育毛対策

オウゴンエキスの育毛効果と副作用について。

2016年6月26日

数々の育毛剤に含まれている「オウゴンエキス」ですが、その育毛効果とはどのようなものなのでしょうか?

オウゴンエキスの効能と、頭皮や髪の毛への影響を紹介します。

オウゴンエキスの育毛効果と副作用

オウゴンエキスとはシソ科の「コガネバナ」という植物の根っこから抽出したエキスのことです。

オウゴンは黄芩として漢方として使われているので、その効能は折り紙付きです。

オウゴンエキスの効能を紹介します。

オウゴンエキスの育毛効果

まずは漢方としての黄芩の効能を紹介します。

  • 抗菌作用
  • 解熱作用
  • 利尿作用
  • 解毒作用
  • 抗アレルギー
  • おう吐・下痢の改善
  • 肝機能の活性化

これらは黄芩(オウゴン)を漢方として服用した際の効能です。

では次に、育毛剤に含まれるオウゴンエキスの頭皮への効能を紹介します。

オウゴンエキスの効能

  • 頭皮の炎症を予防する。
  • 肌荒れを予防する。
  • 頭皮の水分保持力を高め、潤いを与える。
  • 紫外線による肥厚(ひこう)を予防する
  • ストレスが原因のAhR-CYPシグナルを抑制し、皮膚の老化を防ぐ
  • ジヒドロテストステロンの生成を抑制する。

*肥厚とは皮膚が厚くなることです。

*AhR-CYPシグナルが発せられると頭皮のコラーゲンが分解されてしまい、育毛に悪影響を及ぼします。

 

オウゴンエキスのもっとも重要な効能は、5αリダクターゼの働きを抑制し、脱毛ホルモン・ジヒドロテストステロンの生成を抑えるところ。

つまり、ジヒドロテストステロンが原因のAGA(男性型脱毛症)に効果を発揮するということになります。

もちろん、保湿や抗炎症作用があるので脂漏性脱毛症にも効果を発揮するでしょう。

これらの複合的な効果があるからこそ、多くの育毛剤に配合されているんですね。

オウゴンエキスの副作用

漢方としてのオウゴンは、呼吸器系と肝機能に副作用が現れる場合があります。

動悸・息切れがしやすくなったり、肝機能が低下することで倦怠感や食欲低下なんて症状が現れる場合も!もちろん、体質が合わなかった場合のみですが。

育毛剤に含まれるオウゴンエキスについては、ほとんど副作用の危険性はないでしょう。

オウゴンエキスは天然成分ですし、たくさん配合されている育毛成分のひとつとして使われているので、その濃度も問題のないレベルです。

オウゴンエキスは安心して使える育毛成分といえるでしょう。

オウゴンエキスはAGA(男性型脱毛症)に効く!

オウゴンエキスはジヒドロテストステロンの生成を抑える働きがあるため、数少ないAGAに効果のある育毛成分ということになります。

ただし、あくまでも漢方薬であり、天然由来の成分です。

副作用の危険性がないということは、裏返して言えば”効果が劇的ではない”ということです。

プロペシアなどの飲む育毛剤は、服用し始めたら数か月で変化が実感できるでしょう。ですがオウゴンエキスの効果を実感するには、かなり長期間使い続ける必要があると思います。

メリットもデメリットありますが、オウゴンエキスがとても優秀な育毛成分であることは確かですね。

オウゴンエキスが配合された育毛剤はイクオス!

-育毛対策
-