育毛・薄毛と○○の関係

育毛・薄毛と低体温の関係。低体温を改善してハゲにくい体質を手に入れよう!

人間の平均体温は36.5~37.1度です。

薄毛の人はこの平均体温よりも平熱が低いという傾向があるようです。

日常的に体温が低い状態だと風邪をひきやすくなります。

これは低体温によって身体の抵抗力の低下や新陳代謝の悪化など、身体に様々な弊害をおきるから。

 

こういった低体温の悪影響は、当然頭皮にも及びます。

今回は低体温と薄毛の関係や、その対策についてレポートします。

低体温とは?その原因と症状

人間の平均体温は36.5度と言われています。

ですが、低体温の人はいつ体温計で測っても35度代の体温しかありません。

じつは私も平均体温が35.4度とかなりの低体温人間。

36度を超えたら微熱でだるい状態になってしまいます。

 

そんな低体温は体内の働きが低下している状態。

まずは低体温悪影響を紹介します。

体温が低いと免疫力が低下する

体温が1度下がると、免疫力が30%下がると言われています。

体温は免疫機能と密接に関係があるのです。

風邪で発熱するのは、身体の免疫機能が活発化してるためですしね。

体温が低い状態は、免疫細胞も元気がなく、風邪をひきやすい状態です。

②体温が低いと新陳代謝も低下する

体温が1度下がると基礎代謝が12%低下するといわれています。

代謝が低下するとどうなるか?

老廃物を排出する働き、新しい細胞を作り、古い細胞を廃棄するサイクルが鈍くなるという事です。

低体温は頭皮の代謝も阻害し、ヘアサイクルにも悪影響といえるでしょう。

③体温が低いと全身の血流が低下する

運動した後は体温が上がってポカポカ状態。

体中の血流が活発化しています。

低体温はその逆の状態で身体中の血液の巡りが悪くなっています。皮膚に張り巡らされた毛細血管の血流が悪くなります。その結果、毛細血管の先まで栄養がいきわたらなくなり、頭皮や肌の新陳代謝が悪化する原因になります。

毛細血管の収縮が酷くなると肩こりが起きたり、頭痛や腰痛なんかの症状が出る場合がありますが、髪の毛の成長にも悪影響を及ぼすんですね。

体温が低いと抜け毛が増える

髪の毛はじつは生命活動にとってそれほど重要ではありません。

内臓はなくなったら困りますが、髪の毛はたとえなくなったとしても死ぬことはありませんからね。

そんなわけで、例えば病気になった時や、極度の栄養不足になった時に、髪の毛への栄養の供給は後回しになります。

体温が低く、血流が悪化している状態では、体内の重要な器官に優先的に血液が送り届けられます。

頭皮や毛根は後回しになってしまうため、健康な髪が育ちづらい環境になってしまうのです。

 

では低体温の改善にはどのような方法があるのでしょうか?

低体温の改善方法

低体温の主な原因は「体質」「食生活」「運動不足」の3つと考えられています。

体質は改善が難しいですが、食生活と運動であれば取り組むことが可能です。

中でも食生活よりも、運動不足の方がより大きな原因になっていると思います。

低体温を改善する運動

低体温の改善に有効な運動が「筋トレ」です。筋肉がつくことにより、基礎代謝が上がり、身体中の血流も活発化します。

オススメなのは下半身の筋肉を鍛えるということ。全身の筋肉の70%は下半身の筋肉と言われているので、下半身を鍛えることは効率的に基礎代謝を上げることが出来ます。

また、下半身の筋肉は第二の心臓と呼ばれるくらい、全身の血流に重要な役割を担っています。

 

足元までながれた血液が重力に逆らって上半身に戻る時に、下半身の筋肉はとても重要なんですね。

 

低体温の改善のために、上半身の筋肉はもちろんですが、下半身の筋肉の方を重点的に鍛えましょう。

具体的にはスクワットやウォーキングにランニングなどの運動が、低体温の改善に有効と考えます。

低体温を改善する食事

東洋医学的に食物には身体を温める”陽”の性質を持ったもの、冷やす”陰”の性質を持ったもの、そしてその”中間”という3種類に分けています。

低体温の方は積極的に陽の性質をもった食物を摂取することで、体質改善できるかもしれません。

といっても、陽の食物はとってもたくさんあって紹介しきれないので、その特徴を記載します。これで陽の食物の見分けが付くとおもいます。

 

①陽の食物は寒い地域で摂れ、冬が旬のものである(かぼちゃ、じゃがいも、人参)

②陽の食物は濃い色をしている(黒豆や玄米)

③陽の食物は地下で育つ根菜が多い(さつまいもやゴボウ、たまねぎ)

④陽の食物は香辛料に多い(胡椒、生姜、唐辛子)

 

簡単に言うと「鍋に入れたら美味しい食材」は陽の性質をもったものが多いのではないでしょうか。

逆に南国で摂れるような野菜やフルーツ、夏が旬の食物は陰の性質で、身体を冷やしてくれる作用を持ちます。

こういった食材は暑い夏に食べると体温を下げてくれて効果抜群でしょう。

 

ちなみに砂糖は陰の食品。甘いケーキやお菓子の食べ過ぎは身体を冷やすので気を付けましょう。

体温を上げる生活習慣のポイント

日々の生活の中のちょっとしたことが”温活”になったりします。

代表的な体温を上げる方法を紹介します。

  • バランスの良い食事をとる
  • 体を温める食物を食べる(冬が旬の野菜など)
  • ストレスをためない
  • ゆっくりとお風呂につかる
  • ぐっすりと眠る
  • 冷房を使いすぎない
  • 冷たい飲み物を飲みすぎない

低体温と薄毛の関係

平均体温が低いと免疫力が低下するし、新陳代謝が低下するし、全身の血流も低下すると、まったくいいことなし。

その全てが脱毛促進効果を持っています。それらの相乗効果で薄毛の進行が早まるとしたら、早急に低体温を改善した方がいいでしょう。

普段の体温が36度未満の方は、先ほど紹介した対策を参考に、体温を上げる活動を行ってみましょう。

きっと病気に強い身体になるし、薄毛の進行も遅くなるのではないでしょうか。

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