株式会社アンテリオが30~60歳の女性を対象として、「薄毛・抜け毛に対する意識と対策」についての調査を行いました。
30~60歳の女性で薄毛に悩んでいる人の割合は?
どのような薄毛対策が人気を集めているのか?
調査の内容と共に、オススメの薄毛対策を紹介します。
多くの女性が薄毛に悩んでる!?
「最近1年間に「薄毛・抜け毛」の自覚症状がありましたか?」
この質問に対して、30~60歳の女性全体の13.6%が「YES」と答えました。
1割以上の方が薄毛に悩んでいるということになりますね。
2007年では11.0%だったので、薄毛に悩んでいる女性が2.6%も増えているということになります。
年代別に見ると下記になります。
- 30代女性:10.7%
- 40代女性:14.0%
- 50代女性:14.9%
- 60代女性:14.2%
30代よりも、40代以降の年齢になると薄毛の悩みが本格化することがわかりますね。
その理由とは何なのでしょうか?
恐らく40代以降に起きる女性のホルモンバランスの変化が影響しているのかもしれません。
どんな薄毛対策を行っていますか?
薄毛に悩んでいるいないにかかわらず、何らかの薄毛対策を行っている人を対象に、薄毛対策の方法のアンケートをとりました。
その結果がこちら。
- 市販薬:27.3%
- 病院に行く:7.3%
- 健康食品・サプリメント:10.9%
- 食品・飲料:10.9%
- 運動:1.8%
- その他:49.1%
女性が行っている薄毛対策は「その他」がダントツの1位となりました。
「え、その他って…なに!?」
そう思うかもしれません。
「その他」にはスカルプシャンプーを使ったり、頭皮マッサージを行ったりといった、手軽に行える薄毛対策が含まれているようです。
2番人気の「市販薬」は女性用育毛剤のことでしょう。
一昔前は育毛剤といえば男性用のものばかりでしたが、最近では女性の薄毛の悩みも注目されていて、たくさんの女性用育毛剤が発売されています。
ホルモンバランスの崩れが原因である場合も多い女性の薄毛に着目した成分が多く含まれているのが特徴です。
おすすめ記事:全体的に薄毛になる女性の脱毛にオススメの育毛剤ランキング
第3位は「健康食品・サプリメント」と「食品・飲料」が人気のようです。
食べ物やサプリメントでバランスよく栄養を摂取するのは、健康的な肉体を維持するためにもっとも大切な要素です。不健康で痩せている肉体では、細くて切れやすく、抜けやすい髪の毛しか生えてこないでしょう。
特に女性は男性と比べて、遺伝的な薄毛リスクよりも食生活を含めた生活習慣の影響を受けやすいとされています。
育毛剤を使うのと同様に、食生活に気を使うのは重要でしょう。
おすすめ記事:発毛を促す食生活
まとめ
この調査を見ると、30代よりも40代以降で急激に薄毛の悩みが増えていることがわかります。
育毛剤やサプリメント、生活習慣の改善などによる薄毛対策は、やったからといってすぐに結果があらわれるわけではありません。
ときには何年もかかって、やっと目に見える形で変化を実感できることもあります。
だからこそ、女性は20代・30代からしっかりと薄毛対策をやっておくことで、40代以降の薄毛リスクを劇的に減らすことができるでしょう。
そしてもし、40代・50代・60代で薄毛に悩んでいるのなら、女性専用の育毛剤や、女性専用のサプリメントを使いつつ、生活習慣全体を改善しましょう。
髪の毛を生やすというよりも、身体全体の健康を維持することが大切です。
なぜなら女性はもともと女性ホルモンの分泌が盛んであり、女性ホルモンには美しい髪の毛を作り出す力があるから。
女性ホルモンの分泌が減ると更年期障害などの原因にもなりますが、正常に女性ホルモンが分泌されれば美しい髪の毛が生えてくる可能性も高まります。
また、もし本格的に薄毛治療を行いたいのなら、育毛クリニックに行ってみるのもよいでしょう。
治療費が高額になってしまう可能性もありますが、最近では女性専用の育毛クリニックもあり、女性専用の薄毛治療メニューもあります。
育毛剤、クリニック、サプリメント…女性の薄毛・脱毛の悩みが増えていて、その対策の選択肢も多様になっているんですね。
薄毛対策は継続が大切。
自分でできる範囲で、続けられる薄毛対策を行うのがオススメです。