育毛対策

薄毛治療ガイドラインで紹介されたエビデンスのある3つの薄毛改善方法

2018年1月17日

日本皮膚科学会が「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」を発表しました。

全国の皮膚科医師がAGA(男性型脱毛症)や女性の薄毛治療を行う際の参考となる資料ですね。

ガイドラインではいろんな薄毛治療方法が、その有効性と共に紹介されています。

 

そもそも日本皮膚科学会がこのガイドラインを策定したのは、世の中にいい加減で信ぴょう性のない薄毛改善方法がはびこっているから。

お金をたくさんかけて広告を展開し、あたかも髪が生えると思わせておいて、高額の料金を請求する。

そんな業者が後を絶たず、そんな実情を改善し、しっかりとしたエビデンスのある治療法を提供しようとしたわけです。

 

つまり、この「薄毛治療ガイドライン」に乗っていない薄毛治療方法は効くかどうかわからないってこと。

薄毛治療ガイドラインから科学的根拠がしっかりとある薄毛治療法を紹介したいと思います。

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日本皮膚科学会が発表した絶対にやってはいけない薄毛治療方法とは?

男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」では、推奨度を5段階に分類しています。

  • A:行うよう強く勧める
  • B:行うよう勧める
  • C1:行ってもよい
  • C2:行わない方がよい
  • D:行うべきではない

これらの分類は信頼できる科学的根拠(エビデンス)があるのかどうかで判断されています。

しっかりと臨床試験が行われていて、発毛効果が得られることが確かめられていればいるほど、推奨度は高くなります。

 

C2は科学的根拠がなく、やっても意味がないので「行うべきではない」という評価になっています。

Dにいたっては「行うと危険だからやらない方がよい」という評価です。

 

まずはやらない方がいいC2とDに分類された薄毛治療方法を紹介します。

C2(行うべきではない)に分類された薄毛治療方法

行うべきではない薄毛治療方法は「ビマトプロストおよびたらのプロストの外用」と「成長因子導入および細胞移植療法」のふたつです。

それぞれについて、なぜC2に分類されたのかを紹介します。

ビマトプロストおよびたらのプロストの外用

ビマトプロストやラタノプロストは緑内障の眼圧降下作用を持っているのと同時にまつげの発毛促進効果もあるそう。

しかしながら、これらの成分は髪の毛を対象とした外用薬として承認されておらず、広範囲に塗布する場合の安全性も確認されていません。

まつげに発毛促進効果があったからといって、髪の毛にも同様の発毛効果が得られるかどうかも確証が得られていない状態。

そのため、日本皮膚科学会では「行わない方がよい」と判断しました。

成長因子導入および細胞移植療法

「成長因子導入および細胞移植療法」は、薄毛部分に発毛効果のある成長因子や細胞を注射する薄毛治療方法。

これらは先進医療の段階にあり、いまのところ安全性や有効性は十分に検証されていません。

そのため「行わない方がよい」という分類になっています。

今後、技術が発展したら、安全で効果の高い薄毛治療方法のひとつになるかもしれません。

D(行うべきではない)薄毛治療法

行うべきではない薄毛治療法は4つです。

  • 女性のフィナステリド内服
  • 女性のデュタステリド内服
  • 人口毛植毛
  • ミノキシジルの内服

女性のフィナステリド・デュタステリド服用

フィナステリドやデュタステリドの服用は、男性の薄毛治療には有効とされていますが、女性に使用しても効果は得られないとされています。

特に妊婦、妊娠している可能性がある女性、授乳中の女性は、子どもに悪影響を及ぼす可能性があるので絶対に使用してはいけないことになっています。

フィナステリドもデュタステリドも普通の薬局では買えず、医師の診察を受けたうえで処方箋をもらう必要があります。

女性であれば、普通に考えてフィナステリドやデュタステリドを処方されることはありえないですし、もし何らかの方法で手に入れたとしても絶対に服用してはいけません。

人口毛植毛

人工毛植毛は、人工的に作られた髪の毛に似た化学繊維を頭皮に植毛する薄毛治療法のひとつです。

かつては行われていたものの、頭皮がかぶれたり、さまざまな副作用があらわれたため、現在はまったく行われていません。

植毛は自分自身の”毛包”を薄毛部分に移植する「自毛植毛」が主流になっています。

アデランスなどでは人口毛を使った増毛サービスを行っていますが、これは頭皮に植毛するわけではなく、限りなく人毛に近い人工毛髪を髪の毛に括り付けたり、ネット状に装着して自然に髪の毛を増やす技術です。人口毛植毛とはまったく違う技術なんですね。

ミノキシジルの内服

ミノキシジルは外用薬、つまり頭皮に塗る場合には、男女問わずとても有効な薄毛治療の選択肢になります。

ですが、ミノタブ(ミノキシジル・タブレット)などを服用するのは「行わないように強く勧める」という評価になっています。

ミノキシジルは元々は高血圧を改善するための”降圧剤”として開発されました。その副作用として髪の毛が増えることが着目され、育毛剤の成分として開発されてきた歴史があります。

