ハゲに効く食べ物

漁師にハゲが少ない理由と食べるとハゲる魚、育毛になる魚とは?

2017年11月30日

毎日漁に出て、ギラギラと輝く太陽の元、魚たちと戦っている漁師。

そんな漁師たちは、不思議なほど薄毛がいないそうです。

 

過酷な肉体労働によるストレス、強い紫外線による皮膚の光老化(こうろうか)現象。

これらは薄毛の原因になります。

 

本来であれば、一般的な仕事をする人たちよりも漁師の方が薄毛リスクが高いように感じるのですが…。

なぜ、漁師たちは薄毛にならないのでしょうか?

その秘密を紹介します。

漁師たちが薄毛にならない秘密

漁師にはハゲ、薄毛に悩んでいる人が少ない。

確かにテレビなどで漁師を見かけることがありますが、薄毛の漁師は少ないような気がします。

 

その理由は、魚をよく食べるから。

 

なぜ魚をよく食べると薄毛にならないかというと、魚にはDNA(デオキシリボ核酸)やRNA(リボ核酸)が豊富に含まれているからみたいです。

髪の薄毛の悩み解消には、老化のストップが不可欠ということで、そのアンチエイジングに効果を発揮するのが、「核酸」なる栄養素。

若々しさを維持するためには新しい細胞が絶えず作り出される必要がある。

「核酸」はそのための必須の栄養素で、大きく分けてDNA(デオキシリボ核酸)とRNA(リボ核酸)という成分が含まれているのだそうだ。氏はそのために最適な食べ物がイワシだと勧めている。

「イワシは、DNAとRNA、2つの成分が豊富に入っている」ので細胞の若返りには理想的な食品だという。頭皮を健康にして、髪にハリとコシを与える育毛効果があるほか肌がきれいになったり、シミができにくくなるのだという。

参照元:漁師にハゲが少ないのは魚食にあった!(アサ芸プラス)

こちらの記事によると、DNA・RNAに強いアンチエイジング効果があり、薄毛の予防にも効果を発揮するとのこと。

DNA・RNAは魚に多く含まれていて、中でもイワシが育毛にオススメ。

イワシにはDNA・RNAだけではなく、メチオニン・亜鉛・EPAやDHA・エコンザイム・タウリンなどが含まれていて、それぞれが薄毛予防に有効な栄養素です。

 

体内で作られるDNAとRNAは20歳くらいをピークに、それ以降は生産量が減っていきます。

そのため歳をとればとるほど、食事でDNA・RNAを摂取するのが大切になってきます。

髪に元気がない、お肌に年齢が出てきた…そんな時はイワシを丸ごと食べることができる「イワシの缶詰」なんかを積極的に食べるのがいいみたいですね。

 

DNA・RNAはイワシをはじめとした魚類以外にも、豆類、鶏肉、レバー、干し椎茸なんかに豊富に含まれています。

これらの食品をバランスよく食べれば、薄毛の予防になるし、アンチエイジング効果も期待できるでしょう。

イワシを食べている漁師と食べていない漁師の違い

TBSで放送された「名医のTHE太鼓判!」という番組でイワシの育毛効果について特集していました。

その番組では、実際に三重県鈴鹿市の白子漁港に赴いて、イワシと薄毛の関係を調査したのす。

 

港で働いている漁師さんにインタビューをして調査した結果、確かにイワシの漁師さんにほとんど薄毛はいませんでした。

薄毛の確率が上がる60代や70代であっても、しっかりとした髪の毛が生えていたのです。

薄毛の漁師さんもいましたが、詳しく聞いてみるとイワシが嫌いで普段はあまり食べないことが判明。

 

イワシをたくさん食べる漁師さん→高齢になっても髪がしっかり!

イワシが嫌いであまり食べない漁師さん→薄毛

 

そんな関係が見えてきたのです。

調べてみるとイワシ大好き漁師さんは血管年齢も平気より圧倒的に若く、イワシが健康に良いことが明らかとなりました。

では次に、食べると薄毛のリスクを上げてしまう危険な魚を紹介します。

食べると薄毛リスクが上昇する魚は?

食べ過ぎると薄毛・脱毛リスクを上げてしまうのは、マグロ類・くじら類・サメ類などの魚類です。

その理由は、これらの魚類の体内には水銀が含まれている可能性があるから。

水銀は海水の中にごく微量に含まれていますが、プランクトン→小魚→中型魚類→大型魚類と、生態系のトップであればあるほど生物濃縮で水銀の量が蓄積されていきます。

水銀を摂取しすぎると、抜け毛が増える原因になりえます。それ以外にも、手足や口周辺のしびれ、言語障害、視野狭窄、運動障害、聴力障害などの症状があらわれる場合があります。

高度成長期時代の日本で発生した水俣病もまた、工場排水の水銀が原因でした。

現在では工場排水はきちんと処理をして一定の水質基準を満たしてから放出する必要があります。

そのため、一昔前に比べれば海もキレイになりましたが…普通の魚であれば問題ないレベルでも、生態系のトップでは依然として水銀の濃縮が認められるようです。(厚生労働省でもマグロやサメ類の食べ過ぎを控えるよう発表しています)

 

とくに刺身や寿司などで私たちが食べる機会の多いマグロは、食べ過ぎに注意した方が良さそうです。

薄毛予防が期待できる魚まとめ

魚にはDNA・RNAをはじめとした、髪に良いとされる栄養素が豊富に含まれています。

そのため、魚をよく食べる漁師の皆さんには薄毛・ハゲがすくないみたい。

特にオススメはイワシ。

とはいえ、イワシを食べれば髪が生えるというわけではなく、その健康効果、アンチエイジング効果によって髪が元気になるようです。

 

逆に育毛のために食べ過ぎではいけないのが、水銀が含まれている可能性のあるマグロ。

少量であれば問題ありませんが、たくさん食べすぎるのは控えましょう!!

ポイント

育毛にオススメの魚:イワシ

食べ過ぎが危険な魚:マグロ類・くじら類・サメ類

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