薄毛の人は心臓発作を起こしやすい、そんな物騒な統計が発表されたようです。
はたして本当なのでしょうか?
今回はその記事と薄毛と心臓発作の関係について、そして最も薄毛になりやすい職業や生まれ月について紹介します。
薄毛と心臓発作には関係がある!?
世界中の興味深いデータを芸術的なグラフィックスに仕立て上げ、公開している「Information is Beautiful」というサイトがある。このサイトを運営するインフォグラフィックスデザイナーのデビッド・マキャンドレス氏は、米疾病対策センター(CDC)のデータを使い、あるグラフィックスを作成した。
それによると、髪の毛が薄い人は心臓発作を起こしやすいことや、血液型がAB型の人は胃潰瘍のリスクが減るなど、興味深い関係性が示された。参照元:サークル 薄毛の人は心臓発作を起こしやすい!? 統計で見る「身体的特徴×疾患」の驚くべき関連性
心臓病と薄毛に相関関係があるとのことですが、本当でしょうか?
眉唾ものだとは思いますが、少なくとも心臓病の大きな原因のひとつに、血液がドロドロであることや、肥満・運動不足が含まれることは確かです。
血液がドロドロで血流が悪くなれば、心筋梗塞の原因になります。しかしそれは、薄毛に対しても言える事。血液がドロドロであることは、頭皮にも悪影響を与えます。
そう考えると、薄毛の人は心臓病になりやすい、そんな統計もあながち間違っていないのかもしれません。
不規則な生活や、脂分の多いバランスの悪い食生活、運動不足は、薄毛と心臓病の両方にとって大きな原因になるのは確かですね。
生まれ月や職業による薄毛リスクの差とは!?
かつて「薄毛になりやすい職業ランキング」という記事を書いたことがあります。
1位:企画、マーケテイング
2位:営業
3位:技術職
大雑把にまとめるとこんな結果です。ストレスが強く、時間が不規則で激務な職業が並んでいますね。
また、生まれつきによって発症する病気リスクに差があるという統計調査もあります。
その調査によると、臓病の発症リスクが高いのは1月、3月、4月生まれのようです。
心臓病のリスクが高いということは、そのままハゲやすいということではないでしょうか。
さらに「母方?父方?薄毛やハゲの遺伝はどちらの影響が強いのだろうか?」の記事で紹介した通り、遺伝的に薄毛リスクが高いのは母方の祖父がハゲている場合です。(これは男性のみ当てはまります。女性はどちらの祖父母の影響も受けます)
これらの結果をまとめると、統計学的に1番ハゲやすい職業や生まれ月がわかります。
統計的に最もハゲになりやすい人は!?
先ほどの統計の結果をまとめると、最も統計的にハゲになりやすい人は…
「母方の祖父がハゲていて、企画・マーケティングや営業の仕事をしている、1月、3月、4月生まれの人」という事になります。
これらの結果はあくまでも統計を取った結果であり、それがそのまま誰にでも当てはまるというわけではないでしょう。遺伝的な要素も必ずしも自分に遺伝しているというわけではありません。
あくまでも参考までのことですが、上記の条件にバッチリ当てはまる方は、より一層薄毛や頭皮環境に気を付けた方が良いかもしれませんね。