ですが、薄毛治療としてのミノキシジルの内服は日本はもとより、世界的に見ても認可されている国はありません。

ミノタブは日本国内の病院に行っても、薄毛治療のために処方してくれることはないでしょう。

使っている方のほとんどが”個人輸入”で海外から購入し、服用しています。

髪の毛が増え、AGA(男性型脱毛症)が改善するという根拠に乏しいにもかかわらず、胸痛心、拍数増加、動悸、息切れ、呼吸困難、うっ血性心不全、むくみや体重増加などの重大な心血管系障害が生じる可能性があります。

ミノタブで髪の毛が増えるという噂を信じて、安易に個人輸入で購入し、服用するのは危険なので絶対に止めましょう。

ガイドライン評価の高い薄毛対策

では次に、「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」でA(行うよう強く勧める)とB(行うよう勧める)に分類された薄毛治療方法を紹介します。

A評価に分類された3つの薄毛治療方法

  • 男性のフィナステリド内服
  • 男性のデュタステリド内服
  • ミノキシジル外用

フィナステリドやデュタステリドは内服薬。

つまり「飲む育毛剤」ですね。

世の中にある「育毛サプリメント」(栄養補助食品)とは違い、ちゃんと薬理作用のある有効成分が含まれた医薬品となります。

効果がある分、副作用のリスクがあるため、医師の処方箋が必要となっています。

処方箋医薬品なのでドラッグストアで売ってはいませんが、育毛クリニックで診察を受ければ手に入れることができます。

ミノキシジル外用は、ミノキシジルという有効成分が含まれた発毛剤を頭皮に塗布する薄毛治療法です。

ミノキシジルが配合された育毛剤は「リアップ」や女性用の「リアップ・リジェンヌ」が有名ですね。

現在はリアップ以外にも各会社からミノキシジル配合の発毛剤が販売されています。

  • メディカルミノキ5(アンファー)
  • ラモボ(アートネイチャー)
  • リグロEX5(ロート製薬)

基本的にどの商品もミノキシジルが5%配合されているので、その発毛効果も同じです。使いたい場合は、好きなものを選んでいいでしょう。

B評価に分類された3つの薄毛治療方法

  • 男性の自毛植毛
  • アデノシン外用
  • LED及び低出力レーザー照射

男性の薄毛改善に「自毛植毛」は有効な選択肢です。

女性の場合は、生活習慣の改善や育毛剤で十分に薄毛が改善する可能性がある乗せ、一度やったら元に戻せない自毛植毛は勧められていないのでしょう。

 

アデノシン外用」もBに分類されています。アデノシン配合で有名な育毛剤と言えば「アデノゲン」なんかがありますね。

LED及び低出力レーザー照射」も薄毛改善にしっかりとしたエビデンスのあるB評価。

アデランスの育毛サロンなどでLEDを使ったヘアケアを受けることができますが、1週間に3回程度は定期的に頭皮に照射しないと十分な効果は得られません。

もしやるのなら、自宅で使える低出力レーザー育毛機を購入するのがオススメです。

一度買えば何年も使い続けられますし、男性も女性も安全に使えます。

おすすめ記事:発毛率93%!究極の低出力レーザー育毛器「ヘアマックス」の効果と使い方。

育毛剤にエビデンスのあるのか?

世の中にはたくさんの育毛剤が販売されていますが、その効果は「薄毛治療ガイドライン」的にどんな評価なのでしょうか?

ガイドラインではすべての成分について網羅しているわけではありませんが、育毛剤のほとんどがC評価(行ってもよい)に分類されると考えれます。

 

別に使って髪に悪いわけじゃないけど、効果があるかどうかはわからないよ。

 

…という感じですね。

知っておいて欲しいのは、育毛剤には薄毛改善のしっかりとした科学的根拠がないってこと。

それを踏まえたうえで、頭皮ケアの一環として育毛剤を使うのがいいでしょう。

 

育毛剤がまったくの無駄とはいいません。

若いころから肌のケアを欠かしてこなかった人と、肌のケアをまったくやってこなかった人。

50代、60代になると、その肌質の差はかなり違ってきます。

肌ケアはやったからすぐに肌がキレイになるわけではありませんが、何年後、何十年後に、大きな差となって現れます。

同じように若いころから育毛剤で頭皮ケアを欠かさなければ、高齢になってからも健康な髪を維持できているかもしれません。

薄毛治療ガイドラインでオススメの3つの薄毛治療法

とはいえ、しっかりと薄毛改善をしたいのなら薄毛治療ガイドラインに掲載された方法を選ぶのがポイント。

方法は大きく3つに分類されます。

①薄毛治療の内服薬

フィナステリドやデュタステリドなど。医師の診察が必要。

②薄毛治療の外用薬

ミノキシジル配合の発毛剤。薬局で購入可。

③低出力レーザーによる薄毛治療

低出力レーザー育毛器を購入し自宅で使い続ける。育毛剤よりは確実に発毛効果が得られる。

 

これ以外の方法では、それほど劇的な薄毛改善効果が得られないでしょう。

高額のヘッドスパとか育毛剤とか、頭皮マッサージとかサプリメントとか…。

そういった怪しげなものには手を出してはいけません。

派手に流れているテレビのCMや、サイトやYouTubeに表示されるネット広告には要注意です。

 

日本皮膚科学会が発表した「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」は、そこらへんで販売している書籍やネットの情報よりも信頼できる資料です。

やってはいけない薄毛治療法に注意して、しっかりと効果のある薄毛改善を選択するのが大切ですね!!

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