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ハゲ・薄毛の多い国、少ない国ランキングから読み解くハゲ対策!!

2018年8月11日

この広い世界にはいろんな国があって、そこにはいろんな民族が住んでいます。

その国々を比べると、ハゲや薄毛が多い国や、逆にハゲがあんまりいない国もあったりします。

 

今回はアデランスが調べて作成した「薄毛・ハゲが多い国ランキング」を紹介します。

 

ハゲの多い国にはどんな原因があるのか?

少ない国では?

世界から見て日本の”ハゲ率”はどれくらいなんだろう?

 

世界のハゲ事情のついて探っていきつつも、そこから読み取れる薄毛予防策を考えていきたいと思います。

世界のハゲ・薄毛が多い国ランキング!

では、さっそくランキングを紹介しましょう。

世界のハゲ・薄毛が多い国ランキング

1 チェコ(プラハ) 42.79% 158万人
2 スペイン(マドリッド) 42.60% 650万人
3 ドイツ(フランクフルト) 41.24% 1263万人
4 フランス(パリ) 39.10% 787万人
5 アメリカ(NY/LA/シカゴ) 39.04% 4027万人
6 イタリア(ミラノ) 39.01% 874万人
7 ポーランド(ワルシャワ) 38.84% 505万人
8 オランダ(アムステルダム) 37.93% 216万人
9 カナダ(モントリオール) 37.42% 441万人
10 イギリス(ロンドン) 36.03% 760万人
11 ロシア(モスクワ) 33.29% 1623万人
12 オーストラリア(シドニー) 30.39% 208万人
13 メキシコ(メキシコシティ) 28.28% 811万人
14 日本(東京) 26.05% 1293万人
15 中国(香港) 24.68% 61万人
16 シンガポール(シンガポール) 24.06% 41万人
17 タイ(バンコク) 23.53% 476万人
18 マレーシア(クアラルンプール) 22.76% 152万人
19 台湾(台北) 22.59% 175万人
20 韓国(ソウ讃) 22.37% 337万人
21 中国(上海) 19.04% 8876万人

参照元:株式会社アデランス「世界の成人男性薄毛率」調査結果より

なんと1位はチェコのプラハ。

東洋と西洋のほぼ中間地点に位置していて、いろんな文化の入り混じるおとぎの国のような雰囲気の街です。

その次はスペイン、ドイツ、フランスと続きます。

ヨーロッパが多いイメージですね。

 

日本はというと、14位にランキングしていますね。

世界中のすべての国を対象にしたランキングではないですが、人口に対するハゲ率はほぼ真ん中あたりなのでしょう。

最下位のもっともハゲが少ない国は、以外にも中国の上海となりました。

ハゲる国とハゲない国の違いとは?

では、ハゲが多い国とハゲが少ない国の違いについて、さまざまな視点から探っていきましょう。

人種・遺伝的要因

ランキングを1位から見ていきます。チェコ、スペイン、ドイツ、フランス、アメリカ、イタリア…。

ひとつ気づくことがありますね。

 

それは「白人の国」という事。

 

逆にランキングの下には「黄色人種」の国が並んでいます。

また、ハゲている「黒人」というのもあまり見たことがない気がします。

白人のハリウッド俳優を見てもわかりますが、人種的に白人は東洋人や黒人よりもハゲやすい遺伝的体質を持っていいます。

 

欧州系の白人男性の多くは、30代で薄毛が始まります。統計的に見ると男性のだいたい8割くらいは、何らかの薄毛症状になるとか。

つまり、フサフサでまったくハゲていない男性の方が少数派なんですね。

 

アジア人男性の場合は、薄毛になり始めるのが40代以降。

だいたい全体の5~6割程度の人が薄毛になります。

 

白人は人種的に薄毛リスクが高いと言えるでしょう。

だとしたら、欧州やアメリカが「ハゲが多い国」に選ばれるのもわかりますね。

食事の内容の違い

ベスト3のチェコ、スペイン、ドイツ…まったくもって勝手なイメージですが、その食生活は「ガッツリ肉食!ビールをたらふく飲む!」というもの。

なんとも高カロリーで脂質が高く、健康にも髪にも悪そうです。

対して中国、韓国、台湾や東南アジアの国々…まったくもってイメージですが、「肉を喰らってビールを飲む!」というよりも穀物や野菜、フルーツをたくさん食べているような気がします。

