育毛・薄毛と○○の関係

育毛・薄毛と雨の関係。酸性雨に濡れたらハゲてしまうのか?

2015年6月26日

酸性雨にうたれ続けて表面が変色した銅像の写真。

そんなものを、昔どこかで見たことがあります。

酸性雨、あるいは普通の雨でも、頭皮に当たったらなんとなく育毛に悪影響がある気がします。

実際のところはどうなのでしょうか?

酸性雨で薄毛になるのか!?

工場の煙、排気ガス、いろんな大気汚染物質が原因で雨が酸性になってしまう。これが一般的に言われる酸性雨です。

酸性雨によって建物が傷んだり、植物が枯れたり、銅像がボロボロになったり…そんな被害映像を見たことがある人も多いのではないでしょうか。

植物が枯れる…たいせつな髪の毛も枯れそうではないですか!!

 

実際のところ、頭皮への被害はどうなのでしょう?

結論から言えば、雨でハゲるということはありません。そんなに神経質に気にする必要はないようです。

なぜなら、日本では人体に影響があるほどペーハー値の高い酸性雨は降らないからです。

もし人体に影響があるほど強い酸性の雨が降ったら、目が痛くなったり頭皮が炎症を起こしたりと、ハゲる前に様々な弊害が起こってくるでしょう。

雨はもともと弱酸性。かつて発展途上国時代だった日本は、工場からさまざまな化学物資を垂れ流し、いろいろな公害病が発生していました。もちろん空気の汚染も凄まじく、かなり酸性の雨が降っていたようです。

ですが、この公害が社会問題となり、様々な対策が打たれました。その結果、汚かった川に魚が戻ってきたり、光化学スモッグが減ったりと、かつての自然が戻ってきています。

今の日本に降る雨は弱酸性で、いたって普通の雨なので安心してください。

人間の頭皮も同じく弱酸性、CMでやっているシャンプーも弱酸性のものがありますよね。弱酸性は頭皮への刺激もやさしく、薄毛の影響もすくないと思われます。

 

雨に打たれても、すぐにハゲるってわけじゃないけれど、それでも気を付けて欲しいこともあります。

雨にうたれた後の育毛対策

弱酸性の雨とはいえ、雨に濡れた場合はそのままにしておくと、頭皮に悪影響があります。

雨にうたれた後にやって欲しい習慣や、育毛対策を紹介します。

雨に濡れたまま放置しない

雨に濡れたときは、出来るだけすみやかに乾かしましょう。

お風呂上がりの時もそうですが、髪の毛は濡れたままにしておくと、とても傷みやすい状態になっています。また、頭皮が濡れたままだと、雑菌が繁殖してしまう可能性があり、頭皮環境が悪化してしまいます。

雨に濡れた日はしっかりと洗髪しよう

雨にはホコリやゴミなど、目に見えないような不純物が混じっている場合があります。

それが頭皮や毛根を汚してしまっているかもしれません。雨に濡れた日は、いつもより少し丁寧に洗髪しましょう。

 

雨を必要以上に怖がる必要はありませんが、頭皮を清潔に保つためにもこれらの事を心がけましょう。

雨と薄毛のまとめ

薄毛の原因になるほど強い酸性雨は日本では降らないので、安心して良いと思います。

しかしだからと言って、積極的に雨に濡れるのも頭皮にとっていいことではないです。

 

雨が降ったら頭皮が濡れないように、きちんと傘をさす。

濡れてしまったら、拭いたりしてなるべく早く乾かす。

雨の降った日は湿度も高いし、いつもより丁寧に髪を洗う。

 

そんな基本的なことを守れば、雨におそれる必要はないでしょう。

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