育毛対策

M字型ハゲ必見!抜け毛の5つの原因と進行を遅らせる方法

2016年10月1日

おでこの両端から剃りこみが入るように薄くなっていくハゲ方を、その形状がアルファベットのMに似ている事から「M型ハゲ」と呼びます。

M型ハゲは女性にはほとんど見られず、男性のAGA(男性型脱毛症)に多く見られるハゲ方です。

M型ハゲのほかにも、頭頂部から薄くなる「O型ハゲ」、2つが合わさった「複合型ハゲ」などがあります。

その中でも、M型ハゲが最も多いハゲ方になります。

M字型ハゲの原因と5つの特徴

①遺伝的要素

M字型ハゲはAGA(男性型脱毛症)特有のハゲ方です。その原因は脱毛を引き起こすホルモン「ジヒドロテストステロン」にあります。

頭頂部や前頭部は、ジヒドロテストステロンを発生しやすい場所であり、そのため薄毛になりやすいのです。

AGAは遺伝的要素が強いので、M型ハゲも同様に遺伝すると考えられます。

親や祖父がM型ハゲだった場合、自分もM型ハゲになる確率は高いでしょう。特に母方の祖父が薄毛の場合、薄毛の遺伝的素因が自分に伝わっている可能性が高いようです。

②頭皮の血行不良

前頭部は頭皮がつっぱって、血行不良になりやすい場所です。

そのため、毛根に栄養が行き届かずに薄毛になってしまう場合があります。

おでこや薄くなっている部分を手を使って動かしてみて、ぜんぜん動かない場合や、頭皮が固い場合は、M型ハゲになりやすい環境になっている可能性があります。

対策としては、毎日のマッサージや育毛剤の塗布で前頭部の血行を促進すること。そうすれば皮膚が柔らかくなり、皮膚のつっぱりが改善されるでしょう。

③紫外線の影響を受けやすい

生え際の毛根は、日光を直接浴びる機会が、他の個所よりも高いです。

この紫外線の悪影響で、ヘアサイクルが乱されてしまう可能性があります。

紫外線が当たりすぎると、皮膚にシミやシワが増えます。頭皮への紫外線も同じです。頭皮が日焼けしたり、毛根にダメージを与えたりすることで、抜け毛の原因になります。

生え際は特に紫外線の影響が強いため、薄毛になりやすいのです。

④前髪は引っ張られやすい

髪の毛はずっと引っ張られていると、抜けやすくなってしまいます。

例えば強い力でポニーテールにした場合、毛根が引っ張られて抜け毛が増えます。ひっつめ髪の芸者さんや、かつらを被る芸者は、そのため生え際が薄くなっていくといいます。

これを「牽引(けんいん)性脱毛症」と呼びます。

オールバックにしたり、髪をかき上げたり…前髪は他の部位の髪の毛よりも、引っ張られる頻度が高いもの。そのため、前髪は抜けやすい環境にあるといえます。

⑤慢性的に眼精疲労である

最近では1日中、スマホの画面を見たり、パソコンの画面を見たりする人が多くなっています。目を酷使しすぎると、気づかないうちに眼精疲労になってしまうかもしれません。

実はこの眼精疲労が、肩や頭皮の血流を悪化させて、知らず知らずのうちに薄毛を引き起こす原因となってしまいます。

特に眼精疲労が酷いと、M型薄毛の原因になるといわれているので注意が必要です。

目を酷使していると自覚している人は、目を休める時間を取ったり、目に良いサプリメントを飲んだりして対策を行いましょう。

M字型ハゲの進行を遅らせる方法

M字ハゲを遅らせる方法をまとめるとこちら。

①髪の生え際に紫外線を当てない(帽子をかぶる)

②頭皮マッサージで血行を良くする

③目が疲れたらすぐに休む

 

M字ハゲに悩んでいる方の中には、生まれつきおでこが広い方や、生え際が薄くなっている方もいるでしょう。

昔と比べて明らかに薄毛が進行しているのなら問題ですが、昔からM字ハゲでとくに進行していないのであれば、それは”薄毛”ではないかもしれません。

実際、わたしも子どもの頃からおでこが広く、M字ハゲの傾向が強かったのですが、大人になってもM字ハゲが進行することはありませんでした。

 

自分がM字ハゲかどうかを判断するには、数年前と現在の毛量の変化を確認する必要があります。

M字ハゲの最も大きな要因は遺伝的な要素の強いAGAです。

本気で進行を食い止めたいのなら、育毛クリニックで相談するのがいいでしょう。

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