 

また、中国、韓国、東南アジアは辛い食品が多いですね。韓国のキムチとか。

一説には東南アジアは水の質が悪く、その為食事の味付けがスパイシーになったと言われています。

辛い味付けにすることで、水のまずさを誤魔化していたのです。

また、寿司にわさびがあるように、様々な香辛料は食中毒の予防効果もあったのかもしれません。

熱い国では食物が腐りやすいですからね。

 

問題はたくさん使われている香辛料。唐辛子のカプサイシンには育毛効果のあるIGF-1を増やす効果があると言われています。

ひょっとしたら、こどもの頃からから~い食べ物を食べることが薄毛やハゲを予防しているのかもしれませんね。

*カプサイシンの育毛効果についてはこちらの記事を参照してください

オススメ記事:育毛に最適!IGF-1とはどういった物質なのか!?IGF-1育毛理論を紹介。

私たち日本人は「食の欧米化=健康に悪い」というイメージを持っています。

そして「日本食=健康にいい」というイメージも。

 

家族にアメリカ人の友人がいて、その彼女から「きょうは○○食べたよ!」なんて、写真が送られてくることがあります。

その食事内容をみると、もうだいたい茶色の食品(肉や揚げ物、ファストフード)ばっかり。

ホントに野菜なんてまったく食べてないんです。

 

…食の欧米化は、抜け毛を引き起こす原因にもなりますね。

ストレスの影響!?

では、視点をアジア圏に移してみましょう。

白人よりは薄毛になりにくい黄色人種ですが、東洋の国の中でも日本はトップクラスにハゲが多い国です。

 

その理由として考えられるのは、やはり強いストレスなのではないでしょうか?

 

仕事時間が長く、慢性的な強いストレス、睡眠不足などが重なり、他国よりも薄毛になるリスクが高くなっていると考えられます。

中国では香港と上海の2つがランクインしていますが、これもストレスの髪の毛への悪影響を物語っています。

上海は最下位でもっともハゲの少ない地域となっていますが、香港は日本のすぐ下である15位にランクインしています。

 

香港は最近までイギリス領で、資本主義として経済発展を遂げてきました。

上海を含めた中国と比べても、どちらかといえば日本に近いといえるでしょう。

恐らく資本主義的な仕事第一主義が、上海でも激しいのかもしれません。

この中国国内での”差”もストレスの悪影響を表しているのでしょう。

 

ストレスは髪の毛にとって最悪の敵です。

日本に住んでいる限り、ある程度のストレスは避けられません。上手に休息したり、ストレス解消をすることで、薄毛リスクをなるべく減らしましょう。

オススメ記事:ストレスでハゲる理由とは?精神的な影響が身体症状として発現する原因は交感神経あった!

ポイント

薄毛が多い国ランキングをひも解くと

①遺伝的要素

②高カロリーな欧米食

③ストレス

以上の3つの要素が薄毛リスクとして考えられますね。

世界ハゲ・ランキングのまとめ

世界ハゲランキング上位を占めたのはヨーロッパを中心とした白人の国でした。

逆に中国や東南アジアを中心とした黄色人種の国はハゲ率が低い結果となりました。

日本も世界から見れば、ハゲが少ない方なのかもしれません。

 

ともあれ、ハゲ・薄毛の原因は遺伝的な要因食生活が考えられます。

 

遺伝的な要因はどうしようもないですが、食生活は自分自身の努力で変えられます。

大切なのは白人のような肉食の生活を止めること。白人はごはんも「野菜」ってカテゴリーらしいですからね。

また、中国や東南アジアの様にカプサイシンがたくさん入った料理をたくさん食べれば、育毛に効果があるかもしれません。

もちろん、ヘルシーな日本食もオススメです。ただし日本食は髪にとって大切な”たんぱく質”が十分に取れない可能性もあるので、肉や大豆、乳製品を積極的に食べましょう。

 

でも、ブルース・ウィリスとかニコラス・ケイジとか、白人のハゲってカッコいいんですよね。対して黄色人種のハゲはなんかカッコ悪い…。

少なくともライフスタイルは白人を真似しないで、日本人の誇りである黒髪を守りたいものです。

遺伝的な薄毛と戦うための6つの方法

本当の意味で薄毛を改善したい場合は、健康的な食生活を送っても、ストレスのない生活を送っても、それほど効果は得られません。

ハゲが多い国ランキングを見ればわかる通り、ハゲ・薄毛には遺伝的要素がかなり強いのです。

日本人男性の薄毛も、そのほとんどが食生活やストレスではなく、遺伝によるハゲといわれています。

家族や親せきにハゲが多く、それでいて自分もハゲ。

その場合はAGA(男性型脱毛症)と考えていいでしょう。

AGAを改善させるための方法は本当に限られていて、ただ普通の育毛剤を使っているだけでは不十分。

 

