遺伝子検査をして、その結果をもとに自分だけのオリジナル育毛剤を作ってくれる…そんなサービスがあります。
遺伝子検査付き育毛剤PERSONA(ペルソナ)です。
遺伝子を検査して育毛剤を作ってくれるなんて、なんだか凄そうですね。
今回はペルソナのメリットとデメリットを紹介します。
遺伝子検査付き育毛剤PERSONA(ペルソナ)のメリットとデメリット
育毛剤PERSONA(ペルソナ)のメリット
ペルソナの遺伝子検査では、3つの遺伝的素養について調べてくれて、その結果をもとに育毛剤を作成します。
①アンドロゲンレセプター感受性
②髪の毛の太さ・強さ
③頭皮の強さ
アンドロゲンは男性ホルモンのこと。アンドロゲンレセプター感受性を調べれば、AGA(男性型脱毛症)の発症リスクについて知ることができます。
これらの3つの遺伝子的特徴が導くリスクに適切に対処するため、自分だけのセミオーダー育毛剤を作ってくれます。
検査結果に対応して、14~28種類の天然由来成分をブレンドし、オリジナル育毛剤を作成するみたいです。
自分の遺伝的な特徴に合わせて作られるので、市販の画一的な育毛剤よりも、より確実な育毛効果が期待できるでしょう。
育毛剤PERSONA(ペルソナ)のデメリット
①遺伝子検査の費用が高い
ペルソナは遺伝子検査付きの育毛剤なので、その分高額になります。
遺伝子検査費用が24,800円に育毛剤が12,800円で、合計37,600円です。これで1か月分。
ただし定期購入コースを申し込むと、遺伝子検査込みで特別価格9,800円。遺伝子検査費用が実質無料になります。
2か月目以降も毎月9,800円で、自分のオリジナル育毛剤が送られてくるサービスがあります。
定期コースは最低でも6回以上の継続が条件なので、申し込む前に十分に検討した方が良いでしょうね。
②全額返金保証制度がない
ネット通販で販売している育毛剤には、全額返金保証がついている場合が多いもの。ですが、このペルソナには返金保証はありません。
確かに高額の遺伝子検査をしたうえで作った育毛剤を、1か月以内に返品返金したら割に合わないかもしれませんね。
③どんな成分が配合されているかわからない
14~28種類の天然由来成分が配合されるらしいのですが、それらの有効成分の内容や、どんな理由で配合されるのかがイマイチわかりません。
もしアンドロゲンレセプター感受性が高い場合、それを抑えて育毛効果を得るのは天然由来成分では難しい気がします。
④遺伝子検査でわかることが限定的
遺伝子検査でわかることは、「アンドロゲンレセプター感受性」「髪の毛の太さ・強さ」「頭皮の強さ」の3点です。
男性でおでこから薄くなっていたり、頭頂部から薄くなっているってことは、AGA(男性型脱毛症)になっていることになります。つまり遺伝的にアンドロゲンレセプターの感受性が強いってこと。わざわざ遺伝子検査をしても、ハゲている人からみれば「そんなことわかっとるわいっ!!」という結果が得られるだけです。
髪の毛の太さや強さ、頭皮の強さについても、日常的に頭皮に気を使っている人であれば、わかっているのではないでしょうか。
ペルソナを使ってダメな人、オススメな人
ペルソナの遺伝子検査でわかることは、自分が遺伝的にハゲになりやすいかどうか、そして髪質と頭皮の状態です。
アンドロゲンレセプターの感受性が強いことが原因で薄毛になっている場合、男性の場合はおでこから薄くなるか、頭頂部から薄くなっていきます。女性の場合は、頭皮全体が薄くなっていく特徴があります。
こうったタイプの薄毛であれば、わざわざ遺伝子検査を受ける必要はありません。
つまり遺伝子検査付育毛剤ペルソナを使うメリットがあるのは「まだハゲていないけど、将来薄毛になるかもしれないから心配だよ~」という人。遺伝的な薄毛リスクを理解して、予防のために適切な育毛剤を使う、ペルソナはそんな使い方を可能にしてくれる唯一の育毛剤でしょう。
ペルソナを使ってもあまり意味がないのは、すでにAGAタイプの薄毛になっている人。
ペルソナを有効に使えるのは、まだ薄毛の症状がなく将来のために予防したい人。
配合されている有効成分については不明ですが、ペルソナはどちらかというと薄毛予防のために使うのが良いという印象ですね。
遺伝子検査だけをことも可能です
ちなみに自分が遺伝的にAGA(男性型脱毛症)になりやすいかどうかだけであれば、AGA遺伝子検査キットを購入するだけで調べられます。
このキットはアマゾンでも購入出来て、男性だけではなく女性用のものもあります。
気になる!
調べたい!
ということであれば、こういったサービスを利用するのもオススメです。