自毛植毛

自毛植毛して10年後に髪型はどうなる?いつか後悔しないために知っておいて欲しいこと

2018年8月10日

自毛植毛は自分の健康な毛包を薄毛部分に移植して、確実に薄毛を改善する方法です。

毛包を採取する移植元は、ハゲることのない側頭部や後頭部の一部分から。

一度毛包が定着すれば、そこからは一生、健康な髪の毛が生え続けます。

 

これが自毛植毛の大きなメリットですが、長期的な視点で見たときに自毛植毛直後の髪型維持できるとは限りません。

薄毛は進行性であり、自毛植毛していない部分の髪の毛であればいずれ抜けてしまう可能性が高いからです。

 

自毛植毛を行うには、10年後、20年後の髪の状態を見据えるのが大切です。

たとえば、自毛植毛して10年後はどうなっているのか?

自毛植毛をする前に知っておきたい注意点を紹介します。

自毛植毛したあとに薄毛が進行したらヘアスタイルはどうなる?

たとえば、おでこが広くなっていくタイプの薄毛が進行していて、それをカバーするために自毛植毛を行ったとします。

自毛植毛するのは生え際の部分だけ。

この施術化完了してから10年後、もしさらに薄毛が進行してしまったらヘアスタイルはどうなるのでしょうか?

 

その場合、移植した部分の髪の毛は健康に生え続けますが、それ以外の部位については薄くなったり抜け落ちたりしてしまいます。

そうなってしまったら、さらなる自毛植毛を行い、不自然にならないようにケアする必要があります。

自毛植毛は1回やったら終了、というわけではなく、何度か行うことを前提に考えた方がいいでしょう。

 

もちろん、前髪だけ残ってその後ろは薄毛が進行している、そんなヘアスタイルだったとしても、前髪がまったくない状態よりは遥かにマシな状態といえますが。

 

薄毛が進行した部分が気になる場合に、その部分に少しだけ自毛植毛を行います。

そうして前頭部にまんべんなく自毛植毛を行えば、その後薄毛が進行して頭頂部まで薄毛になったとしても不自然ではありません。

前頭部に髪が残っていれば、少なくとも正面から見たときには髪があるように見えます。また、頭頂部だけ薄毛になっているという人も多くいるからです。

 

さらにミノキシジルなどを利用した薄毛治療を併用することで、より自然な髪型を長期間維持できるでしょう。

長期的な視点で自毛植毛を行おう

自毛植毛を行う前には、どの部分をどう増やすかを医師とよく相談して決めるべき。

その際には、「将来的に薄毛が進行したらどうなるか?」「その時にどういったケアが必要なのか?」についてよ~く相談するのが大事です。

もし、こういった「将来的なヘアスタイル」について丁寧に説明してくれないのであれば、そのクリニックは信頼できないかもしれません。

逆に親身に相談に乗ってくれるのであれば、より良い自毛植毛を行ってくれる可能性が高いでしょう。

 

自毛植毛は確実で信頼性の高い薄毛治療法のひとつですが、完ぺきではありません。

その他の薄毛治療と同様にメリットとデメリットがあります。

薄毛が進行したら不自然な髪型になる可能性がある

これも自毛植毛のデメリットのひとつといえるでしょう。

ですが正しい対処をすることで、自毛植毛をしていないツルッパゲ状態よりも遥かに良い状態を維持できます。

 

自毛植毛は施術したらそれで終わりではなく、頭皮ケアを続けたり、さらなる追加の自毛植毛の可能性も考慮する必要があるんですね。

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