育毛対策

頭皮の糖化が薄毛を招く!細胞を老化させる恐ろしい糖化の原因と有効な対策方法。

2016年2月28日

糖化(とうか)という言葉を知っているでしょうか?

糖化は近年のアンチエイジングでは重要なキーワードのひとつであり、細胞の老化現象の原因と考えられています。

 

体内のタンパク質と余分な糖分が結びつくことで細胞が変質し、AGEs(最終糖化生成物)という物質が生まれます。

このAGEsが体中の細胞にとって、すっごく悪影響になる!

例えば頭皮の細胞が糖化すると、頭皮を固くさせたり、血流を悪化させたり、毛乳頭細胞を老化させたりして、その結果脱毛や薄毛を引き起こします。

 

…恐ろしいですね。

今回は、薄毛予防のために知っておいて欲しい「頭皮の糖化を防ぐための有効な方法」を紹介します。

頭皮の糖化予防対策とは?

糖化はタンパク質と糖質が結びついて起こります。

つまり、血液中に糖分が高い状態は、体中に糖化が起こりやすい状態ということ。

慢性的な高血糖状態急激な血糖値の上昇の繰り返しが、糖化を促進します。

頭皮への過剰な紫外線もAGEs(最終糖化生成物)を増加させてしまいます。

 

頭皮の糖化が進むと、様々な悪影響が現れてきます。

頭皮糖化の悪影響

  • 抜け毛・薄毛を引き起こす
  • 頭皮が硬くなり、弾力性がなくなる
  • 頭皮の血行が悪くなる
  • 髪の毛が細くなり、ハリ・コシが失われる

このように、頭皮の糖化はダイレクトな抜け毛の原因になります。

頭皮の”抗糖化”のための、具体的な対策を紹介します。

食事はゆっくりとよく噛んで

早食いは血糖値を急激に上昇させてしまいます。急激な血糖値の上昇はインシュリンの分泌を過剰にし、肥満の原因となります。(インシュリンは脂肪を蓄える作用があります)

また、急激な血糖値の上昇は細胞の糖化を促進します。頭皮が硬くなり、薄毛の原因にもなるでしょう。

食事はゆっくり、よく噛んで食べましょう。よく噛むことでヒスタミンという物質が分泌され、少ない量でも満腹感を得ることが出来ます。お腹いっぱい食べるのは血糖値を上げてしまい、身体の老化を促進させてしまうでしょう。もちろん、薄毛の原因にもなります。

料理方法を工夫する

食べ物に含まれるAGEの量は、調理方法によって大きく変動します。

AGEsが増えにくい調理法

  • 茹でる
  • 煮る
  • 蒸す
  • 電子レンジで加熱する

AGEsが増えやすい調理法

  • 焼く
  • 揚げる
  • ローストする

いわゆる食品を加熱料理することであらわれる”焦げ”は、食べ過ぎると糖化の原因になるでしょう。

例えば食パンをそのままで食べると糖化の原因となるAGEは7KUです。KU(キロユニット)はAGEの量を示す単位です。

これをカリッとトーストにすると、それだけでAGEが25KUに増えてしまうのです。

特に焦げるくらいの焼き過ぎには注意しましょう。

食事を食べる順番に気を付ける

急激な血糖値の上昇を防ぐには、食べる順番が大事です。

「野菜などの食物繊維→肉や魚などのタンパク質→ご飯やパンなどの炭水化物」

この順番で食べることで、食後の血糖値の急激な上昇を防ぐことが出来ます。

糖質を制限する

もし慢性的に血糖値が高いという事であれば、ご飯やパンや麺類などの炭水化物を控えることをオススメします。

炭水化物抜きダイエットが流行しましたが、炭水化物を完全に抜いてしまうと、心筋梗塞や脳卒中のリスクが上昇したり、筋肉が減少したり、集中力がなくなったり、かなりの悪影響があります。

なので、完全に抜くのではなく、炭水化物(糖質)を減らすことが大事です。そうすれば、健康的に頭皮や身体の糖化を予防できるでしょう。

紫外線に当たらないようにする

紫外線が直接頭皮に当たると、頭皮の炎症の原因になったり、糖化を促進してしまいます。

もし激しい日差しにさらされる場合は、帽子などを被り紫外線対策をしっかりとしましょう。

喫煙はAGEsを増加させる

喫煙は体中の細胞を糖化させ、老化を促進させてしまいます。

喫煙者の皮膚にあるAGEsは煙草を吸わない人に比べて多いことがわかっているので、恐らく頭皮の糖化も促進させてしまうでしょう。

運動不足も糖化を促進

運動をしないと体内の糖質が消費されないので、それもまた糖化の原因となります。

食後はゴロゴロせずにちょっと歩くだけでも、血糖値の急上昇を抑えることができます。

しっかりと身体を動かせば、体内の細胞も活性化し、細胞の老化を防いでくれるでしょう。

糖化を食い止めてくれる食品

過剰な糖質や焼いたり揚げたりした料理を食べると、体内の糖化が進みやすく、老化促進の原因となります。

ですが、この糖化の作用を和らげる食べ物もあります。

 

基本は食物繊維の豊富な野菜類です。

野菜とはいえジャガイモやサツマイモなんかは糖質が多いので注意が必要。

葉物野菜なんかは食物繊維が多く、糖質の吸収を穏やかにしてくれます。

 

肉類や魚類もオススメ。

たんぱく質が豊富で糖質も少ないので、体内の糖化を促進させる要素があまりありません。

 

強い抗酸化作用を持ったポリフェノールを含んだ食べ物も糖化の予防になります。

  • 緑茶やコーヒー
  • トマト
  • ブルーベリー
  • ごま
  • 高カカオチョコレート
  • レモンやショウガ
  • ブロッコリースプラウト

こういった食品を積極的に選べば、頭皮が硬くなる糖化を予防することが期待できます。

頭皮の抗糖化に着目した育毛剤

頭皮の糖化を防ぐのに一番大事なのは、先ほど紹介したような生活習慣の改善です。

それに加えて”糖化に着目した育毛剤”を使うのも有効です。

オススメの育毛剤「ベルタ」

ベルタは女性の薄毛の原因として可能性の高い「頭皮の糖化」と「女性ホルモンの減少」に着目した育毛剤です。

抗糖化成分として「ウメ果実エキス」「ユキノシタエキス」を配合しています。

女性用育毛剤なら【ベルタ育毛剤】

 

最近抜け毛が気になる、頭皮が硬くなってきた…もしかしたら頭皮の糖化が原因かもしれません。

特に血糖値が高めの方は要注意!!

先ほど紹介した生活習慣の改善方法や抗糖化育毛剤を使って、頭皮の糖化を予防することが、育毛にとって有効でしょう。

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