ヘアメディカルが行ったアンケートによると、7人に1人の薄毛に悩んでいる方が「薄毛が原因で、自殺を考えたことがある」という回答を寄せました。
ヘアメディカルグループが全国の20歳~59歳の男女1,206人を対象に行ったアンケートでは、薄毛についてコンプレックスを感じている人の61.8%が「薄毛について、誰かの言動で不快な思いをしたことがある」と回答した。
また、14.7%が「薄毛が原因で、自殺を考えたことがある」と回答している。薄毛で悩む7人に1人は、薄毛が原因で自殺を考えることがあるほど、深く心を痛めていることがわかった。
参照元:薄毛などのコンプレックスを指摘されると、人の表情はどのように変わる?(マイナビニュース)
7人に1人が自殺まで感がるくらい深く悩んでいるんですね。これは、かなり多いのではないでしょうか。
アンケートの対象は20歳~59歳です。結果の詳細は不明ですが、特に若い頃の薄毛は自信の喪失に繋がりやすいと考えられます。
薄毛→劣等感(自分は他人より劣っている)→自己嫌悪(自分が嫌いだ)→自己否定(自分はダメなやつだ)→自殺願望(死んだほうがマシだ…)
という感じで、だんだんと悪い方向に向かってしまいます。
薄毛対策については当サイトでもたくさん紹介していますが、今回は薄毛に対する心理的な対策を考えてみましょう。
薄毛への心理的対策
なぜ劣等感やコンプレックスが生じるのか?
それは”他人と比べるから”です。
たとえば国民全員がハゲている”ハゲの王国”があったとしたら、そこで薄毛に悩んでいる人はいないでしょう。
これはハゲという悩みに限らず、あらゆる悩みにいえることですが「他人との比較」は、劣等感を増長し、うつの原因になります。
SNSを毎日使っている人は、その中で(無意識的に)頻繁に他人と比較してしまうため、精神的に不安定になったりうつの発症率が高くなる、といった研究結果も実際に存在します。
まったく他人より劣っているところがない人でも「他人との比較」をよくやる性格だと、劣等感やコンプレックスを感じやすくなるんですね。
…とはいえ「他人と比較しちゃいけないよ、自分に自信をもって!」なんて当たり前のアドバイスをもらっても、それができれば苦労はしません。
他人と比較しないことは、とても大切です。それを行うためには、自分自身の価値観を少しずつ変えていかなければなりません。
「ハゲ・薄毛でも気にしない!」
そんな風に思い込むため、自己暗示をかけるのは難しいでしょう。少しずつでも自分を変えるにはどうすればいいでしょうか?
仮定法を用いて表現する
「ハゲ・薄毛でも気にしないで幸せに生活している人もいる」
「ハゲ・薄毛でもステキな女性と付き合っている人もいる」
自分には当てはまらないけど確かにそんな人もいるよね、と思えます。
これなら、ちょっとだけ信じられますね。
こんな風にして、自分が受け入れられることから、少しずつ自分の価値観を変えていくことが大事です。
確かに自分の性格や価値観を変えるのは難しいことですが、少しずつ価値観を変えていけばいつか自己嫌悪と劣等感の檻から抜け出せるかもしれません。
- ハゲでも人気者はいる
- ハゲでも幸せな結婚をしている人はいる
- ハゲでも髪の毛が生えてきた人はいる
- ハゲでも自信に溢れていて活発に活動している人はいる
- ハゲでもロシアの大統領になった人もいる
これらを受け入れたとき、少しだけ心が軽くなったような気がしませんか?
自分の価値を信じる
外見的特徴で自分自身の本来の価値は決まりません。
これは絶対的な真実です。
問題はこれを信じられるかどうか。
最後にハゲのカリスマである孫正義社長の名言を紹介します。
「髪の毛が後退しているのではない。 私が前進しているのである!!」