ハゲに効く食べ物

育毛にはバナナが最高!医師がおすすめする理由とは?

海外の医師が「バナナは髪の毛にとても有益な食べ物だ」と指摘しています。

育毛には豆乳や肉がいいなんて話は聞いたとこがありますが、バナナとは初耳です。

バナナのどういった成分が髪の毛によいのか、その根拠を紹介します。

バナナに含まれる成分で育毛になる!?

マキシナ医師は、「バナナには神経系統にとって欠かせないビタミンBが含まれています。また、いくらかマグネシウムも含まれ、これも神経系統には大切な成分です」と強調する。

また同医師は、バナナにはカリウムもあり、心血管系の機能と心臓の標準的な伸縮に必要だと解説する。

また、バナナには、髪や爪に有用なケイ素や、ほかにもミクロフローラに必要なペクチンが含まれる。

同時にバナナには炭水化物も十分に多く含まれている。しかし、同医師はダイエット中の人でもバナナを完全に断つ必要はないと指摘。たとえば1日に1本だけというように、摂取を十分に管理すればいいのだという。同医師によれば、身体にはまだ緑色のバナナがより有益なのだという。

参照元:医師で栄養士のマリナ・マキシナ氏は、バナナは人間の健康な髪や爪、丈夫な神経系統、心臓にとって有益だと指摘する。(Sputnik)

バナナはもともと栄養価が高く、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富な果物です。

これらの栄養素も健康な髪の毛にとって大切ですが、この記事によるとその中でも「ケイ素」が髪によいと紹介されています。

ケイ素は別名”シリカ”とも呼ばれている栄養素で、髪の毛は肌、爪や血管の健康に必要不可欠な働きをします。

ケイ素が不足すると髪の毛のうるおいが損なわれ、パサパサでコシのない髪質になってしまいます。

ケイ素不足で起きる変化

  • 髪質の劣化
  • 抜け毛が増える
  • 爪が割れやすくなる
  • 肌がガサガサになり弾力が失われる
  • 骨の強度が下がる
  • 血管が硬くなる
  • 免疫力が低下する
  • 便秘

健康にとってすごく大切なケイ素ですが、体内で作ることができず、必ず食品によって摂取する必要があります。

成人ではだいたい1日あたり10~40mgが必要となります。

もしこの必要量を下回ると、その”ツケ”が肌や髪の毛にあらわれていくでしょう。

体内のケイ素は20代をピークに減っていくため、歳をとればとるほどケイ素を食べ物から摂取するのは大切になっていきます。

 

ケイ素という栄養素が髪の毛や健康にとってすごく大切なのがわかってきましたね。

で、さらに調べてみると、ケイ素を摂取するのにバナナがオススメではないこともわかってきました。

ケイ素を摂取するためにバナナよりオススメな食べ物は?

バナナは確かにケイ素が豊富な食べ物ですが、食べても含まれるケイ素の5%くらいしか体内に取り込まれないとのこと。

 

そんなバナナよりもおすすめな食べ物はじゃがいもです。

 

ケイ素は特に穀物や野菜、海藻類に豊富に含まれています。

ケイ素が豊富な食品

穀物:キビ・大麦・玄米

野菜:赤カブ・アスパラガス・かぼちゃ・人参

海藻類:あお海苔・ひじき・ハマグリ

中でも特に含有量が多く、しかも普段の食生活の中で食べやすいのがじゃがいもです。

じゃがいもには100g中200mgのケイ素が含まれています。

成人の1日に必要がケイ素がおよそ10~40㎎なので、じゃがいもを10~20g食べればいいってことになります。

もちろんすべてを消化吸収することはできないのですが、全食品の中でもかなり優秀な食べ物といっていいでしょう。

 

毎日少しだけじゃがいもを食べる。

それだけでケイ素が補給され、薄毛や抜け毛の予防になるのなら気軽にできそうですね。

じゃがいもは安いですし、どこのスーパーでも売っています。

 

抜け毛予防のためにはバナナがオススメ!!!

…ではなく、じゃがいもがオススメ。

ケイ素に着目して追求していくと、そんな結論になりました。

 

もちろん、バナナは栄養豊富なのでダメというわけではないのですが、育毛のために大量に食べる必要はないでしょうね。

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