育毛対策

ビタミンB群で薄毛予防!その発毛効果の秘密について。

2015年12月9日

ビタミン類は身体の調子を整えて、健康に保つ効果があり、育毛にとっても重要です。

ビタミンAやビタミンBにCと、ビタミンにはたくさんの種類があります。もちろん、どれも大切ですし、バランスよく摂取するのが一番でしょう。

ですが、特に気を使って摂取したい、育毛と発毛に効果的なビタミンはビタミンB群です。

ビタミンB群の特徴と、育毛効果を紹介します。

ビタミンB群の育毛効果とは?

ビタミン類は大きくふたつあります。水に溶ける「水溶性ビタミン」と、脂に溶けやすい「脂溶性ビタミン」です。

ビタミンの中では、ビタミンCとビタミンB群だけが水溶性ビタミンに分類され、ビタミAやEなどの他のビタミンはすべて脂溶性ビタミンです。

つまり、ビタミンBは水に溶ける水溶性。

水溶性ビタミンは過剰摂取するとすぐにおしっことして体外に排出されてしまうので、いっぺんにたくさん摂取しても無意味という特徴があります。

その分、過剰に摂取しても体外に排出されるので害はありません。

しかし脂溶性ビタミンは容易に体外に排出されないので、過剰摂取で身体に害が及ぶ場合があります。

例えば「ビタミンAの過剰摂取が薄毛の原因に!レバーや人参は食べ過ぎ注意??」の記事でも紹介しましたが、脂溶性ビタミンの「ビタミンA」は過剰摂取で抜け毛を引き起こす危険があります。

水溶性のビタミンB群については、過剰摂取の心配はないってわけですね。

 

では次に、ビタミンB群の内容と育毛効果についてみてみましょう。

  • ビタミンB1 (チアミン)→疲労回復効果。
  • ビタミンB2(リボフラビン)→皮脂の分泌を抑え、頭皮を清潔に保つ。新陳代謝を活性化させ、発毛を促す。
  • ビタミンB3 (ナイアシン)→頭皮の血行を促進する。
  • ビタミンB5 (パントテン酸)→毛母細胞を活性化させ、髪の毛が作りだされるのを助ける。
  • ビタミンB6→髪の99%を構成するケラチンタンパク質の生成を助ける
  • ビタミンB7 (ビオチン)→髪の毛を作るアミノ酸の代謝を促進する
  • ビタミンB9 (葉酸)→頭皮環境を正常に保つ。血液を作り、血行を促進させる。
  • ビタミンB12 (シアノコバラミン)→毛細血管を強くし、頭皮環境を清浄に保つ

ビタミンBの種類はたくさんありますが、そのすべてが何らかの形で育毛効果を持っているといっても過言ではありませんね。

この中でも特に育毛に大切といわれているのが、ビタミンB2とビタミンB6、そしてビタミンB7(ビオチン)です。

これらのビタミンB群は髪の毛にとってダイレクトに”効く”栄養素。

そのため多くの育毛サプリメントにも配合されています。

ビタミンB群が含まれる食べ物

では次に、ビタミンB群が多く含まれている食品を紹介します。

  • 牛乳
  • 玉子
  • 小松菜
  • ほうれん草
  • レバー
  • マグロ刺身
  • さんま
  • 納豆
  • 麦芽米
  • 豚肉
  • ナッツ類

ビタミンB群といってもビタミンB1~B12までたくさんの種類があるので一度には紹介でいませんが、上記の食べ物の中にビタミンB群が多く含まれています。

肉類から緑黄色野菜、穀物からナッツ類に卵、実に幅広くたくさんの食物に含まれているのがわかります。

好き嫌いをせずに、いろんな食べ物を食べることが、そのままビタミンB群の不足を防いでくれることになるでしょう。

もし不安であれば、ビタミンB群のサプリメントを補助的に摂取するのもいいかもしれません。ビタミンB群は水溶性ビタミンなので、過剰摂取の害が一切ありませんからね。

ビタミンBの育毛効果まとめ

ビタミンB類が不足すると、疲れやすくなったり、体調不良の原因になります。

そればかりか、爪がガサガサになったり、髪の毛が細くなったり、抜け毛の原因になることも!

ビタミンB群の含まれる食べ物やサプリメントを上手に使って身体と髪のコンディションを整えれば、健康で美しい髪を保持することができるでしょう。

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