日常生活のハゲ対策

薄毛予防と育毛のための正しいシャンプーのやり方と8つの手順。

2014年11月23日

sampoo2

毎日のシャンプーをどのように行っていますか?

シャンプーのやり方なんて、誰も教えてくれないので”なんとなく”やっている方も多いのではないでしょうか。

間違った洗髪を続けていると、頭皮の汚れが落ちないばかりか、頭皮を傷つけたり、炎症の原因になってしまうかもしれません。

ですが正しい洗髪の方法を覚えれば、フケ・かゆみを防ぐことはもちろん、育毛にも良い影響があります。

 

頭皮の汚れというのは、たった1日ではそれほど溜まりません。

汚れを落とすといういみでは、毎日毎日シャンプーする必要はないのです。

シャンプーは頭皮をキレイにするのではなく。頭皮の血行を良くするのが目的。

 

一度覚えれば一生使える、最高の育毛スキル「正しいシャンプーのやり方」を紹介します。

正しいシャンプーの手順

①お風呂に入る前にブラッシングをする。

まずは髪を濡らす前によ~くブラッシングします。

近くにブラシがなければ手グシでもOKです。

これによって髪の絡まりが解消されるとともに、血行促進、毛穴に詰まった汚れや皮脂を浮き上がらすこともできます。

シャンプーの前にクシでとかさないと、シャンプーの洗浄効率が悪くなってしまうでしょう。

詳しくは正しいブラッシングの仕方の記事を参照してください。

②しっかりと予洗いする

髪を濡らしてすぐにシャンプーはNG!!

シャンプーを付けて洗髪する前に、お湯だけで髪の汚れをざっと洗い流します。

頭皮にもしっかりとシャワーのお湯をあてて、指先で汚れを落とします。

 

温かいお湯は油脂を落とす効果があるので、これだけで皮脂全体の7~8割ほどは落とせます。

 

シャワーの温度は38~40度くらい。

ちょっとぬるいと感じるかもしれませんが、頭皮は熱に弱いのでこれくらいの温度がちょうどいいのです。

ここでしっかりと汚れを落とすことで、シャンプーの泡立ちをよくし、洗浄効果を高めることが出来ます。

気を付けていないと、後頭部だけとか頭頂部だけ、みたいに一部分しか洗えていない場合があります。丁寧に頭皮全体を洗い流しましょう。

③シャンプーより先に湯船に入る。

シャンプーって湯船に入る前ですか?それとも後?

 

正解は「湯船に入った後の方がいい」です。

 

身体を洗って湯船に入る。

そうすると身体があったまって、全身に汗をかく。

汗をかくと頭皮の奥の汚れも浮き上がってきます。

それに、血行が良くなり頭皮の毛穴も開きます。

頭皮の毛穴が開いた状態でシャンプーをすれば、きちんと汚れが取れるでしょう。

 

ただしあまりにも長時間湯船に入っていると、頭皮が水分を吸ってフニャフニャになってしまいます。

そんな状態でシャンプーすると育毛効果がイマイチになるので、あまり長い時間湯船に入らないようにしましょう。

④シャンプー開始!

しっかり予洗いして、ゆっくり湯船につかって、そのあとにやっとシャンプーです。

でも、直接頭皮にシャンプーの原液をババーッとかけて、ゴシゴシ擦って泡立てるのはNG!!

頭頂部にシャンプーの原液をかけることが、頭頂部ハゲの原因ともいわれています。

髪でゴシゴシこすって泡立てようとすると、髪の毛のキューティクルにもダメージを与えてしまうでしょう。

 

まずきちんと適量を手に取りしっかり泡立てます。

分量は多すぎても少なすぎてもダメ。

少ないと汚れが取れないし、多すぎるとすすぎ残しで頭皮に悪影響があります。

 

手のひらで軽く泡立てたシャンプーを、髪の毛の表面でこすりあわせて更に泡立てます。

こうすることできめ細かな泡が出来るので、頭皮の奥まで綺麗にすることが出来ます。

その泡を使って、爪を立てずに、頭皮をマッサージするように指先の腹を使って、ゆっくりと洗います。

絶対に擦らず、指の腹を頭皮に当てて円形に動かす。

入れる力も、まるで柔らかい桃に触るくらいのソフトタッチでOK。

「髪を洗う」という感覚ではなく「頭皮をマッサージする」という感じでシャンプーしましょう。

毛穴の方向と逆方向に洗うと洗浄効果が高くなるので、基本下から上の方向に指を動かしましす。

 

また、汚れがひどい人や整髪料を使っている人は2度洗いをオススメします。

1回目のシャンプーでは多めのシャンプーを使って、そして2度目はその半分くらいの量でシャンプーします。

⑤リンス・コンディショナー

洗髪のあとは、髪のを艶やかに保護するリンスやコンディショナーを使います。

ポイントは根元部分につけないこと。

髪の毛の中間部から痛みやすい毛先部分に付けるのが大事です。

毛先につけた残りを、ちょっとだけ根元周辺につけるイメージですね。

 

