ハゲの雑学

将来ハゲる?自分でできる薄毛危険度セルフチェック法を紹介!!

「将来ハゲたらどうしよう…?」

「なんだかおでこの生え際が薄くなっている気がする…!?」

まだ本格的にハゲてはいない、だけど将来が心配!

そんな方のために、自分でできる薄毛・ハゲの危険度セルフチェック法を紹介します。

現在進行形で薄くなっている人も、親がハゲていて将来薄毛になるかも?と心配な人も、ぜひともやってみてください。

頭皮の状態で判断する薄毛・ハゲの危険度セルフ・チェック!!

①抜け毛をチェック!

髪の毛は「成長期→脱毛期→休止期」のサイクルを繰り返しながら成長していきます。

だけど何らかの理由でヘアサイクルが乱れてしまうと、だんだんと抜け毛が増えていきます。

ヘアサイクルが乱れると成長期が短くなり、成長の途中にある髪の毛も抜けてしまいます。次の成長のための準備期間である休止期も長くなっていき、次第に脱毛部分が増えていくのです。

たとえ新しく髪の毛が生えてきたとしても、だんだんと細くなりコシがなくなっていきます。

 

このようなヘアサイクルのシステムを理解すれば、現在たとえハッキリとした薄毛になっていなくても、抜けた髪の毛を観察することで自分のヘアサイクルが正常かどうかをある程度確認できるのです。

 

まずは部屋の中に落ちている、自然に抜け落ちた自分の髪の毛を拾い集めてください。

それを毛根をそろえて持ち、それぞれの長さを比べるのです。

自分の髪の毛の長さをと比べてみて、もし明らかに短い髪の毛が混じっている場合は要注意!

コシのない細い毛である場合も、ヘアサイクルが乱れを指し示しているので、薄毛リスクが上がっている可能性があります。

 

髪の長い女性ならわかりやすいかもしれませんが、男性で短髪の方であれば判断が難しいかもしれません。ですが、薄毛の前兆は必ず”髪の毛の質”に現れるので、日々注意深く観察してみましょう。

②頭皮の状態をチェック!

頭皮の健康状態は毛髪にとってとても大切です。頭皮が不健康であれば、薄毛・ハゲの原因になるのです。

頭皮が健康かどうか判別するチェックポイントはふたつです。

頭皮の色

まずは髪の毛をサッとかきわけて、頭皮の色をチェックしましょう。

健康な頭皮はハリがあって青白い色をしています。

とはいえ頭皮の色が肌色くらいであれば特に問題ありませんが、赤みを帯びていたりピンク色がかっていたら、頭皮環境が悪化しているサインかもしれません。

頭皮の炎症、紫外線の悪影響、刺激の強すぎるシャンプーなど、いろんな原因が考えられます。

心当りがあるのなら、しっかりと頭皮ケアをして健康な頭皮を取り戻しましょう。

頭皮の硬さ

つぎに頭皮の硬さをチェック。

頭皮に両手の指10本を押し当てたまま、上下左右に動かしてみましょう。

動かないようであれば、頭皮が硬い証拠。

頭皮が硬すぎると血流も滞りがちになるので、薄毛リスクが高まってしまいます。

③生え際をチェック!

おでこからハゲてないか簡単にチェックできる方法です。

まずは、思いっきり目を見開きます。するとおでこにシワができると思います。

通常このおでこのシワと生え際の間には、シワのよらない”空白の地帯”ができます。

このに人差し指を当ててみるのです。

もし当てた人差し指が生え際と当たらないようであれば、生え際の後退が始まっている可能性があります!

④頭頂部もチェック!

普段は鏡を見ても、自分の頭頂部は絶対に見えません。

そこで、たまには手鏡などを利用して、自分の頭頂部を自分の目で確認してみてください。スマホで写真に撮るのもいいですね。

地肌が見えていないか?

地肌の色は?

髪の毛が細くなっていないか?

自分じゃ気づきにくい部分なので、しっかりと観察してみてください。もし何らかの異常が表れていたとしたら、薄毛リスクが高まっている可能性があります。

 

自分では難しい頭頂部をチェックするには立体三面鏡をつかうことがオススメ。

頭頂部のハゲを迅速に発見!見えにくいつむじ周りを立体三面鏡を使ってケアしよう!!

立体三面鏡は3つの鏡が連結されていて、横顔を確認することもできますし、簡単に頭頂部を確認することだってできます。

自分で手鏡を持って頭頂部を確認しようとすると、手が疲れたり、角度によってよく見えなくなることも多いですが、この立体三面鏡を使えば楽に確認することができます。

自分でヘアカラーをするときなんかに、塗りの腰がないか確認したり、頭部全体に寝癖がないかチェックするときなんかにも便利ですね。もちろん、育毛剤を頭頂部に使うときに、ピンポイントで塗布することもできるでしょう。

真っ正面からみるだけで、頭頂部の状態もつぶさにチェックできるので、育毛剤を使って髪の毛が生えてきたのかどうかを毎日確認するのも楽です。

 

まさに、育毛のために必須のアイテムと言っていいでしょう。

薄毛対策には早めの対処が重要ですが、立体三面鏡を使えば”薄毛の兆候”を迅速につかむことができると思います。

立体三面鏡はネット通販でも比較的安く購入できますよ。

もしチェックポイントに当てはまったら?

