枕が赤外線を発すると頭部がポカポカと温まり、毛母細胞も活性化します。
その結果として、育毛効果が期待できるのでは、といった趣旨の記事でした。
…が、もし寝苦しい夏に使ったら頭部に汗をかいてしまい逆効果。
頭が熱をもってしまい、睡眠も浅くなってしまうでしょう。
夏の育毛のためにオススメの枕とはなんなのでしょうか?
また、寝苦しい夏の夜はず~っとエアコンを着けっぱなしで眠っている人もいるかもしれません。
電気代節約のため、エアコンを使っていない人もいるかも。
エアコンは頭皮と育毛にどんな影響を与えるのでしょうか?
育毛に効果的な、医学的に正しい眠っているときのエアコンの使い方を紹介します。
暑い夏は通気性のよい竹の枕で育毛!
暑くて寝苦しい夏は、通気性バツグンの竹枕がオススメです。
竹のほどよい弾力が頭皮を刺激して、発毛効果も得られます。
寝苦しい夜に、熱のこもった枕を使っていると、頭部全体に汗をかいてしまいます。
毎朝シャンプーをする習慣でもない限り、日中ず~っと夜中の汗が残ったまま。
これじゃあ、雑菌が繁殖する原因になってしまいます。
脂漏性皮膚炎などのリスクも上がってしまうかもしれません。
その点、この竹枕であれば通気性がよく、熱がこもる余地がありません。
眠っている間にダラダラと汗をかくこともなくなるでしょう。
また、普通の枕は一晩でたくさんの汗を吸っています。
この汗が枕内部の雑菌繁殖の原因になりえます。
枕に雑菌が繁殖しすぎると、それが頭皮を汚す原因になることも。
竹枕であればそんな心配もないでしょう。
眠りが浅くなると薄毛を引き起こす!?
睡眠は育毛にとってとても大事な要素です。
その理由は、睡眠中がもっとも成長ホルモンの分泌が盛んになるから。
成長ホルモンは体中の細胞の傷を修復する作用があり、私たちの健康を維持するのにとても重要な役割を持っています。
もちろん、髪の毛の成長にも超重要。成長ホルモンの分泌が阻害されると、正しい発毛サイクルも行えなくなってしまうかもしれません。
だからこそ、グッスリと眠ることは大事です。
ですが、夏は深夜でも気温が高くで不快。
睡眠も浅くなりがちです。これでは、十分に成長ホルモンが分泌されません。
睡眠を深くするために、眠るときの環境を快適にするのはとても大事なことです。
そのためにエアコンを利用するのもとても有効です。
「ちょっと暑いけど節電のために頑張ってエアコンを使わない」なんて止めておいたほうがいいでしょう。
ただし、一晩中ガンガンにエアコンをつけておくのも育毛に逆効果。
皮膚表面の温度が低下すると、毛細血管が収縮して血流が悪化します。
それに一晩中のエアコンは頭皮の温度を下げすぎてしまう可能性があります。
医学的に正しい睡眠時のエアコンの使い方は、3時間タイマーを利用するってこと。
眠ってから3時間後に自動的に止まるようにセットして寝るのです。
睡眠時のエアコンはなぜ3時間タイマーがいいのか?
「夜の10時から深夜2時までが睡眠のゴールデンタイム」なんて言われていますが、これは正確ではありません。その人それぞれで体内時計のリズムは違っているので、一概には言えないのです。
それよりももっと大事なのは、入眠後3時間の睡眠です。
眠った直後の3時間はもっとも深い眠りであり、もっとも成長ホルモンの分泌が盛んになる時間帯。本当の育毛ゴールデンタイムです。
この時間帯にしっかりと眠れれば、4時間以降の睡眠は少しくらい浅くても大丈夫。そのため、エアコンの3時間タイマーを使用し、入眠後3時間の育毛ゴールデンタイムを快適な環境にするのです。
こうすれば、朝までエアコンをかけて頭皮を冷やす恐れもありませんし、節電にもなります。我慢して寝苦しい夜を過ごすよりも、ぐっすり眠れて健康的だと思います。
寝苦しい夜の育毛まとめ
寝苦しい夜が続くと体力が低下しますし、髪の毛や頭皮にも悪影響を及ぼします。
暑すぎる夏はいろんな工夫をしつつ、快適に過ごしたいものです。
今回紹介した熱帯夜の薄毛改善策は以下のふたつ。
①枕は竹枕を使う。
②エアコンは3時間タイマーをセットして使う。
これらの対策で寝苦しい夏の夜も快適に薄毛予防できると思います。
もしジメジメして、湿気がこもっていて、不潔で臭い、そんな枕を使っているのなら、安眠と育毛のために今すぐ捨てましょう!
竹枕って使ってみると、「ちょっと硬いかな~」と最初は思うかもしれませんが、慣れればけっこう気持ちいいし寝心地も悪くないです。
今回紹介した2つの方法で熱帯夜を快適に過ごせば、夏の抜け毛も防げるのではないでしょうか。