ハゲの雑学

頭皮にいいシャンプーと頭皮に悪いシャンプーの見分け方

2016年8月17日

頭皮にいい影響のあるシャンプーを選ぶには、頭皮に悪い影響を与えるシャンプーを判別する必要があります。

その判別をするには、ラベルに記載されている”成分表”を確認するのが一番!

使い続けると頭皮に悪影響を及ぼしてしまう、シャンプーの成分を紹介します。

これだけは避けたい!”ラウリル”という成分が配合されたシャンプー

シャンプーには皮脂を洗い流すために界面活性剤が含まれています。界面活性剤は水と油を混ぜることができ、皮脂を落とす効果があります。

界面活性剤の中でも頭皮に悪影響を及ぼすといわれているのが「ラウリル」という文言が含まれた成分

  • ラウリル硫酸Na(ナトリウム)
  • ラウリル硫酸カリウム

これらのラウリル系界面活性剤を長期間使用すると、髪の毛や頭皮に深刻なダメージが発生するといわれています。

ラウリル硫酸ナトリウムの分子は非常に小さく、その分子が頭皮から入り込んで”毒”として蓄積されてしまう可能性もあるのです。これを経皮毒と呼びます。皮を経て届く毒という意味ですね。

シャンプーの成分表を確認し、”ラウリル”という成分を発見したら、それを買うのは止めておいたほうがいいでしょう。

紛らわしい!ラウレス系の界面活性剤

ラウリル硫酸と紛らわしい名前なのが、同じ界面活性剤であるラウレス系の成分です。

  • ラウレス硫酸ナトリウム(ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム)
  • ラウレス硫酸アンモニウム

ラウリル硫酸系の界面活性剤があまりにも頭皮に悪いということで、それを改良することで生まれたのが、このラウレス系の界面活性剤です。

改良の結果、ラウリルよりも分子が大きくなっているので、頭皮から成分が取り込まれる危険性が格段に下がっています。頭皮への悪影響も軽微です。

安価に生産できるため、一般的な家庭用のシャンプーの多くにラウレス硫酸ナトリウムが含まれています。

確かにラウレス硫酸も頭皮に悪影響を及ぼす可能性はありますが、それほど神経質に避ける必要はないでしょう。

さらに紛らわしいラウリン酸の成分

ラウリン酸ナトリウムという界面活性剤も存在します。

ラウリン酸はココナツオイルに含まれている飽和脂肪酸で、強い殺菌作用も持っています。その化合物であるラウリン酸ナトリウムは、界面活性剤でありながら毒性が低いものになります。

ちょっと高級なシャンプーや、頭皮にやさしいスカルプシャンプーに含まれていることが多い成分です。

ラウリン酸ナトリウムを界面活性剤として使っているシャンプーであれば、安心して使い続けることができるでしょう。

ラウリルだけは覚えておこう!

ラウリル→最悪!

ラウレス→普通!

ラウリン→グッド!

紛らわしいですが、このような感じですね。少なくともラウリルだけは覚えておいたほうがいいでしょう。

今使っているシャンプーの成分表を確かめてみてください。

もしラウリル酸ナトリウムなんかが配合されていたら…それを使い終わった後は違うシャンプーにした方がいいでしょうね。

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