亜鉛やビタミンにタンパク質、育毛に大切な栄養素や食品はたくさんあります。
でも、栄養が大切なのはわかっているのですが、だったら何を食べるのがいちばんいいのでしょうか?
野菜も果物も、肉も魚も、どれも大切なのはわかっていますが…
それを踏まえたうえで、いちばんオススメなのが納豆キムチです!!
なぜ、納豆とキムチなのか?
キムチ納豆が育毛に効果的なふたつの理由を紹介します。
イソフラボンとカプサイシンによって増えるIGF-1
ポイントはIGF-1という成長因子。
IGF-1は70個のアミノ酸からなるペプチドで、血流増加作用や美肌効果、体を健康に保つ効果があります。
ガン予防や、うつ病改善効果もあるともいわれています。
これが体内に大量に発生すると、毛母細胞が活性化して薄毛予防になるともいわれています。
そんな大切なIGF-1は、知覚神経を刺激すると増加します。
知覚神経、つまり”味”のことですね。
キムチやワサビなどの刺激の強い食品を食べると、胃腸が刺激されてIGF-1が増加します。
これが辛いキムチがオススメな理由。
そこにさらに納豆を加えます。
納豆は大豆を発行して作られた、日本伝統の健康食。
キムチと同時に納豆の大豆を摂取すると、大豆イソフラボンがIGF-1を増やす作用のあるカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)を増やし、その相乗効果でさらにIGF-1が増えるのです。
カプサイシンとイソフラボンの組み合わせで、相乗効果が得られるんですね。
だとしたら、大豆と唐辛子をバリバリ食べていればいいと思うのですが、なぜ納豆キムチが最高の育毛食品なのでしょうか?
発酵食品が持つ発毛の力
納豆キムチの凄さの秘密は、納豆もキムチも発酵食品であるというところにあります。
発酵食品には発毛効果のあるIGF-1を増やす成分がたくさん含まれているのです。
発酵とは食品が腐っているわけではなく、特定の微生物がもつ作用によって食材の成分が変化すること。
これによって、味が良くなったり、健康効果が高まります。
食品が発酵する過程でアミノ酸・有機酸・ポリアミン・ビタミン類といった栄養素が豊富に作られます。
これらの成分がIGF-1を増やす効果があるようです。
大豆のイソフラボン、キムチのカプサイシン、さらに発酵食品の栄養素。
これらの相乗効果で、さらにIGF-1を増やすことができるのです。
キムチ納豆レシピ
キムチ納豆が薄毛予防にオススメな3つの理由
①キムチに含まれるカプサイシン
②納豆に含まれる大豆イソフラボンや植物性たんぱく質
③発酵食品が含む栄養素や酵素
栄養バランスの悪い食生活を送っていても、キムチ納豆を毎日食べればある程度カバーできるでしょう。
それにキムチ納豆が優れているのは、作り方はカンタンってところ。
市販のキムチと納豆を混ぜて食べるだけで、胃腸の知覚神経を刺激してIGF-1を増やすことができます。
オススメは辛口のキムチを使うこと。
そうすれば知覚神経を刺激して、よりIGF-1を増やしてくれるでしょう。
簡単に作れるし、毎日食べればその育毛効果も強くなるでしょう。
市販のキムチは食べやすいようにしてあり、あんまり辛くない場合があるので、発毛効果を高めるために一味唐辛子を振りかけるのもオススメです。
毎日食べても飽きないような納豆キムチのレシピを少しだけ紹介します。
- 納豆キムチチャーハン
- 納豆キムチ卵かけごはん
- 納豆キムチオムレツ
- 納豆キムチパスタ
- 納豆キムチうどん
- 納豆キムチ雑炊
キムチ納豆は工夫次第で、いろんなアレンジが可能です。
毎日のキムチ納豆でIGF-1が増加し、育毛効果以外にも様々な健康効果が期待できるのではないでしょうか。