水道水が身体に悪いという話を聞いたことがあります。
水道水には消毒のためにたくさんの塩素が入っていて、塩素たっぷりのシャワーで浴びていると薄毛を引き起こすと。
本当に塩素は薄毛や脱毛の原因になるのでしょうか?
水道水を使い続けることが本当に危険なのか、その真相を紹介します。
水道水の健康被害はある?
そもそも、水道水を飲んで体調が悪くなったり、お風呂に使うことで肌荒れを引き起こしたりという健康被害はありえるのでしょうか?
普段何気なく使っている水道水には殺菌のためにたくさんの塩素が含まれています。
地域によって違いますが、都心部の水は地方に比べてもかなり不味い!つまり塩素がたくさん使われているって事なんでしょう。
水道に含まれる塩素も危険ですが、水道管の老巧化も問題になっています。
地底を走る水道管は何十年も前に設置されたもの。
とうぜん、その中を毎日掃除できるわけもなく、古い水道管の中では赤さびが発生していることもあり得ます。
汚れた水道水を通る水道水も、有害物質が含まれる可能性はゼロではありません。
というわけで、水道水はさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。
その代表例がこちら。
- 身体に塩素が溜まり癌になりやすくなる
- 塩素が髪のパサつき、薄毛の原因になる
- アトピー性皮膚炎の原因になる
- 肌がピリピリする
とはいえ、そんな健康被害を紹介しているところは、だいたいウォーターサーバやミネラルウォーターの業者だったりするんですけどね…。
また、常識的に考えて、もし水道水の利用でハゲるとしたら、日本国民すべての頭髪が危険にさらされているという事になりますよね。
だけど、塩素がたくさんの水道水といわれる東京と地方の薄毛率を比べても、そんなに大差はないと思われます。
つまり水道の塩素に万が一薄毛になる作用があったとしても、気にする必要はないくらい影響は少ないという事になります。
例えば市販されているお菓子やインスタント食品も、突き詰めていけば、きっと育毛に悪い成分がてんこ盛りでしょう。
だけど、そんなのをいちいち気にしていたら、楽しい人生は送れません。育毛のためにQOL(クオリティ・オブ・ライフ)をおろそかにしたら、本末転倒だと思います。
それに、最近では浄水の技術も向上しているようです。
東京都では、不味い言われる東京の水道水が美味しくなっていることをアピールする為、「東京の水」というペットボトルを販売しているくらいです。
水道水の塩素・カルキもだんだんと減ってきているのですね。
水道水の塩素でハゲるって本当?のまとめ
水道水を神経質に気にしなくても大丈夫。
水道水は薄毛の原因にならないでしょう。
気にせずにガシガシと使って問題ないです。
それよりも、水道水を使わずに不潔にしている方が大いに問題です。
もしど~しても水道の塩素が気になるという方は、専用の塩素除去シャワーヘッドを使うといいでしょう。
塩素が取り除かれ、嫌な臭いが減り、頭皮に優しくシャンプーできると思います。