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メディカルミノキ5を使っても効果がない人の5つの特徴。

2018年8月11日

メディカルミノキ5には、世界90か国以上で薄毛治療に使われている「ミノキシジル」が5%配合されています。

ミノキシジルは薄毛を改善するための方法として、最も確実で一般的な治療法のひとつです。

ですが「メディカルミノキ5を使ったのに髪の毛が生えてこなかった!」そんな意見もあると思います。

それは確かにその通りで、流石のメディカルミノキ5もすべての人の薄毛に発毛効果を発揮するわけではありません。

 

メディカルミノキ5を使ってしっかり髪の毛が生えてくる人と、メディカルミノキ5を使っても髪の毛が生えてこない人、この両者の違いは何なのでしょうか?

今回は、メディカルミノキ5を使っても効果が得られない人の5つの特徴を紹介します。

メディカルミノキ5が効かない人の5つの特徴とは?

①AGA(男性型脱毛症)以外の要因で薄毛になっている

メディカルミノキ5には「ミノキシジル」という有効成分が含まれています。

ミノキシジルは毛根の奥にある”毛包”に作用し、成長因子を増やすことができます。成長因子によって毛母細胞の活動が活性化し、抜け落ちた髪の毛から再び髪の毛が生えてくるんですね。

このミノキシジルは、どんな薄毛にも効果があるってわけではなく、壮年性脱毛症の改善にのみ効果を発揮します。

つまりミノキシジルが配合されたメディカルミノキ5は壮年性脱毛症にだけ薄毛改善効果を発揮するのです。

 

壮年性脱毛症とは主に中年期以降に起こる遺伝的要素が強い薄毛のことで、AGA(男性型脱毛症)とも呼ばれます。

壮年性とはいえ、体質によっては20代から脱毛が始まることもあります。

パッケージ裏の効果・効能にも「壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防」と記載がありますね。

これは逆に言えば壮年性脱毛症でなければ、メディカルミノキ5を使っても発毛効果は得られないということ。

 

例えば円形脱毛症や甲状腺疾患による脱毛、脂漏性皮膚炎による脱毛などがそれにあたります。

同様に、高齢者の薄毛もメディカルミノキ5は効果を発揮しません。

高齢者で髪の毛が細くなったり抜け毛が増えるのは、老化の一環です。老化によって活動が低下した毛乳頭細胞は、たとえミノキシジルを塗布したとしても十分に活性化しない可能性があります。

具体的には65歳以上の方の薄毛に使ってもあまり意味はないと考えられます。

 

男性の薄毛にもいろんな原因やパターンがありますが、もし壮年性脱毛症でないのならメディカルミノキ5を使うのは止めておいた方がいいでしょう。

ポイント

壮年性脱毛症はAGA(男性型脱毛症)のことであり、男性の薄毛で最も多い「おでこや頭頂部から薄くなるタイプの脱毛症」のこと。

遺伝的要素が強く、生活習慣や食生活とは関係なく発症します。

②おでこから薄毛になっている(M字タイプのハゲ)

メディカルミノキ5が効果を発揮するのは、下記の画像に該当する薄毛のタイプです。

簡単に言ってしまえば、頭頂部から薄毛になるタイプにメディカルミノキ5は最も効果を発揮します。

これは数多くのミノキシジルを用いた臨床試験での結果です。

壮年性脱毛症といえば、おでこから来るタイプの薄毛もありますが、そのようなおでこから進行するタイプの薄毛には効果があまりないということも確かめられています。

いわゆる”M字タイプのハゲ”ですね。

 

もしM字タイプのハゲを改善したいのであれば、薄毛治療の内服薬を試してみるか、低出力レーザーを使った育毛機器を使うのが有効です。

③薄毛が進行し過ぎている

AGA(男性型脱毛症)は進行性で、薄毛の範囲が進行すればするほど治療が困難になっていきます。

薄毛を改善するには、やはり初期の段階で手を打っておくのが確実。

「あれ、頭頂部の地肌がすこし目立つ気がする…」

これくらいのタイミングで使い始めるのがベストです。

 

薄毛が進行し、頭皮がツルツルの状態になってしまうと、紫外線などの悪影響も受けやすくなりますし、毛根そのものが完全に死んでしまっていることもあります。

そうなるといくらミノキシジルに強い発毛効果があるからといっても、新しい髪の毛は生えてこないでしょう。

 

波平さんのような髪型になってからでは遅いということですね。

 