でも、諦める必要はありません。

一昔前は、遺伝的要素の強い薄毛といえば諦めるしかありませんでしたが、今では有効な薄毛治療法が実践されています。

そんなAGAを治療するためにリアルガチに効果的な発毛法は、2017年に日本皮膚科学会が発表した「薄毛治療のガイドライン」を読めばわかります。

これが薄毛治療のガイドラインに紹介されている薄毛治療法とその評価図です。

全国の皮膚科医師はこのガイドラインを参考にして、薄毛患者の薄毛を治療します。

薄毛治療法のなかでもB評価以上を得ている効果的な薄毛治療法は6つあるので、そのやり方をまとめて紹介しましょう。

薄毛治療ガイドラインでB評価以上の薄毛治療法とそのやり方

①フィナステリド内服→フィナステリドは処方箋医薬品なので育毛クリニックを受診しましょう。

②デュタステリド内服→デュタステリドも処方箋医薬品なので育毛クリニックを受診しましょう。

③ミノキシジル外用→ミノキシジル配合の発毛剤は市販されているので、それを利用しましょう。

④LEDおよび低出力レーザーによる薄毛治療→自宅で使える低出力レーザー育毛器が市販されています。

⑤アデノシン外用→アデノシン配合の発毛剤は販売されていますが、ミノキシジル外用の方が効果が強いので、どうせ使うならミノキシジルの発毛剤を使いましょう。

⑥自毛植毛→自毛植毛専門のクリニックに行って施術してもらうのが、一番安全で確実です。

薄毛治療法とそのやり方についての概要を紹介しましたが、さらに詳しいやり方についてはリンク先の記事で紹介していますので参考にしてみてください。

 

欧米人のような食事をしない。

ストレスを溜めない。

これらを心がけつつも、今回紹介した”遺伝的なハゲと戦う方法”を実践すれば、ハゲは必ず改善するでしょう。

追記:近年、東洋でも薄毛に悩む人が増えている3つの原因

中国国営ニュースチャンネルのCGTNは、20代から40代を中心に中国国内で2億5000万人が薄毛を抱えていると報じている。また、北京の清華大学が2017年に実施した調査では、薄毛が進行していると回答した学生は6割に上った。ストレスや睡眠不足などが理由と見られる。

英タイムズ紙の日曜版でも同調査を引用し、「中国人男性は高い生活費用を前に給料の良い仕事に就くのに苦労しているため、前世代よりも20年早く頭髪を失っている」と報じている。

韓国でも若年層に薄毛が広がる。コリア・タイムズ紙は26歳にして脱毛が始まってしまったという男性の体験談を紹介しながら、従来は高齢層を中心に見られた薄毛が若い人々に広がりはじめていると報じている。

原因としてCNNは、ストレスや貧相な食習慣、睡眠不足などを挙げている。ある皮膚科医は、極端なダイエット志向が招く粗末な食事も抜け毛の原因になると指摘する。

「参照元:「アジア人は禿げない」神話に異変 東アジアで薄毛化加速、中国では20年早まる(ニューズウィーク)

世界全体を見ても東洋人は薄毛の進行度合いが小さいのは事実ですが、近年ではその事情が少しずつ変わってきているようです。

とくに中国や韓国では若い男性の薄毛が急激に増えているのだとか。

その理由として考えられる3つの要因がこちら。

①ストレス

②食生活の変化

③睡眠不足

中国や韓国と言えば、日本以上の激しい学歴社会があり、熾烈を極める受験戦争が社会問題になっているとか。

お隣の韓国では苦労して大学へ行ったのに、卒業しても就職先がないなんてニュースも飛び込んできます。

 

子どもの頃からの詰め込み教育、仕事は激務で残業ばかり…

 

そんな生活が続いたら、そりゃあ薄毛にもなりやすくなります。

東洋人はハゲになりにくい、そんな常識も10年、20年後は変わってくるかもしれませんね。

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