頭皮に付着すると、毛根に詰まって薄毛の原因になる可能性があります。

もし、髪の毛がある程度短いのであれば、使用しないという選択肢もあるでしょう。

 

リンスやコンディショナーは髪のキシみやパサつきを押さえたり、摩擦による静電気を押さえたりする効果があります。長時間つけたからと言って効果がアップすることはないので、なじませたらすぐにすすぎましょう。

逆にトリートメントは髪の毛の内部まで有効成分が浸透して、ダメージヘアを補修したりするので、ある程度時間をおいて洗い流します。

⑥よ~くすすぐ

これはとっても大事です。

というか、一番大事です。

 

シャンプーやリンスなどが根元に残っていると、脱毛の原因になります。

髪の毛をすすぐのではなく、頭皮をすすぐイメージで、よ~く綺麗にしてください。

シャンプーにかけた時間よりも長く、しっかりとすすぎましょう。

⑦ドライヤーで乾かす。ただし、頭皮まで乾かし過ぎない。

髪の短い方は自然乾燥でもすぐに乾きますが、ある程度長い方はきちんとドライヤーを使いましょう。

自然乾燥させている人もいますが、髪は濡れたままだと髪が傷みやすい状態なので、ドライヤーで乾かした方が髪が美しくなります。

それに頭皮が濡れたままだと、雑菌が繁殖してしまい薄毛の原因にもなりえます。

基本的に、お風呂からあがって5分以内に髪の毛を乾かすのがいいでしょう。

 

ドライヤーの手順ですが、お風呂をあがったらまずはしっかりとタオルドライします。

濡れた髪の毛は傷みやすいので、ゴシゴシと擦らずに、タオルを押し付ける感じで優しく水分を染み込ませましょう。

髪の長い女性はタオルを頭に巻いて、その上から頭皮マッサージをするように揉み込みます。

そうすれば、髪の毛に余計な摩擦を加えることなく、水分だけを除去することができます。

 

びしょ濡れの髪の毛にドライヤーを使うと、髪へのダメージが酷くなってしまうので絶対にダメです。

 

次にドライヤーで乾かすのですが、髪を乾かすときにポイントは乾かし過ぎないこと。

頭皮までカラッカラに乾かす必要はありません。

髪が少しだけしっとりしているくらいで十分です。

乾かし過ぎると、頭皮の防御反応によって乾燥から守るために油分を補給しようとします。

そうすると、清潔にしているにもかかわらず、頭皮が脂っこい状態になってしまうかも知れません。

また、髪は熱で傷むのでドライヤーは10~15㎝離して使いましょう。

 

仕上げに冷風で髪の毛全体を整えます。

冷風を使うことでキューティクルが閉じて、まとまりがあってツヤのある美しい髪の毛になります。

⑧育毛剤塗布

きちんと洗髪した後に育毛剤を塗布すれば、効果倍増。

毛根に油汚れなどが残っている状態だったら、どんなにすごい育毛剤を使っても効果半減です。

育毛剤を塗布した後は、じっくりと優しくマッサージしてください。

 

育毛剤を使う習慣がなかったとしても、仕上げとして頭皮を軽くマッサージすることで血行が良くなり、薄毛予防になるでしょう。

その他の育毛のためのシャンプーのコツ

①シャンプーは夜にやる

朝にシャンプーをしている人もいるでしょうが、洗髪するのは基本的に夜の方がオススメ。

就寝中は成長ホルモンが分泌される「髪が育つ時間帯」です。頭皮を綺麗にしていた方が、髪の成長にも良い影響を与えるでしょう。

②シャンプーは頭皮に優しいものを

シャンプーは大きく3つの種類があります。

アミノ酸系シャンプー、高級アルコール系シャンプー、そして石鹸系シャンプーです。

オススメは頭皮に優しいアミノ酸系シャンプーです。

アミノ酸系は洗浄力が弱く感じるかもしれませんが、その場合は2度洗いする。

洗浄力が強すぎるシャンプーは頭皮へのダメージとなり、あまりお勧めできません。皮脂のとりすぎも、かえって皮脂の分泌量を増やしてしまい逆効果になるでしょう。

毎日のシャンプーは育毛に必須です

なかには「髪を洗うとすっごい抜け毛なんだよ!」と、毎日シャンプーするのを戸惑ってしまう方もいると思います。

だけれども、毎日のきちんとした洗髪は育毛にとってとても大事なことです。

高価な育毛剤、毛の生える効果のある食べ物、脂っこいものを食べない、いろんな育毛対策がありますが、一番大事で根本にあるのが「きちんとした洗髪」です。

 

髪の成長には清潔な頭皮が必須!

 

毛根に汚れや皮脂が残っていると、育毛のサイクルが阻害されます。

正しいシャンプー、是非とも実践してみてください。

-日常生活のハゲ対策
-