ハゲてもカッコいい人、ハゲたらみっともない人、その違いを数学的に検証したところ、そこには「黄金比」が隠されていた…という記事が!
これはどういうことなのでしょうか?そして黄金比とはなんのでしょうか?
ハゲに隠された黄金比
「ハゲ・薄毛で素敵だと思う有名人」で女性の支持率が高かった人物について、サイエンスナビゲーター(R)の桜井進氏に、数学的な視点から分析をしてもらった。
そこで桜井氏が注目したのが、数多くの建築物や美術、アートで取り入れられている黄金比。
「『おでこの長さ(眉から髪の毛or頭頂部まで)を1としたとき、眉からアゴ先までの長さが黄金比の約1.6に近い人は、ハゲていてもカッコいい』と仮説を立てて検証しましょう。見たところ、カッコいいハゲとされる海外の俳優は、元からおでこが長く、その比率が黄金比に近いように見えます」
参照元:月刊SPA
2015年7月23日の月刊SPAより抜粋しました。
ハゲの顔面の中に黄金比とは驚きですね。
そもそも、黄金比とは何なのでしょうか?
黄金比の秘密とハゲ
黄金比とは数学的に「最も美しく見える比率」の事です。その比率は、約「1:1.618」です。
例えばレオナルドダヴィンチのモナリザの顔が黄金比であったり、ミロのビーナスの身体の造形であったり、ピラミッドやパルテノン神殿に使われていたり…人間が本能的に美しく思ってしまう形の基本形であると言われています。
これは主に建築やデザインの分野で、いまでも現役で活躍している考え方です。大昔から現代まで、人間の美的感覚の根本は不変ということなんですね。
ではハゲの顔面のどこに黄金比が隠されているのでしょうか?
それはまゆ毛を境にした上と下の比率のこと。まゆ毛を境に上の部分が「1」で、その下の部分が「1.618」であることが美しいハゲの条件らしいです。
ハゲのヒーローであるブルース・ウィリスやニコラス・ケイジも、ほぼ黄金比のハゲになっているとの事。
もともとある程度おでこが広い方が、ハゲてからでもカッコよいみたいです。
ハゲの人物別、黄金比率
ではその具体的な比率を紹介します。
- ニコラス・ケイジ→1:1.44
- ブルース・ウィリス→1:1.61
- ジャン・レノ→1:1.56
- 高橋克実→1:1.51
全員完全とは言えませんが、だいたい1:1.6くらいの比率になっています。
では、カッコ悪いハゲの比率はどうなっているのでしょうか?
カッコ悪いハゲ…で一番に思い浮かんだのがモト冬樹氏でした(スイマセン!)
モトさんの顔面比率を計測してみると「1:1.85」という結果になりました。
これはおでこが狭すぎで、眉より下の部分が長すぎる、という結果です。
なんとも悲しい結果となりました。もしもう少しおでこがひろかったら、もっとカッコいいキャラクターで行けてたかもしれません。
では顔の中に黄金比を作り出すにはどうしたらいいでしょうか?
人間顔の形は変えられませんのであくまでも補助的な対策になりますが、もしおでこを大きく見せたかったら「カミソリでまゆ毛を整えるときに上の部分をカットして整える」という方法があります。これで随分と印象が変わると思います。
もし自分の顔を鏡でじっと見つめて、そこに黄金比率を発見したとしたら…いっそスキンヘッドにした方がモテるかもしれませんね。