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新発見!毛髪を数カ月で90%以上回復させる薬「ルキソリチニブ」とは!?

2016年9月28日

アメリカで「円形脱毛症の治療に高い効果を発揮する薬が発見された」という報道がありました。

円形脱毛症は発症原因が不明である場合も多く、悩んでいる方も多い病気です。効果の高い新薬が開発されれば、多くの円形脱毛症患者の悩みが解消するかもしれません。

どのような薬が発見されたのでしょうか?

円形脱毛症が90%改善!ルキソリチニブとは?

骨髄繊維症の治療薬「ルキソリチニブ」が円形脱毛症の治療に効果があるということが分かりました。

骨髄線維症の治療薬であるルキソリチニブにめざましい発毛効果があることが、米国コロンビア大学の調査で分かった。

薬に反応しない患者もいたが、12人中9人には薬の効果があり、髪の毛が生えて来たという。そして驚いた事に、おおよそ4カ月でその9人の髪の毛は90%以上回復した。つまり、ほとんど元通りに戻ってしまったことになる。

残念なことに、髪が戻った9人のうち3人は、薬をやめるとまた髪が抜けてしまったそうだ。だが、「薬を服用する前の状態より髪が多い状態にとどまっている」と研究者は言う。

参照元:円形脱毛症に効果あり!毛髪を数ヶ月で90%以上回復させる薬が発見された

日本の厚生労働省では、ルキソリチニブは骨髄線維症や真性多血症の薬として承認されています。

 

ルキソリチニブには「血小板減少」「貧血」「好中球現象」「頭蓋内出血」「鼻血」「血尿」などの副作用が出る場合があります。

ルキソリチニブが円形脱毛症に効果があるとわかっても、安全性を十分に検証しなければなりません。円形脱毛症の治療薬として使われるのには、まだまだ時間がかかりそうですね。

ですが、このまま研究が進めばいずれ円形脱毛症の薬として使われると思います。

元々は違う薬だった育毛成分

ルキソリチニブと同様に、元々は違う疾患の治療薬だったものが、薄毛治療に転用されるのはよくあること。

薄毛改善効果の高いミノシキジルは、元々は高血圧治療剤として開発されました。

デュタステリドも、元々は前立腺肥大の薬です。

おすすめ記事:デュタステリドの副作用とは?発生確率がプロペシアの2倍以上という副作用の症例について。

元々は抗がん剤投与による抜け毛を改善するために開発された薬を利用した育毛シャンプーもあります。

おすすめ記事:元々は抗がん剤副作用対策で開発!プロテイン配合シャンプー「プログノ」の育毛効果とは?

円形脱毛症の治療にしても、関節リウマチの薬「トファシチニブ」が効くとされ、研究が進められています。

画期的な薄毛治療薬になるかも!?

今回のコロンビア大学の研究では、対象が円形脱毛症に限られましたが、普通の薄毛にも発毛効果があるのか、これから研究を進めていくそうです。

もし、円形脱毛症に限らず、すべての薄毛に改善効果があるとしたら、それこそ画期的な薄毛治療薬となるかもしれません。

 

日本の厚生労働省では、ルキソリチニブを骨髄線維症や真性多血症の薬として承認しています。骨髄繊維症も真性多血症も、どちらも「正常な血液を作り出すことができなくなる病気」です。

ルキソリチニブに「正常で健康な血液を作り出す効果」があり、それが円形脱毛症の改善に効果を発揮しているのなら…そのほかの薄毛にも効果を発揮する可能性は十分にあるのではないでしょうか。

コロンビア大学の研究の続報が待たれますね。

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