせることが出来るでしょう。

 

ではどういった対策が考えられるでしょうか?

まず栄養を十分に摂ります。ダイエットなんてもってのほかです。十分なたんぱく質や、ビタミン、ミネラルを摂取すれば、産後抜け毛からの復活が早まるでしょう。

女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンの摂取も有効です。イソフラボンは大豆に多く含まれますので、納豆や豆腐などの大豆製品を意識して食べるようにしましょう。

また、健康的な生活を送ることも、ホルモンバランスを整えるのに重要です。

では、対策をわかりやすく一覧にしてみましょう。

産後脱毛の対策!!

①イソフラボンを摂取する

②良い睡眠をとる

③バランスの良い食事を心がける

④身体を冷やさないように注意する

⑤軽い運動をする

⑥女性専用の育毛剤を使う

これらの対策を心がければ、自然と髪の毛も元通りになるでしょう。心配しすぎてストレスをためないのが大事です。

ですが特に高齢出産の場合は産後脱毛の状態から元に戻らない場合が多いそうです。その場合は特に、今回紹介した対策をしっかりとやっておいた方がいいです。

地肌が目立った状態からリカバリーできずに、そのまま高齢者になるまで薄毛の状態が続いてしまうかもしれません。

 

産後といえば、子育てに追われていろんなストレスが重なります。

そんな中でも、子どもと同じくらい自分自身の身体も大切にしてあげる。それが産後脱毛症の一番の対策となるでしょう。

*産後薄毛の対策として女性専用育毛剤が有効ですが、身体の内部から栄養を与え、健康な髪を作り出す女性専用の育毛サプリメントもオススメです。

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