日常生活の中で普通に行っている行動の中に、頭皮環境を悪化させ、薄毛の原因になるような習慣があります。
頭皮のために改善したい生活習慣を7つ紹介します。
改善したい7つの習慣
硬いブラシを使って髪をとかす
硬いブラシを使って髪をとかすと、それだけで頭皮にとってダメージになります。髪をとかした後によく見ると、頭皮が赤くなっている場合もある位です。
そんな状態で育毛剤を使ったりしたら、ヒリヒリと染みて逆効果になってしまう場合もあるでしょう。
ブラシはプラスチック製ではなく木製のものを選べば、ある程度柔らかく静電気も起きずらいでしょう。
朝シャン
頭皮を清潔にするシャンプーですが、朝にシャンプーするのはオススメしません。
もし夜もシャンプーしているのに朝までシャンプーしているのだとしたら、それはもう洗いすぎ。皮脂を過剰に落としてしまうと、逆に頭皮環境が悪化して薄毛の原因になります。
夜シャンプーをしないで朝だけシャンプーと言うのもダメです。睡眠時間は最も髪の毛が育つ時間帯。そんな時に汚れたままの頭皮では、髪の毛が育つのを阻害してしまいます。
シャンプーは夜1回だけにしましょう。
シャンプー後の自然乾燥
シャンプーの後にきちんとドライヤーを使うのも、育毛にとっては大事です。
頭皮が熱風で熱くならない程度に離して使います。自然乾燥のままで放置すると、頭皮で細菌が繁殖してしまい、頭皮環境の悪化につながると言われています。
シャンプーの後はドライヤーをきちんと使いましょう。
脂っこい食事
髪の毛を指先でとかすと、手のひらや指先がすこし油っぽくなります。これは頭皮から皮脂が分泌されているためです。
皮脂はなんとなく発毛を妨げそうですが、実際はそんなことはありません。皮脂には皮膚を守るバリア機能があるからです。
ただし、脂っこい食事を続けていると、皮脂が必要以上に分泌されてしまう場合があります。過剰な皮脂によって頭皮の細菌が繁殖すると、炎症の原因になってしまいます。
脂っこい食事は控え、バランスのよい食事を心がけましょう。
パーマやブリーチのやり過ぎ
パーマやブリーチによる脱色のやり過ぎは、頭皮を傷つける可能性があります。
もちろん、パーマもブリーチも髪の毛に対して行うもの。髪の毛は言うなればもう死んでいる細胞なので、どんなことをされても大丈夫。ですが、頭皮は違います。パーマの際の熱や、ブリーチの液などが、頭皮に対して悪影響を及ぼす場合があるので注意が必要です。
頭皮に直射日光
紫外線は頭皮に直接ダメージを与え、薄毛の原因になります。
太陽の日差しで日焼けするのは、なんとなく健康的なイメージです。ですが、日焼けは軽度の火傷なんです。皮膚の防衛機能としてメラニン色素が増えて、皮膚が黒くなるのですから。
直射日光に長時間当たるような場合は、きちんと帽子をかぶるか、一定時間が過ぎたら日陰で休むのが大事です。
整髪料を付けすぎている
整髪料を付けすぎるのは頭皮にとって良くありません。整髪料は直接頭皮につかないように使用しましょう。
とはいえ、スプレータイプのものなどもあり、スタイリングの際に頭皮に付着してしまうもの。そんな時な、いつも以上にキチンとシャンプーすることが大事です。
整髪料をたくさん使った日は、最初にお湯だけできちんと髪を洗った後に、シャンプーを使って2度洗いすることが必要ですね。
頭皮に悪影響を与える7つの生活習慣まとめ
以上7つの頭皮のためにやめた方が良い生活習慣を紹介しました。
育毛のためには、その基本となる頭皮のコンディションを整える事が最も大事です。
高い育毛剤や育毛クリニックに通うのも大事ですが、こういった生活習慣から改善することの方が効果があるのではないでしょうか。