円形脱毛症

アトピー性皮膚炎の治療薬に円形脱毛症に対する発毛効果が!日本では処方してもらえる?

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2017年にアメリカのFDA(食品医薬品局)で承認されたばかりの、「デュピルマブ(Dupilumab)」というアトピー性皮膚炎の治療薬があります。

このデュピルマブに、円形脱毛症で抜けた髪の毛を再び生やす効果があることがわかりました。

デュピルマブの発毛効果と、日本でも手に入れることができるのかを紹介します。

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デュピルマブの発毛効果とは?

 この少女は2歳のときから髪がなかった。これまでどんな薬を試しても髪の毛に対する効果が得られなかった。

ところが、2017年米国食品医薬品局で新たに認可された、アトピー性皮膚炎のようなひどい皮膚炎を緩和する治療薬デュピルマブ(Dupilumab)を使用したところ、思わぬ発毛効果が得られたという。

(中略)

「現時点では、ドゥピルマブがほかの患者でも発毛効果を発揮するか分かりません。でも、ひどい皮膚炎のある患者や円形脱毛症の患者などにも有効ではないかと睨んでいます」とマサチューセッツ総合病院のマリアンナ・マクレデス・セナ氏は話す。

参照元:新たに承認された皮膚炎治療薬に思わぬ発毛効果。全頭性脱毛症の少女の髪の毛が劇的に生える(カラパイア)

円形脱毛症はストレスが原因!!

…と思われがちですが、実際は違います。

円形脱毛症は免疫疾患のひとつで、自分の免疫機能が間違って毛根を攻撃してしまうことで発症します。

そのため、ストレスのあまりない子どもでも発症しますし、世界中の環境の違う国々でも発症率は変わりません。

 

そんな免疫疾患のひとつである円形脱毛症とアトピー性皮膚炎は密接な関係があります。

アトピー性皮膚炎を患っていると、円形脱毛症を発症するか確率が高まるのです。

アトピー性皮膚炎もまた、円形脱毛症と同じように免疫機能のトラブルが原因であるからと考えられています。

 

アトピー性皮膚炎の治療薬であるデュピルマブが免疫機能後誤作動を抑える作用がある。その結果、円形脱毛症の原因である免疫機能のトラブルも改善され、発毛効果が得られる。

その可能性は高いでしょう。

免疫機能を抑える関節リウマチの薬にも、円形脱毛症に対する発毛効果が得られた」という記事を以前紹介したことがありますが、それと同様のことがアトピー性皮膚炎の治療薬にも表れたということでしょう。

デュピルマブは日本でも円形脱毛症の治療に使える?

デュピルマブは2018年に厚生労働省から認可を受けて、日本国内でも製造販売ができるようになっているみたい。

サノフィ株式会社の「デュピクセント皮下注300㎎シリンジ」というアトピー性皮膚炎の治療薬がそれにあたります。

ただしこれは、あくまでもアトピー性皮膚炎の治療薬であり、円形脱毛症の患者に対して処方されることはありません。

処方箋医薬品なので、医師の処方箋が必要。処方箋がないのなら薬局やドラッグストアで購入することもできません。

皮膚科の医師に「円形脱毛症をなおすためにデュピクセント皮下注300㎎シリンジ使いたいんですけど、処方してくれませんか!!」とお願いしても、アトピー性皮膚炎でないのなら処方してくれないでしょう。

円形脱毛症の治療薬としてデュピルマブがまだまだ先のことになりそうです。

 

今、薄毛治療薬として広く利用されている「ミノキシジル」は、元々は血管拡張薬として開発されました。

その副作用として”発毛”が確認され、それが薄毛治療薬として転用された歴史があります。

それと同じように、今後、円形脱毛症の治療薬としてデュピルマブが利用される可能性はゼロではないでしょう。

まとめ

アトピー性皮膚炎のデュピルマブには、免疫機能を改善し、円形脱毛症の発毛効果が得られる可能性があるようです。

ですが、今のところは”円形脱毛症の治療のために”デュピルマブを処方してはもらえません。

残念ですが、デュピルマブの研究が進み、円形脱毛症の治療薬として開発されるのを待つしかないようですね。

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