もし薄毛がかなり進行した状態から髪を取り戻したいということであれば、自毛植毛増毛を検討するべきでしょう。

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④毎日2回使い続けられない人

メディカルミノキ5は1日2回頭皮に塗布することで、最大限の発毛効果を発揮します。

これは”育毛”ではなく”薄毛治療”です。

第一種医薬品に分類されるメディカルミノキ5は、病院で処方される内服薬と同じように、決められた用法・容量をまもって正しく使う必要があります。

その使い方が間違っていたり、使う頻度がまちまちであったりすると、ミノキシジルがもつ本来の発毛効果を得ることができないでしょう。

風邪薬だって「今日は1日3回」「明日は夜だけ」とか気まぐれに使っていたら、治るものも治りません。メディカルミノキ5にも同じことが言えます。

 

毎日使い続けるのが難しいのであれば、メディカルミノキ5で発毛を実感するのも難しいでしょう。

⑤未成年や女性である

メディカルミノキ5はミノキシジルが5%配合された発毛剤。

ミノキシジルが高濃度に配合されていて、しかもアルコール度数も高い溶液のため、皮膚の弱い女性や未成年に使うことはできません。

もし使ったとしたら、発毛効果を得る前に、肌が荒れるなどの副作用が現れる可能性があります。

 

メディカルミノキ5は20歳以上の男性専用の発毛剤です。

未成年や女性出は十分な発毛効果が得られないので使用しないようにしましょう。

メディカルミノキ5が効くタイプの薄毛はこれ

メディカルミノキ5は壮年性脱毛症(=男性型脱毛症)の改善に有効な第一種医薬品です。

壮年性脱毛症以外の薄毛にはまったく効果を発揮しないので注意が必要です。

AGA(男性型脱毛症)は遺伝的要素が強く、そのハゲ方というのもある程度パターンが決まっています。

  • おでこが少しずつ広くなってハゲが進行していくパターン
  • 頭頂部から少しずつ薄くなっていくパターン
  • おでこと頭頂部の両方からくるパターン

大きく分けると、この3つのパターンのどれかになります。

 

一部分だけクッキリと脱毛するなら円形脱毛症ですし、頭部全体の髪の毛が細くなったり、地肌が目立ってくるようならAGAではない原因が考えられます。

 

メディカルミノキ5はAGA(男性型脱毛症)の中でも頭頂部からくるパターンの薄毛に特に効果的。

それを踏まえたうえで、メディカルミノキ5が効くタイプの薄毛の特徴は以下の2つに集約できるでしょう。

  • 家族や親せきに薄毛が多い(自分もAGAになりやすい体質を持っている)
  • 頭頂部からうっすらとハゲてきている(M字ハゲではない)

もし自分の薄毛が子の特徴に該当するのなら、メディカルミノキ5を使うことで少しずつ抜け毛が減っていき、抜け落ちた毛根から再び新しい髪の毛が生えてくるでしょう。

もちろん、毎日2回使い続ける必要がありますが。

メディカルミノキ5まとめ

メディカルミノキ5を購入する前に、ちょっとだけ確かめてみてください。

あなたは下記の特徴に当てはまっていないでしょうか?

メディカルミノキ5で効果が得られない人の特徴

①AGA(男性型脱毛症)以外の要因で薄毛になっている

②おでこから薄毛になっている(M字タイプのハゲ)

③薄毛の進行が進み過ぎている

④毎日2回使い続けられない人

⑤未成年や女性である

もしこれらの特徴に該当しないのであれば、メディカルミノキ5を使うことで再び髪の毛が戻ってくるかもしれません。

 

さらにメディカルミノキ5には強力な効果がある代わりに、強い副作用があらわれるリスクもあります。

メディカルミノキ5はミノキシジルを溶かすために高濃度のアルコールを使用しています。

そのため、体質的にお酒が飲めない下戸の方は、アルコールの刺激で皮膚があれる可能性があります。

また、血圧に影響を及ぼす危険性もあるので高血圧や低血圧の方も使用しない方がいいでしょう。

心臓や腎臓にも負担をかける可能性があるので、持病がある方や問題を持っている方も使用を控えましょう。

女性や高齢者も副作用のリスクが高くなるので使ってはいけません。

 

もしメディカルミノキ5の副作用リスクが高まる要因に思い当たるのなら、安全に使うことができるミノキシジルが配合されていない育毛剤がオススメです。

ミノキシジルほどの発毛効果を得るのは難しいですが、副作用があらわれたら元も子もありません。

このような育毛剤であれば、頭皮へ刺激が少ないどころか、逆に頭皮の血行を促し、健康な髪を育てる環境を育んでくれるでしょう。

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