育毛・薄毛と○○の関係

育毛・薄毛とノンシリコンシャンプーの関係。シリコンは発毛を邪魔するのか?

2015年5月8日

髪にノンシリコンシャンプーが良いという噂は聞いたことがあります。

でも、シリコンって何?

薄毛やハゲにはシリコンの入ったシャンプーは悪影響なの??

そんな育毛とノンシリコンシャンプーの関係について調べてみました。

育毛・薄毛とノンシリコンシャンプーの関係

シリコンってなんなの?

シャンプーに入っているといわれているシリコンとは、そもそも何なのでしょう?

シリコンとは人工的に作られた「油」のようなもの。髪のコーティング剤の一種です。

髪の毛に艶をだしたり、手触りを良くしたりと言った効果があります。

なんでそんなコーティング剤が、髪を洗うのが目的のシャンプーに入っているのでしょうか。

リーズナブルなシャンプーには、安価で洗浄力の強い成分が含まれていることが多いです。そんな強力な洗浄成分は、髪の汚れを落とすと同時に髪に軋みなどが起きてしまいます。それを防いで指通りを滑らかにするために、わざわざシリコンを配合させているというわけ。

シャンプーのラベルには配合された成分が記載されていますが、読んでみてもチンプンカンプンです。

そんな成分表の中で、具体的なシリコンの成分名を紹介します。

  • ジメチコン
  • シロキ
  • シリカ
  • メチコン
  • シクロメチコン
  • アモジメチコン

これらの成分がいわゆる「シリコン」と呼ばれるものになります。

 

CMで髪をかきあげるお姉さん。

髪の毛がサラサラでツヤツヤ。でもこの光沢は脂分であるシリコンオイルの効果なのかもしれません。

そしてそれだけ髪がツヤツヤになるってことは、頭皮までもサラサラのツヤツヤになるくらい、シリコンでコーティングされている、という可能性もありますよね。

なんだか髪にはいいけれど、頭皮には悪そうな気がします。

シリコンが育毛に悪影響を与える理由

人工的に作られたシリコンオイルが、髪と共に頭皮に付着してしまう。洗い流しても頭皮のシリコンが残ってしまい、その結果毛穴が詰まってしまう。それが育毛にとって悪影響になると言われています。

シリコンという成分が育毛に悪影響があるというより、シリコンというコーティング剤が頭皮に残ってしまうことが薄毛になる原因です。

 

ですので、シリコン自体にそんなに神経質になる必要はありません。

シリコン=ハゲの原因!!というわけではないようです。

それよりも、シリコンオイルを含めたシャンプーの洗い残しの方に原因があるといっていいでしょう。

ノンシリコンシャンプーを使っていても、シリコン入りシャンプーを使っていても、シャンプー後のすすぎには多めの時間を取ってください。

頭皮や毛穴にシャンプーの洗い残しがないようにきちんとすすげば、シリコン入シャンプーを使っていても問題なしです。

 

シリコンと育毛まとめ

ノンシリコンシャンプーが流行して、シリコンがすっごい髪に悪いみたいなイメージが定着しています。だけれど調べてみると、シリコンは合成された成分だけれどもめちゃくちゃ悪いってわけでもなさそうです。リンスやコンディショナーにも普通に使われています。

シリコンが直接的に脱毛の原因になることはありません。

それよりも、シリコンを含めたシャンプーのコーティング剤・洗浄成分や皮脂が、シャワーですすいでも頭皮に残ってしまうことの方が問題です。

 

シャンプーについてはそんなに神経質になる必要はありません。

ですがちょっと高めのノンシリコンシャンプーを使えば、髪の毛にも頭皮にも安心して使えるのではないでしょうか。

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