育毛対策

男性が20代からハゲ始める若年性脱毛の原因と対策とは?

2015年9月2日

通常薄毛というのは老化現象のひとつとして現れます。しかし細胞分裂が活発で毛髪の成長も盛んな10代や20代からハゲ始めることもあります。これを若年性脱毛症と呼びます。

若年性脱毛症は若いうちに始まるAGA(男性型脱毛症)といえるでしょう。その原因と対策を紹介します。

若年性脱毛症の原因と対策

若年性脱毛症の原因は「遺伝要因」と「環境要因」のふたつが考えられます。

環境要因

20代の男性といえば、人生で最も精力的な時期と言っていいでしょう。

おもいっきり酒を飲む、夜更しをして遊ぶ、外食orインスタント食品ばっかり、社会人として頑張るストレス…そんなものの積み重ねが若年性脱毛症の原因になりえます。

若いが故にめちゃくちゃやっても乗り越えられてしまう、そんな無理が毛髪に悪影響を与えてしまうのです。

めちゃくちゃをやるのが若さの特権と言えなくもないですが、そんな不摂生の影響は30代40代になってから続くでしょう。20代のうちから気を使って、食事や睡眠をとることはとっても大事だと思います。

 

…といっても、せっかくのパワー溢れる20代ですから、そこまで気を使うのももったいない。

育毛の為にも睡眠は7~8時間くらい欲しい…なんて実際には無理だと思います。例えば毎日3時間しか寝ていとか、過剰な無理を避ければよいのであって、普通に6時間くらい眠っていればいいように思います。

食事も3食インスタントラーメンなんて極端な食生活でなければ、それでいいように思います。もちろん、気を使った方がいいに決まっていますが。

 

生活習慣が薄毛を引き起こす重要なファクターであることは確かですが、若年性脱毛症については遺伝要因の方が強いような気がします。

遺伝要因

男性ホルモンの分泌は通常、30歳くらいを境に減少し始めます。つまり20代は男性の人生において最も男性ホルモンが盛んに分泌されている時期という事になります。

では男性ホルモンが凄く分泌されていればハゲるかというと、実際はそうではありません。もしそうなら、20代男性は全員薄毛になってますよね。

男性ホルモンが分泌されてハゲる人は、頭皮にある”5αリダクターゼ”という酵素が遺伝的に強く作用していると考えられます。男性ホルモンと5αリダクターゼが反応することで、脱毛を促進するDHT(ジヒドロテストステロン)という物質が生成され、このDHTによって薄毛が引き起こされるのです。逆に5αリダクターゼが弱い人は、どれだけ男性ホルモンがバリバリに分泌されていてもハゲることはありません。

そんなDHTが原因の薄毛をAGA(男性型脱毛症)と呼び、おでこや頭頂部から、ゆっくりと確実に薄毛になっていくのが特徴です。20代の内からAGAになることも十分に考えられます。

 

自分が遺伝的に5αリダクターゼの活動が強くハゲやすい体質であるかどうかは、父親ではなく”母方の祖父”が薄毛かどうかを確認するのが良いとされています。父親がフサフサでも、母方のおじいちゃんがハゲていれば危険という事ですね。

*詳しくはこちらの記事で説明しています→母方?父方?薄毛やハゲの遺伝はどちらの影響が強いのだろうか?

遺伝的に5αリダクターゼの活性が強ければ、人生で一番男性ホルモンの分泌が盛んな20代に薄毛が始まるのも道理です。

 

その場合に最も有効な対策は、男性ホルモンと5αリダクターゼが作用するのを防いでDHTが発生するのを阻害する薬を使うことです。

  • キャピキシル
  • ミノキシジル
  • フィナステリド
  • デュタステリド

などの成分が含まれた育毛剤が有効になります。

オススメはミノキシジルの3倍もの発毛効果があるキャピシルが配合された育毛剤です。
ザスカルプ
頭皮に塗布する育毛剤のほかにも、飲む育毛剤も存在します。最も有名なのが「プロペシア」ですが、その主成分はフィナステリドです。

プロペシアの飲む育毛剤は薬局などには置いていないので、病院や育毛クリニックで処方してもらう必要があります。

もし本気でAGA(男性型脱毛症)対策をしたいとしたら、ひとりで思い悩むよりも一度クリニックに行ってみるのが良いと思います。

その理由についてはこちらの記事にあります→★AGA(男性型脱毛症)の薄毛を本気で対策するなら、なぜ育毛クリニックに行かなければならないのか?

若年性脱毛症の対策まとめ

若年性脱毛症の原因は、環境要因と遺伝要因のふたつが存在します。なにかと不摂生しがちな20代ですが、それでも若年性脱毛症の原因は遺伝要素の方が強いと考えます。

その対策は頭皮に発生するDHTの発生を、出来るだけ抑えることが大事。

その為にはDHT発生を阻害する育毛剤育毛クリニックに行くという事が大事なのではないでしょうか。

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