もし「薄毛・ハゲの危険度チェック!!」に引っかかったとしたら、早めの対策が有効です。

ハゲ始めてから育毛剤を使っても、もう手遅れというパターンも多いからです。

また、頭皮のマッサージを毎日行うことも大事。頭皮マッサージなんて無駄だろ!と思うなかれ、ちゃんとマッサージをすれば頭皮の血行が改善して頭皮が柔らかくなります。そうすれば、正常なヘアサイクルに戻る助けになるでしょう。

 

育毛剤やスカルプシャンプーを使った頭皮ケアは、初期であればあるほど有効です。

ハゲの進行したツルッパゲにどんなに育毛剤を振りかけても、その効果は限定的。

「ひょっとしたらハゲるかも?」というくらいから、ちゃんとした育毛活動を行えば、将来の薄毛リスクを劇的に減らすことができるでしょう。

舌の状態でハゲる危険度チェック!

病院で診察をするときにお医者さんに「はい、じゃあ~舌出して」といわれたことがあると思います。

舌の色や形は体調によって変化しやすく、「舌診」は健康状態のチェックに欠かせません。

なぜ舌をチェックするのか?

実は舌は内臓器官と直接的に繋がっていて、毛細血管が密集した粘膜です。そのため、血行不良などの体調不良の影響がすぐに現れやすく、健康状態を測るのに使われるのです。

 

では、舌の状態をチェックして薄毛リスクを判断する方法を紹介します。

チェックするのは舌の表面ではなく”舌の裏側”

舌を思いっきり上顎に押し付けて鏡を見れば、舌の裏側を確認できます。

健康的な状態であれば、舌の裏もピンクでハリのある色をしています。

ですが、全身の血行が悪い状態になると、舌の裏側にある静脈が浮かび上がっていて青黒い筋が見えることがあります。

これは東洋医学ではお血(瘀血)と呼ばれる状態。全身の血流が滞ってしまうことで現れます。

 

運動不足、栄養不足、過労やストレス、女性ホルモンが乱れなど、いろんな生活習慣が関係しています。

お血になると、毛細血管の血行が悪くなるため、皮膚や髪の毛の代謝が悪くなります。

その結果、抜け毛が増えますし、目の下のクマやお肌のシミ・シワの原因になります。

 

もし舌の裏側が青黒くなっていたり、暗い紫色になっていたら、お血になっている可能性があります。

その場合は、最近の生活や食事を思い返してみましょう。

仕事で疲れすぎていないか、何か悩みはあるか、睡眠不足が続いていないか、ちゃんと食べているか、運動はしているか…。

もし何らかの不摂生に思い当たるのなら、薄毛を予防するためにも、生活習慣を改善してみることから始めましょう。

血の巡りを改善するためのコツ

では、お血を改善してピンク色の健康的な舌を手に入れるちょっとしたコツを紹介します。

  • 体を温める食べ物を食べる
  • 冷たい飲み物は飲み過ぎない
  • ゆっくりお風呂に入る
  • 散歩などで適度に運動する

とまあ、普通に健康的な生活を送るのが大切。舌の状態は体調によってすぐに変わるので、1週間くらい健康的な生活を続ければ意外とすぐに舌の色も改善してくるでしょう。

毎朝歯磨きをするついでに舌をチェックして、自身の健康や薄毛危険度のバロメーターにするのもいいのではないでしょうか。

耳で薄毛リスクチェック!

舌の次は耳を使った薄毛リスクのチェック方法です。

といってもやり方は簡単。

 

自分の耳をつまんでギュッと前に折ってみるだけ。

 

もし耳を折ってみて痛みが走るようであれば、それは毛細血管の血流が悪くなっている証拠です。

なぜなら、耳は指先や足先と同じ末端部分だから。耳の血流が悪くなっているということは、つまり頭皮の毛細血管の血流も滞っている可能性があります。

髪の毛は毛母細胞で作られますが、毛母細胞の周りには毛細血管が絡まっていて、血液から栄養を貰っています。もし毛細血管の血流が悪化すれば、新しい髪の毛を作りだす力も弱まってしまうでしょう。

 

身体全体の血の巡りを改善させる必要がありますが、その対策は先ほど紹介したお血の改善法と同じ。毎日続ければ、冷え性の改善効果もあるし、身体全体の調子もよくなってくるでしょう。

また、耳の静脈をマッサージすることで末端の血行を良くして育毛効果を得ることもできます。

その方法についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

髪の毛は心臓や目や耳などの器官とは違って、別になくても命の危機は訪れません。

そのため身体に何らかのトラブルがあると、生命維持を優先するため、髪への栄養は後回しにされてしまう傾向にあります。

髪の毛は身体の中でも、体調の影響を受けやすい部位といえるでしょう。

普段から頭皮や髪の毛の状態をチェックし、もし何らかの異常があれば対処する。そうすれば、将来的な薄毛・ハゲを効果的に予防できるのではないでしょうか。

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