ハゲに効く食べ物

コレステロール値を下げて薄毛予防。脂っこい食事を食べてOK!そんな食事制限不要の血液改善方法について。

2015年11月27日

コレステロールは血液中の脂質のことです。コレステロール値が高いと血液がドロドロになってしまい、心因梗塞や動脈硬化の一因になるという事実はよく知られていますね。血液がドロドロであれば、もちろん頭皮の血行も悪くなり薄毛の原因にもなりかねません。

「卵を一日2個食べるとコレステロール値が上がるよ!」なんて話を聞いたことはないでしょうか?

今までコレステロール値は脂っこい食事で上昇すると思われてきましたが、実は食事とコレステロール値はまったく関係ないという驚くべき事実が発表されました。

その内容と共に、コレステロール値を下げて血液の流れを整えるための正しい方法を紹介します。

食事とコレステロールは無関係!

コレステロール値が高いと、血管内にプラークがこびりつき、血流が悪化。血管が詰まってしまう危険性が上がります。

脳内で詰まれば脳梗塞!心臓であれば心筋梗塞!高いコレステロール値を放置しておくと、命の危険すらあります。

そんなコレステロール値ですが、脂っこい食事をどれだけたくさん食べてもそれが理由で上がらないし、頑張って脂っこい食事を制限しても血中コレステロール値が高い人は変わらないという事実が2015年5月に発表された最新の研究で判明しました。

いままで脂っこい食事を食べるとコレステロール値が上がって危険だよ!と警鐘してきた日本動脈硬化学会も「食事で体内のコレステロール値は大きく変わらない」との声明を発表し、その意見を180度変換しています。厚生労働省もコレステロールの摂取基準を撤廃しました。

では、なぜ血液中の脂質の量と食べ物が関係ないのでしょうか?

コレステロール値をコントロールする肝臓の働き

血液中のコレステロールは肉や油なんかから摂取されたものと、肝臓で作られるものの2種類あります。

実は食べ物から摂取されたコレステロールは全体のたった3割ほどしかなく、残りの7割は肝臓で作られるのです。

例えばコレステロール値を下げるために脂っこい食事を減らしたとします。確かに血液中の食べ物から作られた3割にあたるコレステロール値は減少するでしょう。ですが同時に全体のバランスをとるために、肝臓で作られるコレステロールが増えてしまうのです。結果的に食事制限をしてもしなくても、血液のコレステロール値は変わりません。

コレステロール値が高いからといってステーキの脂身部分を食べずに残してきたとしたら、それはまったくの無意味。これからは、脂身部分もバクバク食べて問題ないでしょう。…といっても、あくまでもコレステロール値の観点からであって、脂身ばっかり食べていたそれはそれで薄毛や生活習慣病の原因になるでしょうが。

コレステロール値を下げる正しい方法

食事とコレステロール値は関係ないとしたら、ではどうすればいいのでしょうか?

方法は大きくふたつあります。

ひとつは「運動」、そしてもうひとつは「食物繊維」です。

適度な運動を継続して行えば、肝臓で作られるコレステロールを少なくすることが出来ます。

オススメは身体に負担の少ないウォーキングを30分ほど行う事。毎日でなくてもいいので、継続して行うのが大事です。

ウォーキングは、筋トレやマラソンやエアロビクスなどに比べても、身体への負担が少なくとても有効な運動です。

次に食物繊維です。食物繊維には水に溶けない不溶性のものもありますが、より効果的にコレステロール値を下げるのは水溶性食物繊維の方なのです。

水溶性食物繊維はキノコ類、海藻類、こんにゃく、サツマイモ、りんご、バナナなどに豊富に含まれています。

これらの水溶性食物繊維を積極的に摂取すれば、コレステロール値が下がり薄毛の予防にもなるでしょう。

「適度な運動をする」そして「水溶性食物繊維を摂取する」、これらのふたつを実践すれば、脂っこい食事をしながらも血中コレステロール値を下げることが出来るでしょう!!

 

水溶性食物繊維をたくさん摂取すれば、コレステロール低下の他にも「腸内環境を整える」「高血圧を防ぐ」「血糖値の上昇を防ぐ」といった様々な恩恵がありますが、普段の食生活の中で満足に摂取するのは中々か難しいものです。そんな時は特定保健用食品に指定されている「イサゴール」を使う事で手軽に十分な水溶性食物繊維を摂取することが出来るでしょう。

コレステロール値を低下させるという効果が特定保健用食品で認められたイサゴールとは?

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