「LEDおよび低出力レーザーの照射による薄毛治療」は推奨度Bでしっかりとエビデンスがあり、男性はもちろん女性の薄毛にもオススメできます。
推奨度Aの薄毛治療法よりも副作用のリスクが低く、比較的安全な選択肢です。
この記事ではLEDおよび低出力レーザーの照射による薄毛治療のやり方や注意点を簡潔に紹介します。
目次
Q:LEDと低出力レーザーの違いは?
簡単に説明すると”パワー”が違います。
どちらも皮膚に照射することで細胞を活性化させ、薄毛を改ざんさせる作用がありますが、LEDの方がパワーが弱い。
低出力レーザーは細胞への影響が強く、そのため様々な治療に応用されています。
この治療法をLLLT(Low level Laser therapy:低出力レーザー治療)と呼びます。
神経伝達物質の抑制、血流増加、抗炎症作用などがあり、薄毛治療だけでなく疼痛、腰痛肩こり、リウマチの治療にも使われています。(今のところLEDは治療に使われていません)
そもそも低出力レーザー治療には数十年の長い歴史とたくさんの研究結果がありますが、LEDが実用化されてからまだまだ日が浅い。
そのためLEDの有効性が実証されていない側面もあるのでしょう。実際、アメリカのFDAでは低出力レーザーの薄毛治療効果は認可されていますが、LEDは認可されていません。
いろんな理由はありますが、とにかく薄毛治療に使うのならLEDよりも低出力レーザーがオススメです。
Q:LEDおよび低出力レーザーの照射による薄毛治療を受けるには?
方法は大きく2つあります。
①専用の施設に行って治療してもらう。
②自分で機器を購入して自宅で行う。
”専用の施設”とは一部の育毛サロンやAGAクリニックです。
LEDおよび低出力レーザーの照射による薄毛治療は毎日続けることで効果があります。
わざわざ毎日育毛サロンに通うことはかなり難しいと思うので、自宅で行うのがベストだと思います。
もし月に1回育毛サロンに通っていたとして、そこでLEDによる頭皮ケアサービスが含まれていたとしたら、それはまったくの無駄なので止めちゃいましょう。
Q:LEDおよび低出力レーザーの照射による薄毛治療の特徴
- 薄毛治療の内服薬や外用薬には性欲減退や肌荒れなどの副作用リスクがあるが、それらに比べると副作用のリスクが少ない
- 推奨度Aの薄毛治療の内服薬や外用薬に比べ、推奨度Bなので育毛効果では劣る
- 毎日使い続けないと十分の効果が得られない
- 初期投資が高額になる場合がある
- ランニングコストを考えると薄毛治療の選択肢の中で最もリーズナブル
Q:LEDおよび低出力レーザーの照射機器の選び方は?
まず最初にいちばんやったら危ないことを紹介します。
それはamazonなどの販売サイトで「育毛 LED」とか「育毛 低出力レーザー」なんてワードで検索して出てきた商品を購入することです。
購入前にそれらの商品のメーカーや販売元の業者の住所を確かめてください。
恐らくほどんどが中国などの海外。
保証もなく、粗悪品である可能性が高いので、それらを避けるのが重要です。
結論を言ってしまえば、オススメの育毛機器はたった2つです。
アデランスのN-LEDフレックス
ひとつめはアデランスが製造・販売しているN-LEDフレックスです。
LEDを利用した機器ですが、アデランスが製造しているので信頼できますし、粗悪品である可能性は低いでしょう。
LEDは治療法として正式には認められていないため、LEDを利用した育毛機器は”医療器具”ではありません。
医療器具の製造販売には国の認可が必要ですが、そうではないのでアデランスでも製造できますし、amazonでも販売できるんですね。
LEDは効果は低いものの低出力レーザーよりも安いというメリットがあります。
とりあえず試してみたいという方にオススメです。
ヘアマックス
ヘアマックスは世界中で販売されている低出力レーザー育毛器のベストセラーです。
アメリカのFDAで認可を取得済みで、さまざまな臨床実験でも発毛効果が実証されています。
医療機器にあたるため国内で一般的に販売されておらず、購入するにはヘアマックス日本正規代理店を利用するのがオススメです。正規代理店で購入すれば、2年間のメーカー保証も付きます。
価格は安いもので42,800円。
もっともオススメのスタンダードモデルはレーザーバンド82で118,800円となります。
本格的に薄毛治療を行いたいのならヘアマックスがオススメです。
市販の医薬部外品の育毛剤を毎日使い続けるよりは、はるかに育毛効果が得られるでしょう。
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