ミトコンドリアとは人間の細胞の中にあるちいさな器官です。ミトコンドリアは細胞の中でエネルギーを作りだす、と~っても大切な役割を持っています。
頭皮にある細胞の中にミトコンドリアがたくさんあれば、毛乳頭細胞にエネルギーがたくさん供給されます。それが薄毛を防止し、発毛を促す効果があります。
ですが、ミトコンドリアも生活習慣や加齢によってだんだんと減っていきます。
今回はミトコンドリアの減少を予防し、増やす方法を紹介します。
ミトコンドリアを増やしてばっちり育毛!!
ミトコンドリアは細胞の中にあり、酸素を使って糖質や脂質を燃焼させ、エネルギーに変換しています。
ミトコンドリアは生活習慣や加齢によって減少していきます。細胞の中のミトコンドリア量が少なくなると、糖質や脂質が上手くエネルギーに変換できずに細胞に蓄えられてしまいます。そうすると太りやすい体質になってしまいます。
また、作られるエネルギーも少なくなるので、とっても疲れやすい身体になってしまいます。
当然、頭皮のミトコンドリアが少なくなると、頭皮でのエネルギー変換が上手くいかないため、毛乳頭などの発毛器官も元気がなくなります。
育毛にとってもミトコンドリアは重要な役割を持っているのです。
ミトコンドリアを増やすための4つの方法
ミトコンドリアは食べ過ぎ、運動不足、加齢といった影響で減っていきます。
ですが、生活習慣の改善でミトコンドリアの減少を予防したり、増やしたりすることが出来ます。70歳でも20歳と同じくらいのミトコンドリア量をキープすることも出来るみたいです。
①プチ断食
断食をすることでミトコンドリアを刺激して、その総量を増やすことが出来ます。あくまでもプチ断食なんで、1日の摂取カロリーを3分の1くらいにすると効果的です。
プチ断食をすると、身体がエネルギー不足と勘違いして、ミトコンドリアが活性化します。逆に栄養豊富な状態が続くと、ミトコンドリアの活性も低下してしまいます。
②ちょっと負荷の高い運動
心臓がドキドキしたり、ちょっと汗ばむくらいの運動をする。そうすると、細胞が栄養不足と認識してミトコンドリアが増えます。
といっても、激しい運動のやりすぎは身体に負担をかけます。1週間に2度くらいは、汗ばむくらいの運動を30分ほどすると良いようです。
基本的にはウォーキングなどの軽い有酸素運動を毎日行うのがよいですね。
③ALAや水素水を飲む
ALAはイカ・タコ・ほうれん草・ひじき・納豆などに多く含まれていて、積極的に食べるとミトコンドリアが増える効果があります。
活性酸素も、ミトコンドリアがエネルギーを生み出す際に発生する活性酸素を取り除き、ミトコンドリアを増やす効果があるようです。
まとめ
食べ過ぎ、運動不足、そんな生活を続けると、細胞のミトコンドリア量が減少します。
ミトコンドリアが減少すると、疲れやすくなり、毎日なんとなくだるいと感じやすくなります。
逆に細胞内のエネルギー工場であるミトコンドリア量が増えると、疲れにくく活力にあふれた生活をすることが出来ます。
毛母細胞にエネルギーを与え、発毛する促すためにも、ミトコンドリアを増やす生活習慣をためしてみるのもいいのではないでしょうか。