日常生活のハゲ対策

真夏に帽子やニットかぶると中が蒸れてハゲる話の真実とは?

2018年6月15日

暑い夏には帽子がかかせません。

ですが、気温が高い状態で帽子をかぶると、帽子の中に汗をかいてしまいムレムレの状態に!!

なんとなく、頭皮が汚れる気がするし、雑菌が繁殖しそうだし、抜け毛が増えてハゲるリスクが高まる気がします。

ですが、帽子をかぶることで強い日差しから頭皮を守ることができるので、薄毛予防効果もある気がします。

 

…帽子をかぶることは髪に良い?それとも悪い?どちらなのでしょうか?

その理由と共に、暑すぎる真夏の正しい帽子の選び方や使い方を紹介します。

真夏に帽子をかぶるとハゲる??

まず結論から申し上げますと、真夏に帽子をかぶったからといってハゲる心配はありません。

むしろ抜け毛を予防するには、積極的に帽子をかぶるべきです。

 

その理由は紫外線にあります。

そもそも髪の毛が生えている理由のひとつは、”頭皮を紫外線から守るため”です。

紫外線が強い国の人はチリチリのクセ毛ですが、あれは効果的に紫外線をシャットアウトするためともいわれています。

その点で言えば、日本人は髪質が細かったりストレートであることが多いため、頭皮が紫外線の悪影響を受けやすいといえるでしょう。

 

頭皮に紫外線が当たると皮膚の老化が促進されます。

これを”光老化”と呼びます。

皮膚の老化の原因は加齢よりも日光の影響が強いとされています。

顔中シミだらけの高齢者であったとしても、紫外線の影響を受けない内股の皮膚はハリがあってシミがなかったりします。これも光が皮膚の老化を促進させる証拠といえるでしょう。

 

日光が皮膚に当たるとシミやシワの原因になりますが、頭皮に当たると毛根にダメージを与え、抜け毛・薄毛の原因になります。

 

抜け毛・薄毛を予防するためにも、できることなら頭皮には紫外線を当てたくないですね。

そんな最悪の紫外線を予防するには帽子が一番。

確かに暑い時期に帽子をかぶると汗もかくし、中が群れて不潔に思うかもしれません。

ですが、直射日光を頭皮に当てるよりは遥かにマシです。

薄毛予防にオススメの帽子は?

抜け毛・薄毛を予防するには、頭皮に紫外線を当てないことが大切。

その意味では、キャップでもニット帽でも頭皮を保護する効果は得られるということになりますね。

しかしながら、通気性の悪すぎる帽子は中に熱がこもってしまい、頭皮の雑菌が繁殖したり、炎症が起きる原因にもなります。

熱がこもりやすいニット帽よりも、メッシュ素材のキャップや麦わら帽子が通気性が良くてオススメですね。風通しがよいわりに、しっかりと紫外線をカットしてくれます。

 

逆にダメなのはサンバイザーです。

サンバイザーは顔を紫外線から守ってくれますが、肝心の頭皮には直射日光が当たりまくり。

頭頂部は頭の中でも、最も紫外線の影響を受けやすく、薄毛になりやすいポイントです。

そこを守ってくれないサンバイザーは、少なくとも薄毛予防の観点から見れば使わない方がいいでしょう。

真夏に帽子をかぶってもハゲる場合もある

頭皮を紫外線から守るために帽子は有効。

ですが、使い方を間違うと薄毛・抜け毛の原因にもなってしまうかもしれません。

真夏に帽子をかぶる際の注意点を紹介します。

①自分に合ったサイズの帽子をかぶる

帽子は自分の頭のサイズに合ったものを着用しましょう。

きつ過ぎると帽子の中が密閉されていまい、汗が出ても外に排出されない状態になります。

頭皮が蒸れてしまい、雑菌繁殖の原因になってしまうでしょう。

②適度に換気する

帽子は適度に脱いで、中の湿気を逃がすのが大事です。

朝から晩までず~っと同じ帽子をかぶり続けたら、汗が頭皮の中に溜まってしまいます。

頭皮表面の湿度が高くなり、雑菌が増えるのと同時に、”あせも”のような状態になり炎症や痒みが引き起こされる場合もあります。

帽子はかぶり過ぎないこと、汗をかいたらハンカチなどでこまめに拭くことが大切です。

③しっかりと洗髪する

日中に帽子をかぶっていた時間が長かったとしたら、帽子の中で汗をかき、頭皮がかなり汚れた状態になっていることでしょう。

そんな日の夜は、いつもよりもしっかりと洗髪をするのが大切です。

汗をかき過ぎないようにぬるめのお湯に入り、お風呂上りは髪をしっかりと乾かします。扇風機や除湿器、クーラーなどを使い、夜は汗をかかないように心がけましょう。

帽子はハゲる説の真実

「帽子をかぶるとハゲる!」

そんな噂話を聞いたことがありますが、実際はまったくの逆。

「帽子をかぶらないとハゲる!!」といえるでしょう。

 

恐らく、帽子をかぶり過ぎると中が蒸れたり痒くなったりすることが多かったため、薄毛や抜け毛と結びつけられたのでしょう。

薄毛・抜け毛予防のために帽子は効果的ですが、使い方を間違うと頭皮のコンディションを悪化させてしまう可能性も確かにあります。

かゆみや赤みが引き起こされる場合もありますが、正しく使えばそんな症状は引き起こされません。

 

真夏に頭皮に強い紫外線を受けすぎると、秋や冬になってからドッと抜け毛が増えるともいわれています。

帽子を上手に利用して、夏の傷つきやすい頭皮を守りましょう!!

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