育毛対策

石油系・石鹸系・アミノ酸系?育毛のためのシャンプーの選び方

2016年3月16日

ただひと口にシャンプーといっても、いろんな種類があります。

それぞれの種類の特徴を理解し、自分に合ったシャンプーを使う事は、育毛にとっても不可欠でしょう。

石油系シャンプー

石鹸系シャンプー

アミノ酸系シャンプー

色々ありますが、それぞれの特徴を紹介します。

いろんなシャンプーの特徴と注意点

石油系シャンプー

石油系シャンプーはもっとも一般的なシャンプーで、市販されているシャンプーのほとんどがこれに当たります。

洗浄成分に石油(高級アルコール)を使ったもで、泡立ちが良く、洗浄力も強く、しかも安価に作れるという特徴があります。

ただし、敏感肌の人にとって刺激が強い場合もあります。

リーズナブルな値段で購入でき、種類もたくさんあるので、その中から自分に合ったものを選ぶのは骨が折れるかもしれません。

石鹸系シャンプー

洗浄成分にせっけんを使ったシャンプーが「石鹸系シャンプー」です。

その特徴はなんといっても、石油系シャンプーを上回る強力な洗浄力です。

せっけんはアルカリ性で、弱酸性である頭皮の汚れをガッツリと取る効果があります。

アルカリには皮膚を溶かす作用があります。もちろん、せっけん程度ではそんなに溶けるわけではありません。ですが、石鹸系シャンプーを粘膜や炎症を起こした肌に長時間つけると、ヒリヒリしたりかなり危険です。

 

オススメは普通のシャンプーを使っても、頭皮や髪がベトベトする脂性の人。石鹸系シャンプーを使えば、他のシャンプーよりも強力に皮脂汚れを落とすことが出来るでしょう。

ただし皮膚を守る効果もある皮脂をとりすぎると、防御反応として過剰に皮脂が分泌される場合があります。もし日常的に皮脂の分泌が過剰だとしたら、皮脂を除去するのではなく、あえて洗浄力の弱いシャンプーを使ったり、お湯だけで洗髪することで改善するかもしれません。

 

一部の敏感肌の人には、いろんな成分の配合されたシャンプーを使うことで肌荒れの原因になる可能性があります。そんなときに、ナチュラルな成分の石鹸シャンプーは有効でしょう。

ですが通常のシャンプーを使っていて問題がないなら、あえて石鹸系シャンプーを使う事はオススメしません。洗浄力が高すぎて余計な皮脂まで取ってしまったら、逆に薄毛の原因になるからです。

それに石鹸系シャンプーは洗い上がりの髪がギシギシのゴワゴワで、クシもぜんぜん通らないくらい。使う場合は、質の良いリンスが必須です。

石鹸系シャンプーも安いものから高級なものまでピンキリ。天然オリーブオイルを使った高級せっけんは、髪にも良く育毛効果もあると言われています。

もしシャンプーとして使うなら、品質の良いせっけんを使いましょう。

アミノ酸系シャンプー

育毛に最もオススメなのが、このアミノ酸系シャンプーと言われています。このシャンプーは、洗浄成分としてアミノ酸系のものが使われています。

アミノ酸系シャンプーは他のシャンプーより洗浄力が弱いのですが、その代わり保湿効果があったり、頭皮への刺激が少ないという特徴を持ちます。

悪者と思われがちな皮脂ですが、落とし過ぎない方が紫外線などから頭皮を守ってくれたり、育毛にとって有用なのです。

アミノ酸系シャンプーの良いところ

  • 敏感肌でも安心して使える
  • 皮脂を落とし過ぎない。
  • 頭皮に優しい

アミノ酸系シャンプーの悪い所

  • 洗浄力が弱い
  • 成分が高価なのでシャンプーの値段が高い
  • サッパリとした洗い上がりにならない場合がある。
  • 保湿効果が高いので、洗い上がりの髪がペッタリとした印象になる。

毎日髪の毛を洗うと皮脂を落とし過ぎて頭皮に悪いとか、シャンプーを使わない湯シャンで十分という意見もあります。ですが、やはり毎日の洗髪は育毛にとって必要不可欠。

低刺激のアミノ酸系シャンプーを毎日使用することが、育毛にとってもっとも有効なのではないでしょうか。

シャンプーの選び方まとめ

脂性でシャンプーしても髪や頭皮がベトつく→石鹸系シャンプー

敏感肌やシャンプーにお金をかけてもいいから良いものを使いたい→アミノ酸系シャンプー

安くて汚れが落ちるシャンプーを使いたい→石油系シャンプー

と、こういった感じになるのではないでしょうか。

 

市販されているスカルプシャンプーは、ほとんどアミノ酸系シャンプーに分類されています。

自分の使っているシャンプーが何系なのか?それが自分に合っているのか?判断の参考にしてみてください。

おすすめ記事:チャップアップシャンプーがオススメな2つの理由と、普通のシャンプーとの違い。

-育毛対策