就寝中に被る”ナイトキャップ”が、渡辺直美さんが愛用しているということで話題になっています。
ナイトキャップには「髪を美しくする」「寝癖を防ぐ」「抜け毛を予防する」といった効果があります。
女性だけではなく男性にもオススメな、ナイトキャップの薄毛予防効果と、使用する際のコツをお伝えします。
ナイトキャップの育毛効果
ナイトキャップは元々シラミを予防したり、防寒のために使用された、眠るときに被る帽子のことです。
ナイトキャップには「就寝中の髪へのダメージを軽減し、切れ毛・枝毛を予防する」という効果があります。髪の長い女性の方や、クセが強い方が使うと、寝癖の予防にもなります。
渡辺直美さんはナイトキャップを使い始めてから、髪がツヤツヤになったり、寝癖が軽減されたとのこと。このナイトキャップの効果をテレビで紹介したことで、ナイトキャップの効果が改めて注目されています。
そんなナイトキャップがなぜ育毛と薄毛予防にも効果を発揮するかというと、ナイトキャップを使用することで「保温」と「保湿」の効果があるからです。
肩こりで血行が悪くなった部位を温めて治療することを「温熱療法」と呼びますが、患部を温めることは血流の増加につながります。
ナイトキャップを使って頭皮を温めることは、血行促進効果があり、育毛にとってとても有効なのです。
また、頭皮が乾燥しがちで、フケが多いということであれば、ナイトキャップの保湿効果で抜け毛予防になるかもしれません。(フケは脱毛の原因になります)
ナイトキャップの使い方と注意点
洗髪して乾かしてから使用する
ナイトキャップはお風呂に入って洗髪した後、よ~く乾かしてから、就寝前に装着します。
湿気が残っているとナイトキャップの中で蒸れてしまう可能性があるので、ドライヤーで十分に乾かしましょう。
寝る前に洗髪しないで、朝にシャンプーする派の人もいますが、育毛的には夜に洗髪する方が効果的。汚い髪のままナイトキャップを装着したら、ナイトキャップもすぐに汚れてしまいますし、抜け毛予防効果も半減してしまうでしょう。
温度と湿度に注意!
真夏の暑苦しくて寝苦しい夜に、もしナイトキャップを使っていたらどうなるでしょう?
頭皮に汗をかいて蒸れてしまい、雑菌が繁殖する原因に!せっかくナイトキャップを使っても、頭皮環境が悪化してしまうかもしれません。
寝室の環境にもよりますが、夏場に室温や湿度が高くなりすぎる場合は使用しない方がいいでしょう。
逆に冬場で気温や湿度が低い場合は、ナイトキャップの保温・保湿効果が十分に発揮されると思います。
ブラッシングして効果アップ!
ナイトキャップを被る前は、よくブラッシングしてからの方が良いです。
ブラッシングした後にナイトキャップを被れば、朝まで寝癖がつくことなく綺麗な髪質を保つことができるでしょう。
寝る前のベットで近くにブラシがないという場合は、手グシで髪を整えるだけでも十分。
ブラッシングは頭皮の血行も促進する効果があります。
シルク製のナイトキャップを使おう
オススメは渡辺直美さんも使用している”シルク製”のナイトキャップ。シルク製なので通気性が良く、頭皮が蒸れることもありません。
また、ナイトキャップはゴムで固定するものが多いですが、ゴムがきつ過ぎると血流の悪化を招いてしまいます。締め付けの緩いナイトキャップを選びましょう。
使うのならシルク製ナイトキャップがオススメ。自然な締め付けで頭皮の血流を悪化させることはないでしょう。
ナイトキャップの使い方と育毛効果まとめ
薄毛予防のためのナイトキャップ使用のポイントをまとめてみましょう。
- ちゃんと夜に洗髪してから使用する。
- きちんと髪を乾かしてから使用する。
- ブラッシングをきちんとすると、寝癖や抜け毛予防効果アップ。
- シルク製ナイトキャップを使うと通気性がよくオススメ。
- 締め付けの強いものは使用しない
- 気温が低く、乾燥した季節に特にオススメ
これらに気を付ければ、髪の毛がツヤツヤになり、寝癖も軽減され、薄毛予防になると思います。
ちなみに就寝前に寝つきを良くするために、少しだけお酒を飲むことも「ナイトキャップ」と呼びます。
こっちのナイトキャップは、髪の毛にとって悪影響なので注意が必要です。
お酒を飲むとアルコールの分解のため、たとえ眠っていても内臓が活性化します。そのため、睡眠の質を悪くしてしてしまう可能性があるのです。
睡眠の質が悪くなると、睡眠中に分泌される成長ホルモンも乱れてしまいます。髪の毛にとってもよくありません。
夜はシルクのナイトキャップを使って眠り、飲酒は控えましょう!!