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育毛・薄毛と帽子の関係。帽子をかぶると本当にハゲるのか!?

2015年4月7日

帽子をかぶり過ぎるとハゲる、なんて話を聞いたことがあります。

本当にハゲるのでしょうか?

仕事の関係で一日中帽子やヘルメットを被っている人でも、特に薄毛が多いという印象はありませんが…。

今回は薄毛と帽子の関係について紹介します。

帽子をかぶると薄毛になる?

帽子をかぶるとハゲる!と言われる根拠は大きく二つあります。

「血行が悪くなる」ことと「帽子の中が蒸れる」事です。

それぞれの根拠について詳しく説明します。

帽子で血行が悪くなる!

育毛には頭皮の血行が大事です。

髪の毛は毛根で作られますが、毛根の奥で髪の毛を作り出す毛母細胞は、頭皮の毛細血管から栄養を得て髪の毛を作り出しています。

もし頭皮の血行が悪くなってしまったら、毛母細胞も栄養不足になってしまい、髪が細く、抜けやすくなってしまうでしょう。

ヘアサイクルが乱れ、薄毛が進行する原因にもなってしまいます。

 

頭皮の血行というのは、育毛とは切っても切り離せない問題なんですね。

 

自分に合っていないキツイ帽子をかぶると、側頭部が不必要に圧迫されてしまいます。

帽子による側頭部の締め付けは、頭皮全体の血流を阻害してしまうかもしれません。

 

もし頭皮の血行が悪くなったら、毛乳頭まで栄養が行き届かなくなってしまいます。

これじゃあ、せっかくの育毛活動が無駄になってしまうかも知れません。

帽子で蒸れる!

帽子をかぶると、帽子の中の気温や湿度が上昇します。

気温が上がれば、頭皮から汗をかきます。それが気化して、さらに湿度は上がります。

こうして帽子の中が蒸れてしまいます。

 

ではなぜ、蒸れることが薄毛の原因になるのでしょうか?

それはいわゆる頭皮環境に悪影響を及ぼすからです。

 

頭皮には皮脂腺から出た皮脂が存在しています。

その頭皮が蒸れた状態になると、細菌の繁殖に最適な環境が出来てしまいます。

頭皮や毛根の細菌がめっちゃ増殖してしまうと、皮脂が酸化して炎症の原因になる可能性があります。

それが薄毛の原因になってしまうのです。

帽子をかぶる事で育毛しよう!

帽子をかぶると頭皮の血流が悪くなるし、帽子の中が蒸れてしまい、頭皮に悪影響。

しかし帽子がハゲの原因になりうるからと言って、「帽子をかぶらない」っていう事が正解ではありません。

紫外線の強い夏の日差しに長時間さらされる場合は、絶対に帽子をかぶった方がいいです。

 

紫外線は育毛にとってすっごい悪影響。

 

紫外線による頭皮・毛根へのダメージを防ぐことは、帽子をかぶることによるデメリットを補って余りある効果です。

こちらの記事で紫外線の頭皮への影響を詳しく書いています。読めばわかりますが、紫外線は頭皮の老化の主要な原因です→育毛・薄毛と日光の関係。紫外線で薄毛になるのか!?

なので、紫外線を防ぐためにも、特に夏の日差しの強い日には帽子は必須アイテムと言っていいでしょう。

 

では、ハゲないための帽子のかぶり方は?

効果的な帽子のかぶり方

帽子がハゲになり易い、なんていう根拠は大きく2つ。

①血行が悪くなる。

②蒸れて頭皮の雑菌が繁殖する。

と言う事は、これらの状況を防ぐことで帽子のメリットを享受しながらも、薄毛になることのない帽子ライフが過ごせます。

薄毛予防のための帽子の特徴

  • 帽子のサイズはキツすぎない事。
  • 室内では帽子を取って開放する事。
  • 通気性の良い素材である事。
  • 清潔であること

ゆったりとしたサイズで、通気性が良くて、清潔…麦わら帽子なんて育毛には最適なのではないでしょうか。

でも夏休みのこどもじゃないので、虫網と麦わら帽子なんて中々かぶれません。

自分のサイズに合った清潔なキャップでも十分です。

 

こういった注意点に気を付ければ、むしろ帽子は育毛にとって心強い味方になってくれます。

自分に合った帽子を一つ持っておく、そして日差しが強そうな日の外出はかぶる。育毛には大切な習慣ではないでしょうか。

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