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カツラ・植毛と自毛植毛の違いとは?自毛植毛のメリットとデメリットについて。

2015年9月10日

自毛植毛とはどういったものなのでしょうか?

字のままを理解すれば「自分の髪の毛を植毛する」という事になります。

そのメリットやデメリット、カツラ・増毛との違いを紹介します。

自毛植毛とは?

カツラは頭にかぶって薄毛を隠すものですね。植毛は人の毛を模した人工毛を頭皮に移植して、薄毛を隠す方法のことです。人工毛を移植するので、頭皮に炎症が起きたり、何らかのトラブルが起きる場合が多かったため、今では人工毛をつかう植毛はほとんど行われていません。

自毛植毛は人工毛ではなく、自分の髪の毛を移植する方法。側頭部や後頭部の髪の生えている所の頭皮を、ハゲている部分に移植する薄毛治療です。男性・女性関わらず、行うことが出来ます。

 

その方法は大きく2種類あります。

ひとつは髪の生えて箇所の皮膚をメスで切り取って、ハゲ部分に移植する方法。しかしこれは傷跡も残るし、仕上がりも不自然になる場合か多いです。

もうひとつの自毛植毛は、”皮膚の移植”というイメージではなく「髪の毛を作りだす毛根」そのものの移植です。元気な毛根をひとつひとつ丁寧に、ハゲ部分に着床させます。これならメスを使用せずに、痛みもあまりなく、自然な仕上がりになります。

毛根を移植する自毛植毛の方が、今主流となっている最先端の方法になります。

 

ハゲている部分に毛根が根付けば、ヘアサイクルが再開し、半永久的に通常の髪の毛のように生えてきます。そこが人工毛の植毛と大きく違うところです。

普通にシャンプーしたり、パーマをかけたりできるので、メンテナンスは普通の髪と一緒です。

毛根の移植なので、髪の生えかたに違和感があるなんてこともなく、ごく自然な仕上がりになります。

 

そんな自毛植毛にもデメリットがあります。

生えそろうまでに時間がかかるという点です。人工毛の植毛であれば、いきなりロングヘアを植毛できますが、自毛植毛ではそうはいきません。その点は女性にとって使いずらいかもしれません。

また、術後しばらく炎症を起こす場合もあるようです。もちろん個人差がありますが。

保険が効かないので治療費が高額になってしまう場合もあります。治療前のカウンセリングで、治療費についてはじっくりと聞きましょう。

自毛植毛をやるには?

自毛植毛をやるには、専門のクリニックに行く必要があります。

まずはそこで診察や相談をします。治療費や頭皮カウンセリングをきちんと受けることで、自毛植毛への不安感をすべて払しょくします。

自毛植毛の手術は日帰りで行え、激しい運動を控えれば次の日から日常生活を送れます。

 

通常、来院してカウンセリングを受けるだけなら無料なので、少しでも気になる方は近くの自毛植毛クリニックに行って相談してみるのもいいかもしれません。

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